第489回「続ける理由」

こんにちは。トレマネブロック/トレーナー3年の岡田未夢です。この度は、コラムを書く機会をいただきありがとうございます。私がトレマネを続ける理由についてお伝えしようと思います。

私は4年生の方々が引退されたことで、トレマネとして選手を支えるという責任を本当の意味で知りました。今までも責任を感じなかったわけではありませんが、この責任の大きさを実感すると同時に、私の中で固まったことがあります。それは自分が「トレマネであり続ける理由」です。

トレマネは正直、居なくてもどうにかしようと思えば選手だけでどうにかなる存在だと思います。だからこそ、トレマネの中には自分がトレマネであることの意味がわからなくなる人もいるのではないでしょうか。私もそのうちの一人でした。それでも私がトレマネとして陸上部の皆を支えたいと思った理由があります。それは「皆が仲間だから」です。

最初にトレマネをやろうと思った理由は、入学以前からの「マネージャーとして陸上競技に関わりたい」という思いを叶えるためでした。しかしそんな思いは1年で満足してしまって、トレマネでい続ける、部活に所属し続けるために、これ以上の何かを探さなければならなくなりました。無償の貢献の連続で、トレマネとして部に所属している意味が分からなくなった時もあります。今思えばこんなことを思っていた時の私は、トレマネとしての軸が消えていたんだと思います。

それでも約3年間、学大陸上部で活動し続けて、今では皆を支え続けることが自分の中で生活の一部になっているし、そこに大きな責任も感じています。皆が競技に全力で挑む姿をみたり、競技を終えて私達のもとへ帰ってくる姿をみると、なんとも言えない気持ちになって、これが仲間なんだなと感じました。私はそう思わせてくれた皆を支えたいと思っています。

皆さんが今続けていることを今後も「続ける理由」は何でしょうか。単純なことでも良いと思います。結局は自分がそれを続けることをどう捉えるかが重要です。単純なことだとしてもそういった意義を軸として持っていることはその活動に大きな力を与えてくれると私は考えます。是非、一度考えてみて欲しいです。

現在、選手の皆はシーズンインし始める頃だと思います。私は、皆が全力で競技に向かう分、どんなことがあっても全力で助けます。それはトレマネの同期をはじめ、全メンバーが思っていることだと思います。例えば、練習で上手くいかない時や上手くいっている時、競技前緊張する時や気になることがある時、競技後悔しい時や嬉しい時、どんな時でも話し相手、相談相手になります。トレマネの皆は優秀なので、安心してシーズンを迎えて欲しいです。皆の全力で競技をする姿を私に見せてください^ ^