【部員コラム】No.111~120

★☆2006年スタート☆★

あけましておめでとうございます。祐一から年越しのバトンをもらいました藤澤です。2006年最初のコラムという節目のコラムを書くのは少々荷が重いですが(苦笑)書かせていただきます。 昨日・一昨日と行なわれたお正月スポーツの代名詞ともなっている箱根駅伝。テレビで見ていた方も多いのではないでしょうか??私は今回関東学連の方で運営をお手伝いさせていただきました。せっかくなので今回はその箱根駅伝について書きたいと思います。 亜細亜大学の劇的な初優勝に終わった今年の箱根駅伝ですが、そんな亜細亜大学の勝因は『チーム一丸』だったと言われています。優勝候補の大学が力を振るえずにいる中、全員の選手が確実に走ることができた亜細亜大学が優勝できたのだと思います。絶対的なエースはいなくても一人一人が自分の役割をやりきるとことにより優勝できるということを亜細亜大学の優勝は証明してくれたと思います。これが『チーム一丸』ということじゃないでしょうか。総合力で戦っていく対校戦ではこの『チーム一丸』が重要になってくると思います。来シーズン最初の対校戦である関東インカレまであと5ヶ月となりました。『チーム一丸』となって戦っていければいいなぁと思います。一人一人が自分の力を出し切り、チームで勝利にむかっていきたいです。残りの冬季練習も『チーム一丸』となって頑張っていきましょう☆★ 今や大学スポーツ界の目玉ということもあり、国民の注目度も高く、それと同時に運営にはすごい注意がはかられ、自分自身もすごいプレッシャーの中仕事をさせていただきました。そしてこの箱根駅伝を通して多くのことを学びました。運営面はもちろんのこと、選手と間近で接することにより、競技に対する姿勢、支える者の重要さ、精神的な重圧など競技面についても学ぶことが多かったです。すごく疲れましたがとても貴重な体験をさせていただくことができてよかったです。この経験を今後の陸上生活に生かしていければいいと思います。 よくわからないコラムになってしまってすみません。それでは次は鶴見中継所まで観戦にいった前主務の飯田哲也先輩に襷を渡したいと思います。ではよろしくお願いします♪♪ 2005年1月4日 藤澤 彩香

カエル

 2005年最後のコラムになってしまいました。私が最初にコラムを書いてから既に一年以上が経過しました。回数も100回を超えました。 現在、私がHP主任を務めさせていただいているのですが、このコラムに関する(HP全体に対するものもあるけど…)沢山のご意見を頂きました。今後とも温かい目で見守っていただければ幸いです。 挨拶はこの辺で。 2005年、振り返ってみれば、月並みですが、あっという間でした。ですが、その中でも自分をカエル(変える)ことができた年だったように思います。 何故そのような事を言うのかというと、タイムとか、順位ではなく、意識の面が変わったと思っているからです。 意識が変わった直接のきっかけになったのは、2004年の箱根駅伝予選会に出場することができなかったことだと思います。しかし、その日を境に急に練習に対して意識高く取り組んだわけではありません。正直言って、練習が嫌いだった私は月間走行距離も短く、ペース走などの長い距離の練習も避けていました。「もう少し頑張らんとなぁ。」と思ってはいても、それを実行するのは難しいことです。少なくとも私にとっては。 その「壁」を乗り越えさせてくれたのは、先輩や同輩の言葉でした。 春先に、キムロに言われたこと 「今のままじゃ、ダメなのわかってるだろ?」 同じく春先、松下さんに教わった 「生活を正せば結果は出る」 ということ。 他にも沢山ありますが、この二つが特に私を動かしてくれたように思います。 キムロの言葉によって練習しない自分をカエルことができ、松下さんの言葉で、食生活や生活リズムの乱れた自分をカエルことができました。それによって自分で言うのも何ですが、飛躍的に競技力を、とりわけ長距離に関する部分を伸ばすことが出来たと思います。 飛躍的に競技力が伸びたといっても、現在の競技力に満足しているわけではありません。しかし、確実に成長しているという自覚もあります。 今年はこうやって、小さなことをクリアすることによって、徐々に自分に自信をつけていくことを意識してきたつもりです。 例えるなら、自分の中に無数の小さな卵があって、その中には「自分の実現したいもの」が詰まっています。それがカエル(孵る)ことによって実現するという具合です。 卵の中には大きなものもあって、それを孵らせるにはとても大きな力が必要です。しかし、それが孵ったときには何物にも変えがたい喜びが得られるはずです。 このように自分の中の卵を孵らせることによって自信がついていくのです。 コレを読まれている皆さんは、 今年何個の卵が孵りましたか? その数や大きさはどうですか? 2005年最後の今日、大晦日にそのようなことを振りカエルことも良いのではないでしょうか? そして、明日は元旦。一年の計は元旦にありという言葉がありますよね。大晦日に振り返ったことを元に、新年の目標を立ててみるのも良いと思います。 そして、その目標を達成するために陸上部の仲間と切磋琢磨していけたら、卵を孵らせていければ、より良いですよね。 あ、来年の目標忘れてますね。言うまでも無く、関カレ1500m出場!点を取る!です。死に物狂いで頑張ります。 長くなりました。今年最後ですから許してください。 ということで、2006年最初のコラムを担当してくれるのは、女子主務の藤澤さんです。 2005年12月31日 齋藤 祐一

2005→2006

 こんにちは♪コラム2回目の登場の中長ブロックの富山です。無事に卒論も提出したことで、またこっそり練習を再開しています。みなさん練習に誘ってくださいね!  卒論→マラソン(無事に完走しました☆)→卒論で12月はあっという間に過ぎて、2005年もあとわずかです。この1年、みなさんにとってどんな1年だったでしょうか? 忘れられない1年になった人、早く忘れたい1年になった人、みんなそれぞれだと思います。そして、あっという間の1年だったと誰もが思ってしまうはずです。 そう、何かに夢中になっているとき程、時間はあっという間に過ぎていってしまうんです。(1日24時間は変わらないはずなのにね…。) あっという間だった1年こそ、振り返ってみると、とっても濃い1年で、未来の自分にとってのパワーになります。「挑む心が道拓く」ちょっと前の陸マガの表紙に載っていた言葉です。 過去を未来の自分に活かすためには、挑戦してみなきゃ何も始まらないと思いませんか?何でもやってみなきゃ結果なんてわからないですからね。 できないことが多ければ多いほど、これからできるようになることはまだまだいっぱいあるはずです。2006年もきっとあっという間に過ぎてしまいます。好きな事に夢中になって、忘れられない1年にしちゃいましょう。 そのための充電期間、1年をのんびり振り返ることができる、この年末年始の時間を大切に過ごしてください。  次は、2006年も学大陸上部を大いに盛り上げてくれることを期待して、祐一に襷を渡しちゃいます。まずは2006年の目標からどうぞ~ 2005年12月28日 富山 美佳

「自己ベスト!!」

 こんにちは、男子跳躍ブロック員の森下です。関カレが終わってグラウンドに行かなくなり半年が過ぎました。きっと三年生を中心に冬期練習を一生懸命やっている時期だと思います。 言いたいことを率直に書くと、自己ベストを出してくださいという事です。これを読んでくれている人の中には、大学に入ってまだベストを出していないという人も多くいるのではないでしょうか?陸上競技をやっていて自己ベストがでないというのは、本当につらいものです。一生懸命練習をやっていればいるだけ、つらいです。自分にとってのピークはもう終わってしまったのではないかとさえ思うことがあります。どうやったら自己ベストがでるか教えることができれば教えたいのですが、こればかりは陸上をやっている人全員が悩んで、自分自身でどうにかしなければいけないことだと思います。特に三年生は、来年で陸上から離れる人もいるはずです。チームワークを高めるために頑張ることはもちろん、自分の結果にもこだわってほしいと思います。 冬期練習も中盤に入り、苦しくきついメニューが続いていると思いますが、そんな毎日が自分を強くしていると信じて頑張ってください。次のコラムは、同じ研究室で卒論お疲れ様でした、富山さんです。 2005年12月24日 森下 裕史

冬季練習とチーム

 こんにちは!最近ようやくグラウンドに顔を出せるようになってきた前島です。このまま問題がなければ、来春には大学院に進学することができるので、ちょっと遅めの冬季練習をスタートしました。なので、最近は筋肉痛の日々を送っています。 みなさんは、冬季練習がかなり本格的になってきた頃と思います。コラムが回ってきて、何を書こうかな~って考えてみて、僕自身が過ごした大学での冬季練習を振り返ってみることにしました。今回はそのことについて書きたいと思います。 1・2・3年生と学年が進むにつれて記録は向上し、振り返ってみればそれなりの練習はできていたのかなって思います。結果についての未練はかなりありますけど…。 1年生のときはただがむしゃらに練習をしていました。2年生のときは、後輩に負けちゃいけないなと思い、あらゆる面で後輩の先をいこうと心がけていました。できていたかどうかはわかりませんが。 3年生のときは、ブロック長として個人よりも男子短距離ブロック全体に意識を向けることが多くなりました。僕の学年の男子短距離が1人だったのでそんなことはできませんが、もしかしたら個人に集中していた方が僕自身の記録はもっと向上させることができたかもしれません。しかし、僕の目標は関カレ総合優勝+1部昇格にあり、それに貢献するためには、男子短距離全体が強くならなきゃ駄目だと判断しました。そのため、短距離ブロックの強さを示しやすいリレーを重視して関カレに挑みました。結果は良くなく、悔しい思いをいっぱいしましたが、そのことに後悔したことは一度もありません。 こうやって振り返ってみると、徐々にブロック、つまりチームのことを考えるようになってきていて、チームってすごく大切だなって感じがします。リレーを除けば、結局点を取るのは個人のパフォーマンス次第ですが、あの関カレの舞台で点を取るまでには本当に多くに人が関わっているだろうと思います。そこに大きく関わってくるのがチームの力なのではないでしょうか。チームの良い雰囲気作りのためには、学年を問わず積極的に関わっていくことが欠かせないと思います。練習のときだけでなく、普段の付き合いも大切です。共有した楽しい時間が長ければ長いほど結束が深まるものです。それがブロックを形成し、部を形成します。 今の陸上部は良い雰囲気になってきた、という話をよく聞きます。この長く苦しい冬季練習を乗り切り、来春を笑顔で迎えるためには、チームの力が欠かせないと思います。仲間とともに冬季を乗り切り、関カレでお互いを心から応援しあえる、そんな関係をどんどん作ってますます良い雰囲気で頑張ってほしいと思います! 次は、もうこれで最後のコラムになると思われる森下にお願いします。 もりし、いっぽ~ん!! 2005年12月21日 前島 靖之

楽しく冬期練習♪

 こんにちは☆小口陽子です(^o^)毎日とっても寒いですね~。足はしもやけ、手はあかぎれがひどくなりつつある今日この頃です…  気付けば12月ももう半分が過ぎてしまいました。学年が上がり、忙しくなればなるほど時が経つのも早く感じるのでしょう。冬期練習も本格的に始めてから、もう1ヶ月。例年冬期練習なんて早く終わってほしいと思っているのですが、今年の私はいつもと違うようで、気持ちの違いに自分でも驚いています。今年は、もっと時間が欲しい、もっといろんなことをしたい、とにかく何だか冬期練習がすごく楽しい!!という感じです。走練習もサーキットも、決して楽なものではないけれど、厳しさの中に楽しさを見つけながら練習できています。それから、楽しいといえば毎日の食事♪体脂肪燃焼のために高たんぱく低脂肪の食事を考え、いろいろな料理を作ることにはまっています。デジカメで料理を撮ってしまうほどです(笑)大好きだったパンも、去年あれだけ行ってたケーキバイキングも、持ち歩いてたチョコレートも、全部やめました。やめられました。今までが間違っていたと思いますが…。  こんなふうに、今年の冬期は不思議と何だって苦にならずに続けられることができます。人生最後の冬期練習というのは、こんなにもやる気になれるものなんですね。でも何より、私を支えているのは関東インカレっていう大きな目標だと思います。どんなに苦しいことがあっても、この目標だけはずっと信じていられるものだと思っています。私は関カレが大好きです。1年生の時、初めて関カレを観て言葉では言い表せない何かを感じました。それから、もう一度走り出す勇気をくれたのも関カレでした。その関カレで走ることが、本当に練習の支えになっています。  私が関カレを目標としているように、みんなそれぞれ何か目標がありますよね?心に秘めたものがきっとあると思います。それは関カレかもしれない、インカレかもしれない、みんなそれぞれ違うでしょう。でも、たとえ目指しているゴールは違っていても、そこに向かって努力していることはみんな同じだと思います。お互いに励まし合って、高め合って、厳しく、でも楽しく、毎日練習していければいいなと思います。そして、それぞれが率先して引っ張っていってください!私も負けずに頑張ります☆  次のコラムは、前島先輩です♪3回目のコラムよろしくお願いしま~す!!! 2005年12月17日 小口 陽子

管理主義と自由主義

こんにちは。近頃すっかり「往年の人」のように扱われるようになった依田です。というのも最近は専攻の方に忙しく取り組むようになり、競技力はおろか、なかなかグランドに足すら運べなくなってしまったからですかね。この「コラム」も私が立ち上げたわけですが、知らぬ間に、何か内輪向けに「教訓」のようなものを書くための場所となっているようです。しかし私はそんな「教訓」のようなものは、自分で体験してみないと実のあるものとして理解されることはないと感じています。小さい頃大人に言われたことを、最近になって納得するなんてことはよくある話ですよね。 ですので、「アスリート」(卒業文集のようなもの)もあることですし、部員の皆さんへのメッセージはまた次の機会にということにして、私はこのホームページを見てくれている高校生の皆さんに宛てて、学芸大陸上部の良さを宣伝したいと思います。先日推薦入試の発表もありましたが、高校生の皆さんは今頃自分の将来について真剣に考えている頃と思いますので、少し参考にしてみてください。  私が考える「学芸大陸上部の良さ」、それはタイトルにも「管理主義と自由主義」などと書きましたが、つまり「自由主義」、言い換えれば、徹底した「学生主体」にあると思っています。 学芸大は私立の陸上強豪校に比べて、施設環境に恵まれていることもなく、雨が降れば湖と化し、雪が降ればしばらく溶けないというグランドで練習をします。合宿施設などで生活することもないので、実家生を除き、多くの人が食事から炊事洗濯まで自分でこなして生活します。ましてや国立大学ですので、授業などで優待されることはあるはずもなく、ちゃんと自力で勉強して単位を修得しなければ卒業すらできません。そしてさらに、優秀なコーチはいらっしゃいますが、練習やコンディションまで手取り足取り考えて指導してくださるなどということはありません。 そんな環境の中、確かに部員の中には大学時代の競技成績が伸び悩む人がいることも事実です。しかし、学芸大には他の強豪校にはこれほどまでにはない徹底した「学生主体」があるのです。私はそれが学芸大陸上部の特色であると考えています。もちろん中には優秀な指導者に手取り足取りみてもらいたいという人もいるでしょうし、短期的にはその方が競技成績はあがることでしょう。しかし、自分たちで練習の理論を勉強し、考えて計画し、そしてそれを実践する。また、自分の練習だけでなく、後輩の練習への助言や部の運営等についても全てを学生が行うというのが学芸大のスタイルなのです。 学生自身が試行錯誤しながら取り組んで得たものは、上に書いたことにも通じますが、実感を伴った実のあるものとなるでしょうし、それは競技をする上ではもちろんのこと、それ以外のときにも、競技成績では測れない大きな力となるものはないでしょうか。特に、自主的に取り組む力という点は、OBやOGに厳しい環境の中競技で活躍されている方が多いことに裏付けされると思いますし、陸上競技に限らず教職等多方面に活躍されている方もかなり多く、この力の有用性を感じさせるところです。 幸い学芸大陸上部であれば、優秀な競技成績を持った仲間、真剣に陸上競技に取り組もうとする姿勢を持った仲間には十分恵まれることでしょう。そして、尋ねれば丁寧に受け答えしてくださるコーチも身近にいらっしゃいます。私もこの大学で、専門の800mで自己記録を6秒縮めるなど、全ての種目で自己ベストを大幅に更新しましたし、この陸上部で学んだことは、他大学で陸上に取り組んだ人たちに劣ることは決してないと確信を持って卒業することができます。 学芸大で4年間、仲間と切磋琢磨しながら自分で考えて取り組むことができれば、卒業する頃には高校生の皆さんもきっと、確かな自主性と大きな自信・誇りを身につけているはずです。そんな学芸大陸上部に皆さんも、入部してみてはいかがでしょうか。自分で考えて取り組む方が向いている人、取り組んでいこうとしている人には特に、お勧めしたいと思います。 私たちも一人でも多くの皆さんの入部を心待ちにしているところです。 さて次回は、来年以降陸マガの紙面を賑わすことになるでしょう、西尾(JAPAN)さんにお願いします。 2005年12月10日 依田 崇弘

来シーズンに向けて

こんにちは。森本くんから襷を受け取りました、短距離ブロック1年、大久保宏晃です。シーズンも終わり、いよいよ本格的に冬が始まりますね。また苦手な季節がやってきた…と精神的に軽いダメージを受けながらも何とか頑張っている今日このごろです。私は1月生まれですが、冬が苦手です↓↓冬生まれの人は冬好きだ!と周りにいい聞かされて育ちましたが、いまだこの年になっても暑いのと寒いのは好きになれません。たぶんもう無理でしょうね。しかし、そうといってこの冬温かい布団の中で丸まっているわけにはいきません!!来シーズンにむけてしっかりとした練習をしていきたいと思っています。 今年は、年間を通してまったく結果のでないシーズンでした。理由は簡単なこと。練習不足です。高校時代、私は大学に入って陸上を続ける気はありませんでした。受験勉強の名目のもと、去年の冬は全然体を動かしていません。また入学してからも、新しい環境や生活に振り回され、練習どころか生きていくことで精一杯の生活をしていました。それでは結果は目に見えていますよね。なので、来年は頑張る自分に戻りたいと思っています。今は毎日の練習が、落ち込むことも多いけど充実しています。冬は長いからなぁ…そうやってズルズル過ごしていては、あっという間に時間は過ぎていきます。ここで、最近心に留めている言葉を紹介します。 一日一生  これは母校の校訓です。 “一日は短いかもしれない。しかし、過ぎ去った日は決して戻ってくることはない。その一日の中で何が起こるかもしれない。毎日を一生のように大切にし、その日その日を全力で生きよう。” 確かこんな意味でした。良かった日、悪かった日、つまらない日、いろいろあるでしょう。しかし、どんな一日であっても、その日は決して二度とはこないのです。だから、今できることは今する!毎日を一生のように一生懸命生きる!ということです。高校時代は気にもとめなかったこの言葉、最近ふと考えるようになりました。今年のように振り返って後悔することのないよう、毎日を大切にこの冬は頑張っていきたいです。 …うまくまとまらなくて申し訳ありませんm(_ _)m私の来シーズン(冬季?)に向けての気持ちはこんな感じです。では…次のコラムは、私の目標の一つでもあるエース〝依田先輩〟にお願いしたいと思います。よろしくお願いします☆ 2005年12月7日 大久保 宏晃

浪人時代

初めまして!冨澤先輩からアーリクロスうけました、中長ブロック・1年・B社の森本です。広島県の修道高校出身です。僕は小5から本格的に陸上を始めてからずっと走り続けてきました。しかし、去年一年間は浪人のため、初めて長期的に陸上から離れました。今回はその浪人時代について話そうと思います。 僕にとって浪人時代は、最も早く最も濃密な1年でした。予備校という環境で多くの情報を入手し様々な人と接することで自分を見つめ直しました。自分の弱い部分・志望校・夢・『教師』とは何か…、特に自分の陸上に対する思いについて一番考えました。 陸上から離れることは、客観的に陸上を見れる時間を与えてくれました。浪人中でしたが何度も競技場まで大会を見に行き、その度に「走りたい」という気持ちが募りました。そして正月の箱根駅伝を見て確信しました。「俺は陸上をやりたいんだ。俺の中で陸上が一番大きなものなんだ」と。そして教師の夢・高いレベルでの陸上環境を求めた末、学大を受験することを決めました。 冬期シーズンは、そういう自分を見つめ直せる時期じゃないでしょうか?体のトレーニングと一緒に、自分を見つめ直す心のトレーニングも必要だと思います。 僕は実績もなく浪人のブランクで体力もなく体重も重くて、最初はどうしようもなく不安でした。でも最初の新入生顔合わせで言ったように、できることからコツコツやっていきました。そして今やっと『走れる』ようになりました。自己ベストも出しました。しかしなにより僕が今こうして学大で陸上をしてるのも、根底に浪人時代の思いがあるからこそだと感じてます。これからもその思いを大切にし、できることから精一杯やっていきます。 うまくまとまらず申し訳ないです。次は同じ広島人で先月見事に関カレ標準を突破した大久保くんに襷を渡したいと思います!そんじゃヨロシク~ 2005年12月3日 森本 慶

試合さながらの練習を

 依田氏から2回目のコラムが回ってきました(驚) こらこらっ!!セイセイセイ!!陸マガの表紙など、飾るわけもないでしょうが。でも憧れではあります。もう1つの憧れは、あの増田明美さんに自分の紹介をしてもらう日を夢みて…(笑)  くだらない前置きはさておき、皆さんは只今冬期練習の真最中でしょう。私は少々遅めの冬期練習にはいれそうな所です。ここ1ヶ月は、2年前からの膝の故障で“走る”ことをしない生活をしていて非常に辛い思いをしていました。怪我をしてしまっては話にならないので皆さんは体調に気をつけて下さい。健康第一です。さて、おそらく私のラストコラムになるであろう今回は、練習と試合について話そうと思います。少し毒舌かもしれません!!  なぜ練習をしているのか?と問えば、試合に向けて練習をしていると答えると思います。目指す試合は人それぞれですが、やはり大半が関カレやインカレであると思います。私は練習で出来ないことを試合で出来るはずないと思っています。それは言い換えれば、練習を中途半端な気持ちや取り組みだと、必ず試合でボロが出るということです。しかし不思議なことに、どんなに完璧な練習をしていても、箱根駅伝などでは毎年ブレーキを起こす選手はいるし、あの為末選手でさえ、世界の大舞台で転倒したりするんです。練習を本気でやっていてもあのようなことが。中途半端な練習をすれば試合での失敗の確率は高くなるといえます。だから本気でやってほしいんです。学大生の中には、まだまだ本気といえない人が多くいる気がします。本気だったら、練習の直前にコンビニで買ったであろうパンを倉庫前で食べている人や、練習中の水分補給にコーラを飲む人はいないはずです。こういう意識の低い人がいる限り学大は変わらないと思います。全ての人がそうではないけれど、そういう人に私は問いたいです。 「あなたは、関カレのアップの水分補給はコーラなんですか?」 「あなたはスタートや試技の直前にパンを食べるんですか?」と…  練習は120%満足できなくては試合で力を出し切れないものだと思います。“もうやり残したことはない!”と関カレ前日に思えたら、きっと思い切り試合を楽しむことが出来るはずです。たとえ試合結果に満足できなかったとしても、後悔はないでしょう。やるだけやってきたのだから。現に私は、関カレやインカレの結果に満足はしていませんが、後悔はありません。それはやるだけやったから、これまでの過程は決して無駄ではなかったのだと思えたからです。やり残しをなくすためには、まさに今が頑張り時なんです。 残りの冬期練習への取り組み、試合さながらの練習をしていきましょう。そして、私たちの代が成し遂げられなかったことを後輩達には達成してほしいと願っています。 次は、800mつながりで、来年800mでの活躍に期待している、マルチな女子主将、小口キャプテンにお願い致しま~っす♪ 2005年12月14日 西尾 千沙