【部員コラム】第431回「もう逃げない」

失礼します。神奈川県立厚木高校出身、B類数学専攻3年の齋藤真です。現在、男女投擲ブロックに所属しており、砲丸投げを専門としています。拙い文章ではありますが最後まで読んでいただけたら幸いです。

僕は高校で陸上をやめる予定でありました。正直、陸上より野球などのほうが好きでありましたし、また、家から学校までが遠いため部活という厳しいものではなくやるならサークルにして、息抜き程度でやろうと思ってました。ただ、僕には陸上に対し悔いが残ってました。
それは高校3年生の神奈川県総体でのことでした。当時の僕は県大会で運良ければベスト8残れるかもっていう実力でした。そんな中で臨んだ大会は調子がよく3投目でベスト+50㎝がでてベスト8に残ることができました。そして関東大会出場をかけて臨んだ残りの3投でまた、自己ベストを更新しその大会では結局、自己ベスト+70㎝でした。ただ、5㎝足りず関東大会に出場することはできませんでした。正直、5㎝って審判のメジャーの仕方とかで変わるだろって思いました。ただ、受験が終わって卒業するときにその時のことを改めて振り返るとそのような結果になることは当たり前だったのではないかと思いました。なぜなら、冬季練習では、毎週土曜日に神奈川県の投擲練習会というものがありました。自分の学校には陸上を教えられる顧問もいないため、自分にとってはそれが唯一砲丸投げのことを教えてもらえる機会でもありました。ただ、その練習はきつく僕は合計15回程度あるうち何度かを塾などという適当なことで休んでしまいました。その休んでしまった分だけ、あの試合では5㎝という形で出たものだと思いました。だから、僕はもし続けるのであればもう逃げないようにしようと思いました。
そうして入部することになった今、厳しい練習でも逃げずにやっているつもりです。もう、あのようなことが起きないために。そして、もう今シーズンが始まります。個人の目標として、関東インカレ入賞、そして、1部昇格へ向け、今までの積み重ねた練習を信じて頑張っていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。