【部員コラム】第429回「目標に向かって」

埼玉県私立昌平高等学校出身、現在、混成ブロックに所属させていただいている1年の北村一真です。     
このように自分の気持ちを語るのは大変苦手ですが、読んでいただけると嬉しいです。     
先日行われたU20の混成日本選手権で三位入賞をすることができました。     
大学に入って初めての全国大会で三位に入れたことはうれしく思いますが、優勝を狙っていたため悔しさの方が大きかったです。     
今回の大会は、ベストが出た種目もありましたが、特に跳躍種目の記録が伸び悩み、目標としていた点数を取ることができなかったので、     
今後の課題がたくさん見つかる大会となりました。     

そもそも私が陸上競技と出会ったのは中学一年の時で、はじめはただ単純に足が速くなりたいという思いで練習に打ち込んでいました。     
練習を重ねるにつれて、その気持ちは強くなり、陸上にのめりこんでいきました。     
そして、中学二年の新人戦の時に混成と出会いました。     
混成は多くの種目をこなす必要があり、そこが難しさでもあり、面白さでもあります。     

そして、この春、混成競技をより極めたい、そして、将来保健体育科の教員になりたいという思いから、この東京学芸大学に入学しました。     
東京学芸大学陸上競技部には、お互いに高め合い、陸上競技に全力で打ち込める環境がありました。     
また、混成ブロックは他ブロックと一緒に練習することが多く、たくさんの刺激を受けています。     
この恵まれた環境で私はひとつの目標を設定しました。     
それは、十種競技で8000点以上を叩き出し、全カレで優勝するということです。     
そして、ゆくゆくは日の丸を背負って世界で戦える選手となりたいです。     
そのためには、一つ一つの種目を極めていく必要があります。     
自分の得意種目であるハードルとやり投げは、その種目単独で関カレor全カレで戦うことのできるレベルまで記録を伸ばし、     
苦手な跳躍種目では、跳躍ブロックの方々にアドバイスをいただきながら、もう一度基礎から練習を積み直し、他の種目の足を引っ張らないようにしたいです。     

日の丸を背負う!!     
2018年7月25日 北村 一真