B類保健体育コース、女子跳躍ブロックの4年の亀田紘花です。
この度はコラムを書く貴重な機会をいただき、ありがとうございます。
拙い文章ですが、最後まで読んでいただけますと幸いです。
気が付けば、小学5年生から始まった競技人生も残りわずかとなりました。また、現在務めさせていただいている女子主務としての役目も、終わりに近づいています。文字に起こしたい感情や考えは数多くありますが、今の自分が感じていることを、少しだけ綴りたいと思います。
最近、競技人生12年目にして、「自分は陸上が好きなんだな」と実感する機会が増えました。不思議なことに、それに驚きながらも、どこか嬉しく感じている自分がいます。
きっとその「好き」の中には、単純な競技そのものだけでなく、仲間とともに闘っていることを実感する瞬間、仲間とともに喜びや苦しみを味わえる瞬間など、自分以外の誰かとのつながりをもって初めて感情が動く瞬間も多く含まれているのだと思います。
そんな私が、大切にしている考え方があります。
「起こることには、すべて意味がある」。
言い換えるとするならば、「起こることは、起こるべくして起こる」。
人生の多くは、自分の意思で選択することができると思いますし、そうあってほしいとも思っています。しかし、自分の選択の先にある結果までをも決められるわけではありません。
運や偶然、周囲の環境など、さまざまなものが絡み合い、思い通りにいかないこともあれば、思いもよらない出来事が起こることもあります。
「自分で選んでいるけれど、その先に確実性はない」。
私たちが日々やっていることは、不確実なものをどれだけ確実なものに近づけられるか。たった数秒のために、膨大な時間をかけ、熟考し、試行錯誤を重ねます。
それでも、その先にある結果を完全に決めることはできません。
だからこそ、その結果に至るまでに、自分が何を考え何を選び、どう向き合ったのかが大切なのだと思います。
一方で、女子主務という立場においては、この考え方に迷いが生じることもありました。
きっとそれは、自身の選択が自分一人だけに影響するものではなく、何らかの形で約130名の部員へ影響するからです。
自身の考えや選択が、必ずしも部員に良い影響を与えるわけではありません。
考えを巡らせるあまり、自分の考えを見失うこともあります。
しかし、模索しながらも第75代目幹部では、「チーム」というものに重きを置いて、何度も協議を重ねてきました。
陸上競技は、一人ひとりが自分自身と向き合う個人競技です。
それでも、個人の成果をチームの成果として捉え、仲間の挑戦を自分のことのように喜び、悔やむことができたとき、陸上競技という個人競技は、集団競技としての価値が生まれるのではないでしょうか。
今シーズン、数値目標とは別に掲げた二つの目標。
「自分に誇れる跳躍を」。
「これまで支えてくださったすべての方に誇れる跳躍を」。
過去や未来の自分が今の自分をみたときに、少しは胸を張れる競技者でありたいですね。
そして私は競技を通じて、あまりにも貴重なご縁を数多くいただきました。これまで競技を通じて出逢った方々の顔を一人ひとり思い浮かべると、私が頑張らない理由は一つもありません。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
さて、私の陸上競技人生という一つの物語は、どのような結末を迎えるのでしょうか。
約1か月先の未来の自分は何を思い、何を感じているのでしょうか。
まだ結末はわかりません。
それでも、最後にピットに立つ瞬間、最後に集合で司会を務める瞬間は、東京学芸大学陸上競技部の一員としての誇りを持ち、「この選択でよかった」と自分に証明できるように。
ともに闘志を燃やしてきた同期、そして院生の先輩方が、それぞれの物語を最後まで全うできますように。
少しだけと言いながら長くなってしまいました💦
最後まで読んでくださった皆様、貴重なお時間を私のコラムにあててくださり、ありがとうございます。
今後とも、私たち東京学芸大学陸上競技部に温かいご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。