「力に変えて」
こんにちは。埼玉県埼玉栄高校出身、E類生涯スポーツコース4年の田口真悠と申します。
この度コラムを書く機会をいただいたので、今の自分の気持ちを綴らせていただきます。
拙いところもあるかと思いますが、最後まで読んでもらえたら嬉しいです。
「悔しい、でも嬉しい」
大学に入ってから、いつの間にか「悔しい」っていう気持ちが薄れていました。
負けるのが当たり前みたいになっていて、勝負に対しての感情も、どこか鈍くなっていました。
でも今シーズンは、試合で負けると悔しくて、「もっと頑張らなきゃ」って思えるようになりました。それが自分にとってはすごく大きな変化で、悔しさを感じられることが嬉しいです。
「嬉しい、でも悔しい」
大学1年〜3年の自分と比べると、走りも結果も確かに良くなっています。それは素直に嬉しいです。でも正直、「このままじゃ通用しない」っていう焦りの方が強かったりします。今のレベルでは、まだ周りの選手たちに届いていないという感覚がずっとあります。
関東インカレでは、あと0.01秒決勝に届きませんでした。でも、それは小さな差じゃなくて、これまでの積み重ねの結果なのだと思います。
これまでの3年間、練習がうまくいかなくて落ち込んだ日も、逃げたくなったことも何度もありました。過去の自分を否定したいわけじゃありませんが、そうした日々の積み重ねが、今の結果に出ているのだと思っています。だからこそ、この悔しさをちゃんと受け止めて、これからの糧にしていきたいです。
次の目標は、全日本インカレで表彰台に立つことです。開催地の岡山は、中学3年生のときに全国2位で終わって、悔しい思いをした場所。自分にとっては原点でもあります。
これまでの悔しさや想いも全部力に変えて、笑って終われるように頑張ります。
これまで支えてくださったたくさんの方々への感謝を、少しでも走りで伝えられるように。
全力で頑張ります。