【部員コラム】No.121~130

Message for…

 短距離を経てフルマラソンに挑戦中の江連さん(!!)からたすきを受け取りました、4年中長ブロックの前野希代子です☆ 気がつけばもう2月!繁田先生も集合でおっしゃっていましたが“三寒四温”の言葉通り、今はほんとうに寒い毎日ですが、もう春もあっという間かもしれませんね…。大学生でいられるのもいよいよ残りわずかな感じです(>_<) 何を書こうか悩みましたが、せっかく卒業も近づいてきたので、四年間を振り返って書かせてもらうことにします。 私自身の4年間の陸上競技生活はトラブルの連続という感じで、何かをやり遂げるというところまではいけなかったと思います。高校ではそんなにつまずくこともなく、すんなり競技をしてきたので、毎回凹みっぱなしでした…。(同じような体験をしている人もいますよね??)しかし、そんな失敗の経験をしたからこそ学べたと思うことがたくさんあって、大学に入ってよかったと思うことができました。  その一つ、私がお世話になり続けたトレーナーの白石さんの存在について、少しだけ書かせてもらいます。 大学に入って一番困ったのが故障したときの対処方法で、どうしたらいいか分からなくなったり、とんでもない治療費がかかったりetc。高校では指示に従うばかりだった甘ちゃんの私には厳しい現実でした。そんな時に、週に1or2回ボランティアで大学に来てくださる白石さんは本当に頼りになりました。マッサージ、治療、そして知識までも与えてもらいました。きっと偉大さはみんな感じていることでしょう。 実は、つい先日、検査のために白石さんの勤務している病院に行く機会がありました。仕事として白衣を着て働き、おばちゃま方にも大人気だった白石さんの姿を見て、大学4年間のお世話になった日々のありがたさを改めて感じました。 結局故障続きだったから説得力がないけど、もっと自分から勉強させてもらって、甘えるのではなくて頼りにしたらいいと思っています。せっかく自主性に任された大学に来たんだから自分のものにするしかないと思いました。自分のために、やれることは実際に自分から行動に移さないと、と感じます。 自分のことばかり書いてきましたが、皆さんに伝えたいことを最後に少し。 泣いても笑っても、うまくいってもうまくいかなくても大学生でいられる時間は限られています。自分にとって一生の思い出になる素敵な大学生活に向けて、自分の力で道を切り開いていって欲しいと願っています。がんばっていきましょう! では、次はしばらく会えなくなってどうしているか気になる中長ブロック長、西村明真さんに書いてもらいたいと思います。よろしくお願いします☆ 2006年2月8日 前野 希代子 [/su_note]

大切なこと

 久々にグランドへ行くと、カウントダウンがありました。それを見て、去年のこの時期を思い出し、焦りと不安を抱きつつも、ただただ目標に向かってがむしゃらに練習していたことが思い出されました。あと100日をきった今、みなさんはどのような気持ちでしょうか?わくわくする人、不安な人さまざまいると思いますが、気づかぬうちにカウントダウンはしています。これから春休みにも入り、時間が有効に使えるチャンスです。時間があるからこそ1日1日が無駄にはできません。毎年感じていることで、言われなくてもわかっていることだと思いますが、言わせてください。「本当に時が流れるのは早い!」。あっという間です。この時期にもう一度自分の目標を見直し、1日1日を大切に過ごしてほしいと思います。競技から離れた今、目標を持つことの大切さ、時間の大切さを実感しているところです。みなさんの頑張りを応援しつつ、輝く姿を期待しています☆  お次は、これからの期待の星☆きよちゃんこと前野さんにお願いしたいと思います! いつか横断幕もって応援できることを楽しみにしていますよ!! 2006年2月4日 江連 麻紀

鬼の弱点

 最近の跳躍ブロックへ2つばかり言葉を。 ・能ある鷹は爪を隠す ・実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな  さて本当は次に日向か森下にまわしたかったのだが、残念ながら二人とも最近書いてしまっているので、次は美しくて、素敵で、綺麗で、足が大きくて、かわいい江連麻紀様にお願い致します。 2006年2月1日 今城 圭悟

第127回

 こんにちは、男子跳躍ブロック4年の黒田です。体育科4年のみなさんは卒論発表会、お疲れ様でした。院の先輩方・3年生の皆さんは、私達のために準備等ありがとうございました。  さて、もう卒業までコラムは来ないだろうと安心しきっていたので、矢野さんのキラーパスに何を書いて良いのか分からず正直焦っています。とにかく自分の陸上話でも書きましょうか…。僕の陸上生活は情けなさの塊の部分が多いけれど、こういう人もいるのだと思って読んでほしいです。  僕は高校時代に色々な部活やサークルを兼部していて、陸上部は大会だけ出させてもらうような、いわゆる準幽霊部員として所属していました。そのため、大学に入って陸上部に入ろうという気持ちは弱く、僕たちの代の中ではとんでもなく意識が低く雰囲気を壊して来たように思います。特に1・2年と多くの人に迷惑をかけ、何度退部しようと考えたかは分からないくらいです。そんな時にやはり一番の励みとなり救いになったのはマエジ・松浦はじめ、多くの友達の一言だったように思います。部活に出てくると必ず声をかけてくれる・元気が無い時にすぐ気付いてくれる・何かと声を掛けて練習に引っ張り出してくれる。一つ一つは些細な事だけれど、これがあってこそ、「こいつらと一緒に陸上をしたい。」・「もう一度頑張りたい。」という気持ちになれたのだと思います。今は陸上を続けてきて本当に良かったなという思いでいっぱいです。ん~…、まとまりの無いコラムですが、何気ない一言に救われる人がいるんだということを知ってもらえたら嬉しいです。普段と違う友達・悩んでいる友達に気付いたら、ぜひ何か一声かけてあげてほしいなと思います。それが、その友達にとって救いになるかもしれません。  陸上競技は個人種目が多く自分との戦いが大きいですね。だからこそ、部員同士の関わりが大切になることも多いのだと思います。普段の練習の中でも声を掛け合い、思い合い、みんなで高めあっていける陸部であってほしいです。今の陸部も、意識が高く見習いたいことが沢山です。みんな陸上に対する強い思いを持っていて、目標に向けて努力していることが分かります。この雰囲気をさらに盛り上げて、頑張っていってください。  次は、卒業発表も終わって一息ついているであろう今城氏にお願いします。. 2006年1月28日 黒田 陽介

第126回

 大矢君より,もう2回目はないであろうと思っていたコラムが回ってきました.しかもなぜか前回同様にテスト期間のあたりで回ってくるという奇妙なめぐり合わせ・・・ということでまたテストのことでもと思ったのですが,今回はやめておきます.  紹介遅れましたが、どうも大学院2年の矢野です.修士論文に追われて,なかなか運動もできない日々が続いています.引退して以来まともに陸上競技をやっていなく,論文関係で蓄積されていく動きのイメージや理論が頭の中にいっぱいです.修士論文が終わったらそいつを吐き出しに行こうと思っています.現役時代からイメージ作りをすることの大切にしていて冬期練は「春にはこんな風になってやろう」とか妄想しては練習を頑張っていました.   この冬期練も中盤から後半というこの時期は、練習もマンネリ化したり、疲労もたまり、テストも始まって、なかなか難しい時期だとは思いますが,今シーズン活躍する自分をイメージして練習頑張って下さい.   では次回は研究室での討議の結果,黒田君に決まりました. 2006年1月25日 矢野 隆照

計画性

 はじめまして。コラム初登場の中長距離ブロック2年、大矢哲と申します。伊藤君から襷いただきました。簡単に自己紹介を。種目は競歩で、関東インカレで入賞できるよう頑張っていきたいと思います。専攻のほうは日本研究という歴史や宗教、社会といった学問を扱う学科に所属しています。さて今回のコラムですが、自分の得意分野歴史を交えながら「計画」について話してみようと思います。   最近「計画」ということばをよく耳にします。金融関係のCMとか先輩の話だとか。ということは(自分の勝手な解釈ですが……)計画がしっかりとできる人が少なくなったということかなと思いました。そういいながら自分も計画して何かをするということが大変苦手な人間です。そのぶん苦労が多くなっていますね。陸上にしろ勉強にしろ、時間の使い方が下手です。そこで、最近自分のなかで新たに加わった今年の目標は、計画を立て、その通りに実行するということです。計画することが大事だということは中国の兵家、孫子も自分の教えで説いています。孫子(本名孫武)の著書『孫子』は中国を代表する有名な兵書で、日露戦争の英雄東郷平八郎も座右の書として常に持ち歩いていたほどでした。その『孫子』の冒頭の篇に「計」という言葉がでてきます。この「計」は計略ではなく、計画や計算の「計」だと述べています。つまり戦争をする前にしっかりと計画し計算することが重要だといいたいのです。当たり前と言えば当たり前ですが、当時は君主の一時の感情で戦争が起こることもしばしばあり、その時代において計画性に重きをおく孫子の理論は画期的なものでした。孫子の教えを守った国が強国となっていったのはいうまでもありません。   現在にそれを当てはめてみると、試合もテストも自分にとっては戦いです。(もちろん日々の生活も)戦いの基本は計画性。計画がしっかりといている者が勝つという孫子のことばは自然と大切に思えてきます。一年の計は元旦にあり。あと少しで1月は終わってしまいますが残り11ヶ月あります。2006年が素晴らしい年になるようしっかり計画をたて、日々充実した生活を送りたいと思います。私のように計画が苦手な人もともにがんばりましょう!!   さてさて次回のコラムは、頼れる混成のムードメーカー?矢野さんにお願いします!!修論お疲れ様でした☆ 2006年1月21日 大矢 哲

第124回

唐金君から襷を受け取りました中長ブロック2年の伊藤拓也です。高尾山大好きです。代官山?何のことでしょう?(汗) コラムを書くのは今回で2回目になります。前回書いてからそんなに時間がたっていないように思いましたが前回は7月だったのでもう半年たつことになります。時間が過ぎるのは早いなと改めて思ってしまいました。あのころは怪我していて全く走ることが出来ず、辛くて仕方なかったですが周囲の人たちの励ましや支えのおかげで競技に復帰することができ、ベストを更新できるレベルまで戻ってくることが出来ました。支えてくれた人たちには感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。 さて本題に入ります。何を書こうか迷いましたがやっぱり陸上に関係することにします。今走ることがとても楽しいです。怪我で走れない時期があったからこそ、こうして元気に走れることがより嬉しく思えます。去年は自分にとって陸上競技がどんなに大きなものであるかを再確認させられた年でもありました。こんなに集中して取り組みたいと思えるものは他に見つかりません。 2006年の目標なんですが、昨年末に中長距離ブロックでは2005年の反省や2006年の抱負をそれぞれが提出しました。その今年の抱負の中で僕は「spare no pains to succeed」という言葉を用いました。これを訳すと「成功するためには労をいとわない」となります。(・・・万が一間違っていたらこっそり教えてください) この言葉を実行することが僕の今年の目標です。上に書いたように自分にとって陸上競技は一番大きなものです。自分が一番に考えているものだからこそ、真剣に取り組みたいし、自分自身心の底から満足できる結果を残したいです。でもそのためには相当な努力が必要になるし、キツい練習もこなさきゃいけない。時には大なり小なり他の何かを我慢せざるを得ないときもあると思います。でも一つのことで大きな成功をしようと思ったらそれは仕方のないことではないでしょうか。あれもしたいこれもしたいではなく今自分にとって何が一番大切なのかを考えることが大事だと思います。そしてその大切なことの妨げになるようなことはするべきじゃないし、それが出来ないようじゃ成功なんて程遠いのかなと。もちろん息抜きは必要だと思いますけどそれは競技に影響が出ない程度での話。遊びすぎて逆に疲れたとか、夜更かしの結果睡眠不足で疲労が抜けないとかになってしまうとちょっとどうなのかなと。競技をやっている以上控えるべきこと、やっちゃいけないことというのがいろいろあるように思います。 今一番自分にとって大事なものは陸上競技であり、自分なりに目標もあります。そしてその目標には今のままじゃ届かないこともわかっています。それでも必ずたどり着きたいので絶対に目標を達成するんだと言う強い意志を持ち、今以上に競技に集中して取り組んで行きます。特に今年は食事や睡眠など日常生活でも常に競技にプラスになるような選択を心がけていきたいです。・・・と偉そうなこと言った手前、半端なことは出来ませんね。口先だけにならないようケガに気をつけながら今年も頑張ります! さて次は昨年の学祭で大ブレイク(?)した今が旬の芸人大矢君にお願いします。頼みまーす☆ 2006年1月18日 伊藤 拓也

自己紹介

ジョンさんから襷をもらい、初コラムが回ってきました。1年の唐金拓矢です。何を書こうか分からないので、初回はやっぱり自己紹介で勘弁して下さい。 というわけで‥僕は現在中長距離ブロックに所属していますが、陸上を始めたのは中学からでその時から中長に所属していました。でも顧問に「お前は800Mは向いてないと思うよ」と言われたので、800Mは一回もやらずに、やっていた種目は1500M(メイン)と400Mでした。今考えるとちょっと変わってますねぇ(^_^;)あと4×100mリレーと4×200mリレーにも出ていたので、中学の頃は短距離よりの中長だったような気がします。その時と比べると、今はもしかして多少スピードは落ちたかもしれませんね(笑)それで高校で800Mに手を出してみて、これはおもしろいと思って今に至るのですが‥最近はまた1500Mの方を頑張りたいと思っています。ちなみに1番陸上競技でおもしろいと思ったのは走り高跳びですね♪これは体育の時間ではまりました。 いろいろ長々と書きましたが、結局は現在は中長距離ブロックで自分なりに頑張っています。大学でも部活に入ったからにはちゃんとやらないと意味ありませんからね。関カレ標準は切りたいですね!あまりダラダラ書くと皆飽きてしまうと思うので今回はこのへんで。 次の5区は山登りの区間ですね☆そこで代官山‥失敬、高尾山の鬼であり、関カレ標準切りも間近だと噂の名高い同じ名前の伊藤拓也さんに襷を託しますm(__)m では後は頼みます! 2006年1月14日 唐金 拓也

第122話

飯田さんから襷を受けた3区の高橋淳一です。東海大の佐藤悠基君並みの区間新ペースで駆け抜けていきたいです! 最近、学年ミーティングなどで人の意見を聞くことが多いです。その意見のどれもが、可もなく不可もなく正しくて美しくて理想的です。しかし、夢と理想の為の意見は、現実の前ではただの屁理屈や自己弁護にしか聞こえなく、意見の行き場は何処にもなく何もしていないも同然かも、とも思います。こういっているのもまさに意見の1つであるわけです・・・。じゃあどうすればいいのか?自分が思うに、行動あるのみだと思います。行動あるのみ・・・ 次の4区は距離が短くなったのでスピードランナー、唐金君に襷を渡します。 2006年1月11日 高橋 淳一

イメージ

 藤澤主務から襷を受け取り、今年のコラム花の二区を務めさせていただきます中長ブロック四年の飯田哲也です。私はコラムを書くのが三回目ということで、そろそろネタ切れしそうなのですが、何回も回して頂けることを喜ばしく思い、頑張って書かせていただきます。初回も二回目も、私の好きな↑THE HIGH-LOWS↓の歌誌を引用して書かせて頂いたので、今回もそれに続けてTHE BLUE HEARTSの歌誌からひとつ…。 『イメージ イメージ イメージが大切だ      中身が無くてもイメージがあればいいよ』 『中身がなくても…』というわけにはいきませんが、三年生以上の人はこの歌誌にピッタリの偉大な先輩がいたことを覚えていますか?二年生以下の人はわからないと思うので少々説明いたしますと、その先輩は「イメージが大切」と言い、特にグラウンドで他の部員以上に練習を積んでいる姿は見受けられないのですが、関カレや全カレなどの大きな大会になると驚くような活躍を見せる先輩でした。しかし、当時二年生だった私は「先輩は天才で特別だからそんなこと言ってるんだ…」と、あまり信じていませんでした。 ところが、四年生になった今年度は幾度も「天才でなくともイメージが大切」という経験をし、やっと先輩が言っていたことがわかってきた気がします。まずは自分自身、昨年の関カレに向けて競歩に取り組んだときは、あの競歩の独特なフォームをイメージすることから始めました。最初は難しいことは分からないので、正しく「中身がなくてもイメージ」だったことを覚えています…。その後、表彰台に立つイメージやどうやって喜びを表現してゴールするかなどのイメージをし、さらにはその先の総合優勝して記念撮影をするイメージまでも強く作って、練習はおろか日々の生活を送っていました。そうすると、きつい練習も楽しくこなせ、イメージしているうちに気持ちが高ぶり嬉しさのあまり恥ずかしながら練習中に泣きそうになることもありました。そこまでいくと、イメージの域を超え「妄想」や「思い込み」など危ない方向に向かっている気もしますが、それが練習の「中身」を充実させ、関カレ本番の結果に結びついたのは事実だと実感しています。また、箱根予選会の時もいいイメージを持ち望み、調子の良かった前回より1分近く速く走れることができました。その他にも、関カレで活躍した友紀君や予選会で活躍した祐一君も口を揃えて「試合前からイメージができていた」と言っていたのがとても印象に残っています。 皆さんもだまされたと思って、イメージ作りをしてみてはいかがでしょうか?特に本番に弱い人にはおすすめです!いいイメージができていれば、緊張するのではなく(サイヤ人のように)大きい試合になればなるほど、ワクワクしてくることと思います。 最後に私なりのイメージ作りのポイントを上げて終わりたいと思います。 1.できる限り、いいイメージを作る。 (現実離れに注意!) 2.できる限り、強くイメージする。 (妄想、思い込みに注意!) 3.できる限り、常にイメージする。 (夢にも出てきたら注意!) 歳のせいかコラムはいつも長くなってしまうのでこの辺りで…。続きます第3区は、成○高校箱根駅伝応援ツアーに参加してくれたジョンこと高橋淳一君にお願いします。今年の三区はエース級が顔をそろえていたので、負けずに区間新たたき出してくださいねっ☆ 2006年1月7日 飯田 哲也