1年生コラム「学大陸部の一員として」

こんにちは。埼玉県立松山女子高校出身、E 類生涯スポーツコース 1 年の阿部友です。女子混成ブロックに所属しています。今回コラムを書かせていただけるということで、学大陸上部に入って感じたことを書かせていただきます。

私は小学校 4 年生の頃に「陸上競技」というものに出会いました。近くの小学校に集まって週に 1 回、クラブチームとして活動していました。始めは、とにかく走ることが好きで、私は背が高い方だったので軽い気持ちでハードルの練習も始めました。そこから少しずつ記録会に出場し、陸上の楽しさを実感しました。そして中学、高校、大学とその楽しさを忘れずに陸上を続けることが出来ています。
私は中学 2 年生の頃から教師になりたいと思うようになりました。そして高校 1 年生の時に、私は東京学芸大学の存在を知り、ここに行きたいと思うようになりました。しかし、当時の陸上の実績も勉強も到底学芸大に届くようなものではありませんでした。それでも私は顧問の先生や周りの人に大学はどうするの?と聞かれれば必ず学芸大に行きたいと答えていました。そして、高校 3 年生の時、さまざまな方々の支えによって念願の学芸大に行くことが決定しました。
学芸大の陸上部は私が想像していた遥か上をいく素晴らしい環境でした。どんなに些細な事でも気にかけてくださる先輩方、私を絶対にプラス思考にしてくれる仲間、いつでも明るく前向きにしてくれる学大の雰囲気に私はいつも背中を押されています。そして何より今が 1 番充実しています。
私は中学生の頃から部活動が好きで部活動のために学校に行っているような人でした。そして気づいたら大学生。こんなにやりたい事しかやっていなくていいのだろうかと思うこともありますが、このように陸上と向き合えるのもあと 3 年半と考えると長いようでとっても短い期間だと思います。私はこの残り 3 年半を絶対に後悔のないものにしたいのです。そのためには「勝ち」にこだわる必要もあります。記録が出なかったときは全力で悔しがって、ベストが出たり目標を達成したりした時には全力で喜びを表現したいです。そして、学芸大の一員として貢献することが私の 1 番の幸せだと思います。また、私は今まで関わってくださった全ての方々への感謝を競技で伝えるために戦おうと思います。どんなに疲れていても毎日美味しいご飯を作ってくれて、どんなに小さな記録会にも足を運んで直接応援してくれる家族にも恩返しがしたいのです。

おばあちゃんになって、「いつの時代に戻りたい?」と聞かれたら学芸大で陸上をやっていた頃と自信を持って胸を張って言えるように私は学芸大の一員として全力で戦い抜いていきます。長くなりましたが最後まで読んでくださりありがとうございました。