【部員コラム】第418回「自己実現のために」

こんにちは。和歌山県立田辺高等学校出身、A類環境教育選修1年の和田あすかです。

現在女子中長距離ブロックに所属しております。800 mを専門にしています。独特のなまりはなおりません。(笑)

先日の佐々木嵩君や先輩方のような素晴らしい文章は書けませんが、軽く読み進んでいただけると嬉しいです。

まず皆さんは、私の学科について何らかの疑問を持ったことと思いますので、少し説明を入れます。過去に皆さんが、小学校でアサガオを育てた記憶や田んぼに行って苗植えをした経験があるでしょう。

そのように子供たちが自然に触れて積極的に学びを深め、その経験を発展させて環境問題や環境保全活動等に取り組んでいけるように育てるのが、環境教育の重要性だと私は思います。

学んでいることを得意げに説明してみましたが、実際のところA類ならばどこでもいいと思っておりましたので、判定が他学科より良かったため受験した「にわか」でございます。すみません。むしろA保目指してました。(笑)

さて陸上についてでしたね。私は高校時代、近畿の準決勝で敗退というくらいの競技力です。そのため、素晴らしい経歴の先輩や同級生がゴロゴロいるこの大学で陸上を続けられるか不安に思い、大学では他のスポーツをしようかなと考えていました。

しかし、やはり私は陸上から他のスポーツに変えることはできませんでした。それは、やっぱり陸上が好きで、凄く強い方々と練習ができることが自分を成長させてくれるという考え方ができたからだと思います。でも、練習についていけなかったりするとネガティブな考え方をしてしまう性格の私です。

人と比べてしまって、なんて自分はダメなんだと自分を責めることもあります。高校生まで陸上を一生懸命やってきたつもりだし、大学生のうちにできることをして自分の糧にしたほうが自分のためかもと考えて、やめようかなと悩んだ時期もありました。

でも、私が辞める決断をせずに陸上部としていられているのは、大切な仲間の存在と変わらない目標があるからです。

その目標とは800 mの自己ベスト更新です。目標低っっ!と皆さん思ったことでしょう。でも私は人から何と思われようと、どんな目標を持って競技をしてもいいと思っています。また、まだ目標達成できていないのに挑戦をやめて、後悔を隠しながらこれから過ごしていけるのかとも思います。

達成するためには、やはり努力とポジティブ思考が大事だと思います。

私にはもったいないくらい素敵な練習環境なのに、結果が出ない原因は自分の努力不足に決まっています。そして、1歩ずつ小さな目標をクリアし続け、コツコツ積み上げていって手を伸ばせる位置にもっていかなければ、良い結果はもぎ取れません。

その小さな目標の積み木を倒れないように支えるのが精神力、ポジティブ思考だと思います。

この過程を経てこそ得られること感じられることがあるだろうし、将来に何らかの形で繋がるでしょう。

さあシーズンがはじまります。日々支えてくださる皆さんに感謝しながら、一度きりの人生

を健康に!楽しみ!ポジティブに駆け抜けていきます!そして、このコラムを書かせていただくことで、シーズン前に自分自身を見つめなおし、自分の思いや目標を再確認できたいい機会になりました。感謝しています。

長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました

2018年3月31日 和田 あすか