こんにちは。トレマネブロック 1 年の入駒凛です。
陸上部に入って 5 ヶ月。選手の皆さんによく聞かれる質問があります。その質問の答えについて今日は自分なりに考えてみました。
アルバイトみたいに給料がもらえるわけでもないのに、サポートそのものが楽しくてやっているのか。
「やりがい」を求めてなのか。
トレマネ 15 人もいたらその答えはきっと様々だと思います。

私は「自分のために」トレマネを続けています。
誰かの役に立ちたい、支えたいという理由からではありません。トレマネという仕事から連想される
「奉仕の心」「優しい」「労わる気持ち」
そんなイメージとは真反対の自己中心的な考え方です。
私は、高校の部活動で怪我をしてから大学で運動部に入ることは厳しい状態になりました。そんな時見つけた、この陸上部のお洒落なインスタグラムがきっかけでほんの好奇心から、陸上部のトレマネとして入部することを決めました。

とはいっても好奇心は基本長くは続かないものです。続くとしたらそれは「何か」によって継続に値する理由が生まれているということ。私にとってその「何か」は選手の皆さんの姿でした。

自立していて
目標にまっすぐで
仲間を思いやる気持ちがあって
他の選手を賞賛することのできる広い心があって
でも競技には遠慮しない強気な姿勢で挑み
辛いことも続けられる根気強さと屈強なメンタル
言葉の言い換えや想像の転換でポジティブに生きる

そういう姿勢。

その全てが自分にはないもので『憧れ』とか『尊敬』とかそういった類の感情で、普通にファンなんです。サポートしていたら、皆さんの近くにいたら、そのエネルギーが移って自分もそんな風になれるのかな、とかそういう安直で非現実的な考え方なんです。

何か頑張りたいことがあった時、一歩踏み出したい時、挑戦したいけど勇気が出ない時。
自分のエネルギーだけじゃ足りなくて、誰かに後押しして欲しい時。
そういう時に陸上部の選手の皆さんを思い出して、皆さんのエネルギーで踏み出して頑張って生きる。私はそういう生き方をしています。（笑）

だから私は「自分のために」東京学芸大学の陸上競技部に所属してトレマネという仕事をしています。

最初の質問に壮大に答えるとしたら「私はこれからも頑張って生きるためにトレマネを続けています」ということになるのでしょうか。そんな風に答えて場が凍りつくのが嫌なのでやはりこの場で答えておいて正解でした。

選手の皆さん、私を生かしてくれてありがとうございます。18 年間まっすぐに自己中で生きてきた私が皆さんのお陰で少しずつ誰かを支える幸せに気づき始めることができています。これからも全力でサポートします！よろしくお願いします！学大ファイト〜！！