【部員コラム】第402回「可能性」

 
こんにちは。岡山県立倉敷青陵高校出身、B類保健体育専攻一年の吉田京平です。短距離ブロックに所属しており、400ハードルを専門にしています。
    
今回、部員コラムの依頼を受けましたので、過去の先輩方のコラムも参考にさせていただきながら、書かせていただこうと思います。
    
今回は、私の目標について書かせていただこうと思います。

私の目標は4年生の時の全カレで表彰台に上ることです。正直、とてつもなく高い目標であり、今のままでは100%無理です。ではなぜこの目標を立てたか。

僕は小学生の日清カップも全中も準決落ち。ランキング8位で自信もあったインターハイも準決勝で散りました。僕はその程度の選手でした。でもこのま まのレベルの選手では絶対にくやしい。高いレベルの選手になりたい。中学、高校で負けてきた全国の強豪たちと肩を並べて戦い、勝ちたい。その気持ちからこの目標を立てました。目標達成のために、レベルの高い選手が集う関東に行きたいと考え、顧問の先生の勧めもあり、親に無理を言って、この大学に来ました。

正直、身長も高くなく、足も長くない、柔軟性もない、そして不器用である私ははっきり言って才能のかけらもありません。でも絶対にこの目標は最後まで諦めません。なぜなら僕が今まで経験して、知っている陸上競技ってほんの少しです。知らないことがほとんどです。周りには自分が知らないことを知っている人はたくさんいます。わからないことがあったら聞けばいい。やれること、考えられることって山ほどあると思うんです。やれることがある限り、自分の可能性ってまだあると思っています。

この前大先輩である岩崎さんと、人間的にも競技者としても尊敬している郁磨さんに最近の自分の状態について相談しました。僕はその時全くと言ってい いほど練習の調子が良くなかったからです。その時、

「きちんと目的を明確にもって、それを達成するために、その手段である練習を外すことなくきちんとしていけば良い。一回できなかったからって焦る必要はない。細かいこと気にするのも大事だけど、もっと野性的なところ出していけよ」

と言われました。この言葉はすごく心に響きました。

自分の目指すところがどこで、そのための手段が何かを明確にしていこうと思いました。

最終目標があって、一年ごとの目、標があり、それを達成するために半年ごと、一年ごと、一か月、一週間、一日にやらなければならないことがある。練習には必ず目的があってそれを必ず明確にして見失わずにやっていく。当たり前のことかもしれませんが、このことの重要性に改めてきづきました。 先輩方に相談したことでこのように考えることができました。このように自分の知らない事や気づかない事って山ほどあるんです。

可能性は絶対にあります。僕はこの目標達成のために頑張っていきます。

すぐそこに迫った来シーズンエンジン全開で大暴れしてやりましょう!

長くなりましたが読んでいただきありがとうございました。

    

2017年3月8日 吉田京平