第516回「私は運がいい♪」

こんにちは!B類保健体育専攻の髙㟢桃花です。女子混成ブロックに所属して、七種競技を専門としています。この度コラムを書く機会をいただいたので、四年生、ラストシーズンの想いを振り返ります。

とても運に恵まれた、大学四年生のラストシーズン。もちろん、結果を出すために出来ることは全部やって臨んだシーズンでしたが、自分の持っている力以上の記録と結果を残すことができ、頑張ってきたことに運が味方してくれたおかげで最高のシーズンを送ることができました。
でも振り返ると1番苦しかったシーズンでもありました。「ラストシーズン」のプレッシャーから、試合前はご飯が食べれなくなることや、寝れなくなることもあったし、練習していないと不安で一生走ってた時もありました(笑)みんなにも沢山迷惑をかけたし、自分でもこんな自分は初めてで、こんなに弱い私もいるんだと知りました。

けれど、この時期があったおかげで、自分のやりたい陸上競技が何なのか気づくことができました。競技をやっていると、自分のやりたいことがやれない時や、やりたくないことをやらなければならない時が沢山あると思います。けれど、そんなのに縛られないで、自分のために楽しく、自由に競技をしたい。それが私のやりたい陸上競技だと気づきました。そう気づいてからは、大きな舞台で記録を狙うために出たい種目を絞るのではなく、出たい種目に全部出て、超過酷日程を乗り越えたこと。後先を考えないで出たい試合全部に出て連戦を乗り越えたこと。試合で自分の感情に蓋をしないで、ダメでも自分を絶対に責めないこと(笑)自分が楽しいと思える方を選んで、自分の結果や記録のために、楽しむために、競技をしました。だからこの一年を振り返ると、辛いこととか満足のいかないことはあったけれど、それ以上に楽しくて、楽しくて、陸上競技のおかげでとても充実した1年になりました。

そして、このシーズンを終えて、私自身すごく大きな学びを得ることができました。私はずっと自分の結果のために、記録のために頑張って、そのために沢山考えて練習して、自分でも誇れるくらい沢山練習をしてきました。だから「ここまでよく頑張った私」と思っていました。しかし、その頑張る源を考えると、「私」を認めてくれる「みんな」が居たからでした。超過酷日程を乗り越えて、褒めてくれる、一緒に戦ってくれるみんなが居たから。みんなとバトンを繋ぎたいから。みんなの応援を受けて走りたいから。自分でも受け止めきれない私を受け止めてくれるみんなが居たから。部活のみんなに限らず、「辛い時は何時でも愛知から車で行くから!」と言ってくれた大好きな地元の人達も、競技場で人目を気にせずに誰よりも大きな応援をしてくれて、どんな結果でも受け止めてくれる私の大好きで自慢の家族も、ここには書ききれないくらい沢山の人たちが居てくれたことが私が頑張る源だったんだと気づきました。

陸上競技に出会って12年になりましたが、記録が伸びないこともあったし、うまくいかないこともあって、何でこんなきつい競技をしているんだろうと何回も何回も何回も思ったけれど、こんなにも最高の結果が待っていたなら、ここまで頑張ってきて良かったと思えます。こんな最高な経験ができたこと、だから私はやっぱり運がいいんだと思います。

今シーズンの初めに掲げた「後悔なく競技をやりきって引退する」という目標は、後悔が残らないくらいやり切れたから、最高の思い出になりました。けれど、そのせいで陸上競技の楽しさに気づいてしまい、まだ競技を続けたいと思ってしまいました。だから、大学院入試の1ヶ月半前に大学院に行くことを決めて、あと2年競技を続ける選択をしました(笑)私らしい選択だと思います。(みんなも思うよね)
だから残りの2年はここまでの経験を活かして「自分の結果や記録のためにがんばって、その結果を喜んでくれる人のために頑張る」という目標を掲げて私らしく突っ走って行きたいと思います。多分、運がいいのでこの選択は絶対に間違っていません。