1年生コラム「性格って?」

こんにちは。東京都立昭和高等学校出身、B 類理科コース、男子短距離ブロック 1 年の堀江巧です。私は、性格について書かせていただきたいと思っています。

初めに、このコラムを読んでくださっている皆さんに考えてほしいのですが、「あなたはどんな性格ですか」と聞かれたらどう答えますか?

いつもこう答える、と決まっている方もいらっしゃるかと思いますが、ほとんどの方にとっては難しい質問だと思います。私は、人見知りや鈍感、不器用などと答えることが多いですが、どれもネガティブな言葉です。そのような言葉を使ってしまうと、相手にあまり良い印象を与えられないのではないか、とふと最近になって思いました。そこで、自分の性格を表す手掛かりになる言葉を考えました。それが「スロースターター」です。

「スロースターター」とは、皆さんご存知の通り、物事に取り組み始めた頃は調子が良くないが、時間が経つにつれて調子が段々と良くなっていく人のことを言います。今までの人生を振り返ってみると、「スロースターター」は私にぴったりの言葉だなぁと思います。例えば、私は人見知り、つまり、出会ってすぐには仲良くなれないが、ちょっとずつ仲良くなっていくタイプだと説明できます。日常生活を考えると、私は、家を出発する 1 時間半前に起きます。1 日の始まりである朝、特に起きてすぐは行動が遅く、どうしてものんびりしてしまうからです。また、陸上のレースでは、スタートで出遅れることが多く、後半に伸びてくるタイプという点についても、「スロースターター」という言葉で表せるかと思います笑

要するに、「人見知り」にはすぐに仲良くなれないという意味が強く、「スロースターター」には徐々に仲良くなるという意味も含まれる。つまり、「人見知り」にはネガティブなイメージが強いですが、「スロースターター」には少しポジティブさも含まれているということです。

私は大学 4 年間で、このようなちょっとした言葉の変換を大切にしていきたいと思っています。言葉の変換は、相手に与える印象が変わるだけでなく、自分自身の考え方が変わり、行動も少しポジティブになって、多方面に良い影響があると思います。陸上競技も例外でなく、行動(練習など)を変えるために、言葉を変えていくことがその第一歩になり得る、と言うこともできます。これらのことを大切にして、4 年間、勉強も部活も、時には遊びも、楽しんでいきます!

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。書ききれなかった私自身の経験や、今の思いもありますが、それはまた次の機会があれば、話させていただきます!このコラムをきっかけに、たくさんの人とお話しする機会が増えたら嬉しいです。4年間よろしくお願いします!