関東インカレコラム「117人で戦う関東インカレ」

こんにちは。山梨県駿台甲府高校出身、女子混成ブロック4年の西村わかなです。女子主務を務めさせていただいています。ここまでの同期の関カレコラムを読んできて、とても胸が熱くなっています。それと同時に改めて最高な仲間だなと心から思います。そんな最高な仲間と迎える最後の関東インカレへの私の思いを綴らせていただきます。

「関東インカレ」それは私にとってずっと憧れの舞台でした。先輩や後輩、同期が関東インカレで戦う姿を見てきて「来年こそはあそこに立つんだ。」と思い続け、それは実現することなく最後の関東インカレを私は迎えます。私は今年も選手として戦うことはありません。だけど今年の関東インカレは私も選手と共に戦うんだと思っています。去年私が主務をやろうと思った時、競技で部に貢献できない劣等感や疎外感のようなものから「私もみんなと一緒に何か部のためにしたい。」そう考えたのかもしれないと今思い返すと思います。主務になった時に1つ決めていたことがあります。それは最後の関東インカレを一生の思い出に残る最高のものにするということです。学年、ブロックの垣根を超えてみんなが涙を流しながら互いを心から応援しあうような、そんな関カレにしたい。そのために出来ることは全部したいし、一切妥協はしたくない、そう決めていました。このことは今の幹部で初めて集まった時にみんなに伝えて、それは私たちの中で共通意識となり、沢山みんなで考えて「チーム力が武器の学芸大学」を築き上げてきました。

ここまでずっと私は仲間と共に関東インカレという日に向けて戦って来たような感覚です。その戦いも遂に決戦の時です。部員のみんなは今どんな気持ちで関東インカレに向かっているでしょうか。私たちのこれまでの最後の関東インカレに掛ける思いは伝わっているのでしょうか。関東インカレは選手、応援、サポート問わず部員全員の戦いです。選手のみんなは緊張した時、不安になった時、スタンドにいる私たちを見てください。みんなは1人じゃないです。みんなには私たちがついています。私たちは声が枯れてもみんなに会場で1番大きな声援を送ります。

関東インカレ最終日、終わりの全体集合の時、みんなはどんな姿でいるのでしょうか。4日間、チーム学大で戦い抜こう。117人全員で一生の思い出に残る最高の関東インカレにしよう。