関東インカレコラム【みんな大好き】

失礼します。この度コラムを書かせていただきました、静岡県富士見高校出身、男子短距離ブロック3年の藤田稔十です。

入学から早3年が経過しました。初々しい後輩の姿を見ていると、あの頃に比べて私は成長出来ているのだろうかと考えさせられます。
私は「男なら泣くな!」という現代では批判されるであろう信念を持って日々を過ごしていましたが、最近つい涙してしまった出来事があります。それは1ヶ月ほど前に訪れた、我が家の癒し担当であった愛犬メロディー(通称めったん)の死です。今でも本当にかわいい大好きな愛犬です。
最近泣いていなかったのになぁ、その前はいつ泣いたっけ。思い返せばそれは、自らの不甲斐なさと先輩達のカッコよすぎる背中に涙した大学1年時の関東インカレでした。琉久さんは100mで決勝を走り、四継は3位入賞。無力な自分に苛立ちました。中学、高校ともにある程度の成績をのこしてきた私にとって歯が立たない経験は残酷なものでした。
ある時は、自分の才能を疑いました。「俺には何か才能があるのか」と考えたとき、たった一つ胸を張って誇れることがあると気がつきました。
それは、(自分を囲む人たちに恵まれる。)
最高の才能だと思いました。康成さんや将太さん、波那ちゃんに短男、私の周りには素敵な人が沢山居ます。入部してから今まで、練習で馬鹿話をして大笑いしなかった日は1日も無いくらい居心地が良い、大好きなみんなです。
ついに3度目の関東インカレがやってきます。1年の時に涙した場所と同じ会場です。大好きな短男と、同期と、学大と1年に1度のお祭りを盛大に楽しんできます。やるぞ〜!!!