【部員コラム】第422回「人との関わり」

失礼します。名古屋市立山田高校出身、B類保健体育専攻2年の田中恵子と申します。

現在、混成ブロックに所属し、七種競技を専門としています。今までコラムを書いてきた方々のように素晴らしい文章は書けませんが、気軽に読んでもらえたら幸いです。
私は最近、人との関わりについていろいろと感じることがあります。特に仲間の存在についてです。
私事ですが、3月末に高校2年で止まっていた自己ベストを塗り替えることができました。まだまだ納得のできるような記録ではなかったのですが、素直に陸上をしていてよかったと思える瞬間でした。
今思うと、この記録が出たのも一緒に練習をしてくれた仲間のおかげだと思います。高校の頃は混成が1人しかおらず、他のブロックに混ざって練習していても1人で陸上をしている気分でした。
また、混成をやっているからこそ練習量は多く、先に帰っていく仲間を横目で見ながら、与えられたメニューを淡々とこなしていく毎日でした。そのような部活動は楽しいとは思いませんでした。
けれども、大学に来て環境はがらりと変わりました。どんなにつらい練習でもそばには仲間がいて、応援し合ったり、励まし合ったりすることができ、本当に陸上をすることが楽しくなりました。
今では仲間の存在が当たり前のようになっていますが、一緒に練習をしている時や応援の声が聞こえた時など、ふとした時に仲間の存在が自分にとって本当に大きいんだなとしみじみ感じさせられます。
また、東京に出てから家族の存在も大きかったことに気が付きました。突然ですが、実家を離れて上京してきた皆さんは年に何回親と会っていますか?
私の場合はだいたい年に3回です。
将来地元の職場に就職しなかったら、会える回数もより少なくなっていくと思います。例えば両親が90歳まで生きると考え、残りの寿命を40年と仮定したときに、両親と会えるのはだいたい120日です。月数で言えば4か月です。
それだけの時間しか両親に会えないと思うともっと実家にいた頃に色々しておくべきだったと思いました。今しかできないことはたくさんあると思います。

それはもちろん陸上でも、私生活でも。後悔が残らないように今できることを見つけたらすぐに行動することが大切だと感じました。
さて、気が付いたら関東インカレまで1ヶ月を切っています。
あっという間に2年生になっていました。冬期ではやるべきことはやったと思うので、あとは自分を信じて試合に臨むだけだと思います。
今シーズンも過去の自分を超えれるように、さらなる高みを目指して頑張ります。最期になりますが、混成ブロックをはじめとした選手の皆さん、トレマネさん、そしてコーチの方々、いつも支えてくださり本当にありがとうございます!!

今年もよろしくお願いします!がくだーい、ふぁい!
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!