【部員コラム】No.31~40

つめ

ついに自分の番がやってきました。中長距離ブロックの平原です。

最近、僕は四年間住んでいた小平市のアパートから引っ越しをしました。
何とか引っ越しも順調に終わりそうだと感じたそのとき、アクシデント発生。洗濯機が置けない!
引っ越し先に洗濯機置き場はあるのですが、隣のアパートのフェンスがギリギリまで迫っていて、洗濯機置き場に洗濯機を置けなかったのです。「フェンスの上からなら…」と必死で(ホントに必死)洗濯機を持ち上げても無理でした。「あらかじめフェンスと壁との距離を計っておけば…」と自分の詰めの甘さを嘆きました。

詰めが甘かった

僕は競技面でも自分の詰めの甘さからチャンスを逃したことが何度かありました。振り返ると「勿体ないことをした」と思いますが、時すでに遅しですね。
本格的にシーズンが始まってきました。皆さんには様々な目標があると思いますが、その目標を達成できるように最後の最後までしっかり頑張って下さい。

次回は「詰めが甘い」と言われることが最もなさそうそうな、森さ~~~ん!お願いします。
2005年3月26日 平原 渉太

『気持ちで負けない』

こんにちは、北村です。卒業式を先週迎えることができ、無事に卒業できました。最後にこのコラムに登場することができ、嬉しいです!!

 今まで陸上競技に取り組んできたなかで、一番大切だと思った言葉が『気持ちで負けない』ということです。中学校のときの先生に練習のときから言われていました。これは、練習のとき、自分よりも速い人と走るとなると、どうせ負けるからと言う思いで、その人の後ろを走ったり、試合のときでは、今まで負けていた人には勝てないと言う思いで先頭に出ることなく走ったりすることによって、消極的になってしまうことがないように、という意味があると感じています。私自身、気持ちで負けてしまった試合がいくつかあり、走った後、反省ばかりしていました。しかし、気持ちが入った試合では、走った後、楽しく走れたと思える試合が多く、タイムも満足できるような試合も多かったと感じられました。

 これからの身近な試合では、関東インカレの標準記録突破に挑戦する試合、5月中旬には関東インカレを迎えます。大舞台で力を発揮することで重要なことは、私自身、経験よりも『気持ち』だと思います。みんなには、チームメイト、コーチ、家族などたくさんの人が応援してくれています。応援をパワーに変え、『気持ちで負けることなく』、積極的なレースができれば、応援している人にとっても気持ちのいいレースになると考えています。

 今後のみなさんの活躍を長崎の田舎で楽しみにしています!!

 では、次回は、同級生でご近所だった平原くんに最後のお言葉をいただきたいと思います!よろしくー

2005年3月23日 北村 奈夕

“プラス思考”と“のうてんき”

こんにちは!短距離ブロックの田中健次です。チェンジ。
先日、行われました静岡での全体合宿では到着1時間後に悪い癖である足首捻挫をしてしまい、一刻も早い復帰を迎えるため松葉杖を使用し、皆様にも大変ご心配をおかけしました。今では痛みもなくなり、徐々に走り始めています。
捻挫をしてしまった直後からしばらく自己嫌悪に陥りました。しかし、いろんな人と話してようやく元気を取り戻し“プラス思考”になりました。「できることは山ほどある」「いつもはなかなかしない嫌なこともしよう」「いつも以上に皆を見ることができる」「いい休養だ」「調子がよかっただけに走ったら他の大きな怪我をしてしまっていたかも」などなど。
当時はこれらを“プラス思考”としていたものの、もう一度考えると“のうてんき”な部分もあったのではないかとも思います。“のうてんき”は次のステップを考えずに見つけた心の休憩所というか、現実からのよそ見というか、一瞬の心の晴れ間というか…うまく表現できませんが、そんな感じであり、“プラス思考”とは違う気がします。脳会議時間の違いでしょうか…
                                            以上です。
ちっともまとまりませんでしたが、要するに、怪我をして体を思う存分に動かせなくなったときは頭をフル回転させ、やるべきことをしつつ回復を待ちましょう。
“のうてんき”に元気になるのではなく、“プラス思考”で元気になりましょう!

次回は北村奈夕先輩です。よろしくお願いスマッシュ!!
2005年3月19日 田中 健次

隊員たちへ

どうも三代目隊長の高橋健一です。隊の名前は、誤解を呼ぶ恐れがあるので伏せておきます。先日は陸上競技部全体の盛大な送別会を開いて頂きまことにありがとうございました。今日は隊長として隊員に最後の言葉を残したいと思います。
一つ、安全運転を志すこと。
一つ、自分のバイクを世界一かっこいいと思うこと。
一つ、絶対に死なないこと。
一つ、陸上競技選手であること。
これを守れないものは除隊を命じる。
ちなみに俺は、Mr.セイフティドライバーと呼ばれ、笑くぼが愛らしいバイクに乗った100m選手である。2005年3月18日をもって三代目隊長の任期を満了し、今後は健康のためにも、自転車に乗り換えるつもりである。四代目隊長には、伊作良平を任命する。隊長たるもの隊員のよき見本となるよう努力を怠らないように。
そして、陸上競技部のみなさん。いよいよ2005シーズン開幕ですね。順調に仕上がってきていますか。僕の言うことはあんま当てにならないかもしれないけど、一つだけアドバイスをしたいと思います。
“あきらめたら、そこで試合終了だよ。”これは、ある高校の監督が選手にかけた言葉です。有名なセリフですよね。僕は、練習がきつくて、『もうやめたい』と思ったとき、何度もこの言葉に助けられました。この言葉、意外と使えます。みなさん、練習中またはレース中、あきらめそうになったら、何度も自分に言い聞かせてみてください。いいですか。“あきらめたら、そこで試合終了だよ。”
次は、健一の次ということで、健次君にチェンジします。よろしく。

2005年3月16日 高橋 健一

当たり前のこと。

皆さん、こんにちは。大学院2年、跳躍ブロックの竹内宇宣です。
学部時代に主将をやりたくてやらせてもらった経験から、みんなの前や個人的に等、色々な場面で色々な人と話す機会も多くあり、俺は本当に幸せ者だと思います。今までのコラム担当者の言葉を読めば、皆にとって重要なことが非常に多く含まれていると思うし、俺が言っても繰り返しになるかもしれませんが、ちょうど全体合宿が終わるとともに、長かったであろう冬期練習期間も終わり、いよいよシーズンが始まるというこの時期にコラムが回ってきたことから、少しだけ書こうと思います。
数日後には今年のシーズンが始まり、2ヵ月後には関カレです。多くの選手にとって最大の目標が関カレだと思います。俺の個人的な意見ですが、その試合に至る過程は非常に大切ですが、勝負は結果が全てだと思います。1年も前から目標とし、準備してきた試合に自分の全てを、また自己ベストくらい出せなければ、この数ヶ月必死で取り組んできた練習は無意味なものになると思います。そこに集まる選手は、たった数本、走る・跳ぶ・投げるために、これまで何百回、あるいは何千本も繰り返し、信じられないくらいの時間を練習に費やしてきた選手です。誰もが勝ちたいと思っています。皆が決めた目標は、簡単に達成できるものではないと思います。達成する為に求められるのが、1人1人の結果です。あくまでも、全体の結果は、1人1人の結果を合わせたものです。もっともっと、この部活が戦う集団になって欲しい。どれだけ強い覚悟を持ち、1人1人が勝ちや1点にこだわれるかだと思います。
誰でもどこかで壁にぶつかります。しかし、限界は自ら作るものではなく、自ら乗り越えていかなくては強くなれません。まだまだ、皆は多くの部分で強くなれると思います。俺は力のある選手はたくさんいると思っています。だからこそ、もっと強く、もっと大きくなってください。期待しています。
俺が次に回せるっていったらこの人しかいないな。よろしく健一。

2005年3月12日 竹内 宇宣

明日から合宿です

次回のコラムは水曜なのですが、明日から木曜までエコパにて全体合宿中のため土曜になります。
ケガには十分注意して、シーズンインに向けて実りある合宿にしてきたいと思います。頑張ってきます!!

2005年3月6日 

オペラ

大好きなプレイボーイ藤巻さんから15フィートのバトンをパスされましたが、結局14フィートしか勃てられていない今城です。
いつも様々なオペラを演じていると思うことがあります。
なぜオペラの内容は悲劇ばかりなのか。「人の不幸は蜜の味」ともいわれており、他人の幸せよりも他人の不幸の方が人の関心を誘うようです。
おそらく競技スポーツをしているわれわれの中にも深層心理の中では人の不幸を面白く感じている人もいるのではないでしょうか。
人生そううまくいかないようです。

次は跳躍ブロックの神様、宇宣さんにキラーパスを出させていただきます。よろしくお願い致します。

2005年3月5日 今城 圭悟

考えて練習しよう

クマーー!!よねからアンダーバトンパスでもらった跳躍ブロック4年の藤巻克彦です。
何を書こうか少し考えて、僕しか書けないことをと思ったので、てっちょも書けるかもしれないけど、僕がいた頃の(現在はどうなっているのかは知りません)N田高校陸上部について少し書こうと思います。聞きたい?どうしよっかなー。やっぱやめた!いややめない!森下にはあげない!
N高陸上部は世間一般的には「陸上強豪校」とされていますが、その練習メニューは先生がすべて決めていました。技術練の時は種目で別れますが、長距離以外の種目の人は基本的に皆同じ練習メニューを行います。女子も男子と同じメニュー。しかし、同じ練習をしていても全員が強くなるわけではなく、僕みたいにあまり伸びなかったのもいるわけです。そこで大事なのは「与えられたメニューをただこなす」のではなく、「与えられたメニューでも自分なりに考えて練習する」ということだと僕は思いました。どうやったら速く走れるか、跳べるか、投げられるかを常に考えて練習するのと何も考えずに練習するのとでは、同じ練習をしてもその成果は大きく変わってくるでしょう。特に大学生はね。また、今の自分には何が足りないのかを考えましょう。専門的な技術が足りないのか?体力面か?筋力なのか?走るフォームなのか?じゃあそれを克服するためにどういう練習をすればいいのか、を考えることによって、どういう練習が自分に必要なのか、逆に今までやってきた練習の中でこの練習は自分にとってあまり重要ではないのかな、なんて発見もあると思います。そして何より、自主的に練習ができるようになるんじゃないかな。

みなさん、考えて練習してますか??

もうすぐ全体合宿です。合宿が終わればいよいよシーズンが始まります。怪我をしないように「考える」のも重要ですね!お次は、同じポールブロックの今城圭悟君に15Fのバトンをパスします!長!!今ちゃんよろしくー!
 

2005年3月2日 藤巻 克彦

春を待つ気持ち

こんにちは(^^)江連麻紀ちゃんから紹介していただきました米津毎です。テ、天然なんて最近言われなくなっていたのに…もっとシャッキリします!!麻紀ちゃんからは大学最後のシーズンへの熱い思いが伝わってきました。練習中も本当に気合が入っているのがわかります!!多くの3年生にとっては陸上競技のできる最後の年になると思うので、シーズン目前の今が本当に大事な時期ですよね。悔いを残さず「やれるだけのことはやった」と自信を持って試合に臨めるようにもうひと踏ん張り、頑張ってください!!

 さて、春はもうすぐそこまでやってきていますが一般入試の前夜に大雪が降るとは…だれの悪戯でしょう?でも受験生はみんなフレッシュで元気いっぱいだろうから雪の積もったグラウンドでもへっちゃらですよね!?4月から1~3年生はそれぞれ学年が1つ上がり、これまでと同じ環境で陸上に勉強に打ち込んでいくわけですが、新入生は期待と同時に不安がいっぱいのことでしょう。卒業する私たちにとってもこの春はたくさんの出会いと別れが訪れ、環境の変化に初めは戸惑うこともあると思います。「慣れ」は本当に安心で快適ですが、同時に怖いものだと思います。環境に慣れるまではとても不安で、必死で、謙虚な気持ちを持っているけれど、慣れてしまったら胡坐をかいた状態になってしまうことはよくあります。 私たち学生だけでなく、残念ながら大人になればなるほどそうなる人も多いと思います。情熱や誠意を持ち続けるのは簡単なことではないけれど、そういう人に出会えたときはとても感動し、私もそうありたいと改めて思います。これからいくつの出会いや別れがあったとしても、今まで得た大切なこと、大切な人のことは忘れず常に意欲的であり続けたいと思います。昔の作家とかそういう人たちは、本当に苦労しながらも情熱を持って疾風のごとく駆け抜けるように生きてみんな若くて死んでしまっているけれど、今なら惚けていても生きていけるのだからもうちょっと人に優しくするとか、1つのことに情熱を傾けるとかすればどんなにか皆が平和に過ごせるんでしょう。「自分はちょっと中だるみなんじゃないかな」とか「人に優しくしていないな」と思い当たる人は今の自分とよく向き合い、入学当時の緊張感や初心を思い出し春は新たなスタートとして考えてみてみるのはいかがでしょうか?

 次回は、同じ跳躍ブロックで“まっきー”の愛称でみんなに親しまれている藤巻克彦くんにバトンパスします。4月からは私も同じ千葉県民!?ヨロシクね~!!
2005年2月26日 米津 毎

陸上10年目をむかえて…

前野さんから紹介していただいた江連麻紀です。短距離ブロック現在3年で、今は800メートルに挑戦中です!800のスペシャリスト前野様には、色々とお世話になっていて、800についてたくさん学んでいます☆今年こそは、一緒に国立で走りたい!
 さてさて、試合期も近づき私にとって、今年は陸上10年目という節目の年であり、学生最後の試合を迎えることになってしまいました。今年こそは、10年間の集大成として自分が納得いくような結果を残したいと思うばかりです。先日も仲間が標準を突破し、祝福すると同時に、焦りと不安がこみ上げてきました…先輩方ならわかっていただけると思いますが、この時期は精神的にも辛い時期ですね。今が陸上をやり続けてきた中での勝負どころでもあり、苦しい時期であり、頑張らなければなりません。 今までかなわなかった夢を実現させるためには、耐えることが必要なんです。今までは、他の人と比べてしまい、自分が試合に出場できないみじめさを感じ、悔しい思いを何度もしてきましたが、今はとにかく自分との戦いであり、出場権を勝ち取らなければなりません。今まで、こんな気持ちになるとは全く思わなかったし、最後を迎えるようになって感じることが多くあります。もう後戻りはできない…今は前向きに、今まで自分がしてきたことを信じて、強い気持ちで挑んでいくのみです!! 励ましてくれた仲間、支えてくれた家族に、「やったよ!」と言える日がくるように、残りわずかですが気持ちを引き締めて頑張りたいと思います!このHPにて良い報告ができればいいです☆
  なんだかコラムの意味を理解していなく…ただ今の気持ちを書いてしまいました。ごめんなさい。しかし、もう悔し涙は流せません!仲間とあの国立の舞台で戦えるように、自分を信じて頑張っていきます!!
  次に私が紹介する方は・・・・誰よりも高く華麗にジャンプする「よねせんぱい」こと、米津毎先輩です★みなさんもご存知であると思いますが、天然でかわいいですよね^^(笑)よねせんぱい!よろしくお願いしますっ!!

2005年2月23日 江連 麻紀

”楽しむ”

突然ですが、代打を指名されました前野です!  この時期、四年生は実習中の方が多くいらっしゃいますね。卒業前のラストスパート、がんばってください!  本当に実習はいろいろな意味で大変ですよね。私の実習は小学校一年生のエネルギーに圧倒されたものだった気がします。かけっこをした時、真剣に走ったのに負けてしまいました。それが実習の中で一番の思い出となりました・・・。(フライングは小学生にとっての必勝法のようです)
 そんな実習中に私が小学生から教わったことは、”楽しむ”ことの大切さでした。楽しければ夢中になれる、楽しければがんばれる、楽しければできる、そういった姿が自然に多く目に留まりました。そういえば私自身も、楽しむことができたときというのは記憶に残るものだったなと感じることになりました。
 私たちが取り組んでいる陸上競技も、この大学を選び、自分の意思で好きなことをしているのだからこそ”楽しむ”ことを大切にできるはずですよね。とても基本的なことのようで、大切なことなのだなと、改めて感じています。みんなが”楽しむ”ことができる部活作りを一人一人が目指していきたいものです。
 話は変わりますが、いよいよインドアも行われ、シーズンインも始まりましたね。そういえば暖かい日が多くなってきたように思います。この前小金井公園を走ったときには、すでに梅の花がきれいに咲いていました。桜の季節もあっという間にやってくるのでしょう。本格的なシーズンインもあと少しですね。シーズンに向けてさらに部活を盛り上げていきたいですね。
 それでは次は、この冬期も800を目指して熱く練習し部活を盛り上げてくれている、江連麻紀さんお願いします!
2005年2月19日 前野 希代子