【部員コラム】第423回「好きを諦めない」

こんにちは。東京都立武蔵野北高等学校出身、A類保健体育選修4年の長田直樹です。男子跳躍ブロックに所属し三段跳びを専門に競技を行っています。
関東インカレ間近ということでこの大会に対する思いと併せて陸上競技に対する思いも書かせて頂きます。拙い文章ですが最後まで読んで頂けると幸いです。

私にとって関東インカレは大学1年の時から目標にしてきた挑戦の大会です。
私の入部当初の自己ベストは走り幅跳び6m19cm、三段跳びが13m04cmで中学・高校ともに都大会に出るのがやっとの選手でした。記録を見ればわかる通り私は特に陸上競技に対して才能があるわけではありません。
普通の人であればこんな記録、実績なら大学では続けられないと思ったりするのでしょうか。それでも私は本当に陸上競技が好きで、その好きな陸上競技を過去の記録や実績で諦めたくないと思い大学でも競技を続けようと決め今に至ります。

そして私は入部を決めたのと同時に心に決めたことがあります。それは、好きという理由だけでも努力を続ければ、才能や得意不得意は関係ないということを4年間で体現してやる!ということです。
そのために関東インカレ出場、入賞という1つの目標を立てました。とは言っても入部当初の記録から考えて、翌年関東インカレで入賞することはおろか出場することも無理なことであることは自分でも分かっていました。なので、2年後3年後しっかり関東インカレあわよくば全国で戦える選手になれるよう計画を立て練習を積んできました。
そしてようやく昨年の7月に2部のB標準ぴったりではありますが、三段跳びで14m20cmを跳びなんとか標準記録を突破することができました。最初で最後の関東インカレになりますが自分らしい跳躍ができるよう精一杯頑張りたいです。

最後に、私は陸上競技を通してたくさんの仲間や指導者に恵まれ様々なことを考えさせられ、人として大いに成長してこれたと感じています。何より陸上競技が好きになれたこと、このスポーツに出会えて本当に良かったと思っています。
普段は「~のために」という言葉は好きではなくあまり使いませんが、陰で私を支えてきてくれた両親や陸上競技に出会わせてくださった先生方、一緒に陸上をやってきた人たちへ感謝を伝えるためにも悔いの残らない大学陸上ラストシーズンを送っていけたらなと思います。
論旨がバラバラですみません。なんか色々書きましたがとにかく関東インカレみんなで楽しみたいです。頑張りましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございました。