第498回「主将」

こんにちは。静岡県富士見高校出身、B保健体育専攻4年の藤田稔十です。1年間、男子主将を努めておりました。

代行代式の2日後にコラムを書く機会をいただき、今伝えたいことをここに記そうと思います。

拙い文章かと思いますが、ぜひご一読いただけますと幸いです。

 女子主将の岸と共に築いたこのチームは私の宝です。

まずは岸の紹介をします。

彼女は誰よりも優しいのでみんなに愛されていて、そして青天井に明るい、まるで太陽のような人間です。

これを読んでいる彼女のニヤついた表情は想像に容易いです。褒めるのはここまでにしておきましょう。

冗談はさておき、このチームが纏う和やかで柔らかい雰囲気は全て彼女に起因するものだと思います。

彼女1人の明るさがここまで伝播するんですから、凄い人です。岸には心の底から感謝しています。ありがとな。

私はといえば、それほどの競技力は無く、岸のようなコミュニケーション上手でも無いのです。

でもだからこそ、出来るだけ皆の自由を邪魔しないように、ただし「勝利」という目標を見失う人が出ぬようにと、大きな看板を立て、そしていつか私の言葉が誰かの追い風となるようにと願い、1年間言葉を紡ぎ出しました。

少しでも皆の記憶に残る主将で有れたら嬉しいな。

さて、先述した通り、このチームは僕の宝です。

努力を惜しまない皆だから、自分を信じてやまない皆だから、声を枯らすほどの声援を送れる皆だから、学大が大好きな皆だから、

僕は皆が大好きです。

代交代式での心情は正直なところ「嫉妬」でした。

あと少しでいいからこのチームの主将がしたい、更に強いチームにしたい。

やり残した訳ではありません。宝だからです。

しかし、移り変わりがあるからこそチームは成長するのだと思います。

現主将の津山とタネルなら(新しい風)を巻き起こす事が出来るはずです。

最後になりますが、私たちを信じて着いてきてくれたみんなへ、本当にありがとう。

優しい眼差しで見守ってくれていた先輩方、本当にありがとうございました。

今のメンバーなら必ず更に強くなれるはずです。

もっともっと自分を信じてください。

絶対に大丈夫。

学大に幸あれ!

#学大は負けない