第443回『頑張れる理由』

失礼します。長崎県立諫早高等学校出身、B類保健体育専攻1年朝霧純稀です。現在短距離男子ブロックに所属しています。今回、コラムを書く機会を頂きました。ありがとうございます。拙い文章ですが、僕なりに想いを綴らせていただきます。最後まで読んでいただければ幸いです。

僕は小学校4年の頃から、陸上競技を続けています。かれこれ10年以上も速く走ることだけを追い求めていることになります。ですが、実績は全く残せていません。小中高と全国大会には出場したもののすべてリレー種目で、個人種目では一度も上位大会に出場したことはありません。ですが、いつかは花咲くことを信じ、大学で陸上競技をするならレベルの高い関東で挑戦したいという思いがあったので、西の果て長崎から日本の都東京まではるばるやってきました。輝かしい実績を積み重ねてきた先輩や同期に囲まれ、半端ではない刺激を受けながら、陸上競技に励んでいるところです。

仲間に恵まれてとても良い環境ではありますが、同期や先輩方がどんどん対校戦や上位大会で活躍していく中、僕は自己ベストを更新できずにいます。短距離男子ブロックの同期は皆僕よりも持ちタイムは断然速く、ただでさえ差が元々あるのにも関わらずその差を全く縮められず、むしろ差は開く一方で、とても焦りを感じ、自信が持てない時期もありました。そんなメンタルの弱い僕が未だに心がポッキリと折れずに陸上競技に励めているのは、仲間の存在が大きいからだと思います。特にB保の同期である豊嶋琉久と山口華枝の存在はめちゃくちゃでかいです。実績も残していて、大学でも1年から全カレにしっかり絡んでいて、僕にとって憧れの存在です。

華枝は、笑顔がとても眩しくて一緒にいると自分も笑顔になれるような、底抜けに明るい人柄です。僕は試合となると緊張しがちなのですが、華枝はいつも声をかけてくれて、緊張をほぐしてくれます。ほんとにいい奴です。

琉久は僕のどうでもいいボケを全部拾ってくれる優しくて面白いイケメンで、同期でありながら目標でもある彼に「純稀は来年もっと速く走れる」と言ってくれました。4継で3走を走って欲しいとも言われました。

華枝の応援に、琉久の期待に応えたいというのが今の僕が陸上競技を頑張れる理由です。

先日行われた全日本インカレの閉会式で、華枝と琉久は選手として閉会式に出ているのを、選手として全カレを戦えなかった僕はスタンドから見ていました。二人との差を痛感し、とても悔しい思いをしました。あの時の悔しさは自分の中で風化させること無く持ち続けて、冬季練習に臨みたいと思います。

華枝と琉久のおかげで僕は頑張れています。感謝しかないです。最高の仲間です。来年は二人と同じ景色を見たい。だから僕は今日も練習に励んでいます。強くなるために。

長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました。