第487回「『楽しい!』という気持ち」

こんにちは!現在学芸大学陸上競技部にマネージャーとして所属させていただいています、3年塩飽里桜(しわくりお)です。中学・高校時代は選手として陸上部に所属していて、主に100mHや100mをやっていました。あまり文章を書くのは得意ではないのですが、書かせていただきます。
私は今(2/14-2/22)、中長距離女子の合宿に帯同して、宮古島に滞在しています。宮古島は北緯24-25度の中にある島で、毎日20度以上の中で練習でき、海も近くきれいな景色を見ることができ、現地の人たちもとてもフレンドリーでとても心地がいい島です。みなさんも、機会があればぜひ行ってみてください!
さて、そんな宮古島での合宿の中で、去年の合宿に引き続き現地の陸上クラブに所属している小中学生と合同練習をする機会がありました。人数は10人に満たないくらいで少ないのですが、みんなエネルギッシュで元気パワーがすごい子たちでした(^^)合同練習の中で10種目のサーキットを一緒にやったのですが、サーキットを終えた後に学大の選手が「どうだった?サーキットきつかった?」と聞いたら、「ううん!ぜんぶ楽しかったー!」と目を輝かせて答えていました。私は、その子どもたちの『純粋に陸上が好きで楽しいからやっている』という姿に、何かをやるときの原動力が『楽しい』ってやっぱり素敵だな、いいなという風に再認識させられました。
マネージャーの仕事は、選手のコンディションチェックやタイム計測、マッサージ、怪我の処置など多岐にわたるうえ、入部する前に自分が想像していた以上に自分の時間を費やすことも多く、正直大変だなと思ったり、なんで選手じゃないのに大学まで陸上をやっているんだろうと悩んだりしたこともありました。しかし、私がマネージャーとして陸上を続けることができているのは、根底に、陸上ってやっぱり観るのもやるのも『楽しい!』という思いや、トレマネみんなでサポートするのも『楽しい!』という思いがあるからだと思います。
マネージャーという立場には、選手の喜ばしい瞬間にそばで立ち会えたり、「ありがとう」とお礼を言ってもらえたり…などの魅力ももちろんたくさんありますが、そんな中でも、私は『楽しい!』という気持ちも大切に、ラスト1年間陸上に関わっていけたらいいなと思います。