【部員コラム】第464回「みんなのおかげで」

 こんにちは。都立八王子東高校出身、A類家庭科選修4年、マネージャーの大田南緒です。マネージャーの私が、ここで何を書けばよいのか悩みましたが、4年間を振り返り、感謝の気持ちをつづりたいと思います。
 みなさんは、部活動のマネージャーと聞き、 “みんなのアイドルきらきらマネージャー”を想像すると思います。正直、いや、正直に言わずともあきらかに私はそうではありません。 日々、大変申し訳なく思ってはいますが、それは私ができることではありません。マネージャーとして自分ができることは何かを部員の皆さんとの関わりの中で考えることができたと思っています。
 私が、ここまでマネージャーをやってこられたのは多くの部員の方々との関わりや働きがあってこそです。マネに誘導してくださったななこさん、いつもくだらない話を永遠と聞いてくださったみなこさん、私にマネの極意を教えてくださったユカコさん、よくしてくださったあっこさん、初めてマッサージをさせていただいた直井さん、納会直前に号泣だった私を慰めてくださったさわこさん、トレマネ事情に耳を傾けてくださった瑞穂さん、選手になってもずっと見守って下さったみほさん、マネと選手との距離を近づけてくれた桃子、星の数ほどの愚痴を聞いてくれた岩本くん、絶対的信頼のはなちゃん、いつもお礼の連絡をくれる働きすぎな奈良くん、、、ここには書ききれないですが、皆さんが私をマネージャーにしてくれています。
 個人的な関わりのみではありません。この関東インカレにおいては、主将が誰よりも上を、前を向いてZOOMでしか行うことができない全体集合で想いを伝え、士気を高めてくれました。主務、副主務が、常に大学や関東学連、先生方と連絡を取り合い、大量の仕事をこなしながらも部員に目を向けて、活動することを可能にしてくれました。ブロック長が、主将の意思を引き継ぎ各ブロックのやり方にしてまとめ上げ、それぞれが勢いのあるブロックになっていました。4年生が、誰一人として外を向く人がいなかったこと、後輩たちが4年生のやり方についてきてくれたこと、係の仕事を協力してこなしたこと、その全てが男子2部優勝1部昇格・女子1部13位という成績を成立させたと強く感じさせられました。この学大陸上競技部に所属して、部員全員に役割というものがあり陸上競技部が成り立っているということを最近より大きく実感しています。
そして、トレマネブロックのみんなには本当に感謝しています。4年が一人しかいなくてブロック長を努めていますが、本当はリーダーなどは向いていません。それでもここまで頑張ってこられたのは3年生の髙橋、幕田の存在が大きいです。私のやり方を理解して、仕事をどんどんこなしてくれました。同期だと思っています。本当にありがとう。2年生のみんなは、難しい状況の中で入部を決めてきてくれました。十分に教えてあげることができないこともあったけど、今ではすごく頼もしいです。1年生もたくさん入ってきてくれて本当に嬉しいです。まだ、トレマネ全体で集合したことがないので早くみんなで会いたいね。そして状況が良くなったら、たくさんご飯に行こうね。 
 この部活の部員は部のために、ブロックのために、同期のために、先輩のために、後輩のためにと自分の立場や規模、関係性によって役割を担っていることを認識し、分担、協力していくことができる人が多く、感謝し、そしてとても尊敬しています。こんな素敵なみんなと一緒に部活動ができて本当に幸せだったと思います。まだ、引退までは少し時間がありますので、みんなとの関わりを大切にしながら、そして自分の役割を果たして行けるように努めたいと思っています。
 長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。