【部員コラム】第432回「考えることの大切さ」

こんにちは。私立成田高等学校出身3年の飯田詩央と申します。跳躍ブロックに所属し三段跳を行っています。

私は大学に入って陸上競技をしている中で1番感じたことは、自分で考える時間が今までよりもさらに増えたことです。練習のメニューを考えたり、いつどの試合に出て記録を狙いに行くのかなどを自分で決める事ができ、良い意味で自由な環境にあると思います。その与えられた環境をどう自分のものに出来るのかが大切であるとこれまでの大学生活を通して感じることが出来ました。私自身大学一年目は新しい環境になれず記録もなかなか出せずに苦戦する日々でした。その時、このままの状態では自己ベストは更新できないという厳しいお言葉を受けました。その時から今のままではダメだと思い真剣にどうしていけば良いのか考えていくようになりました。練習メニューは、色々な人に聞いて情報を得て参考にさせて頂いたり、食事について友人と相談してみたり、跳躍について沢山仲間と話し合ったりと陸上と関わる時間が今まで以上に増え、自分が出来ることは悔いなくやろうと決意することが出来ました。
学芸大学には互いに高みを目指し合う仲間や先輩、後輩に恵まれみんなで強くなるためにはどうしたら良いのかブロックごとに沢山悩んで時にはぶつかって、この冬を全員で乗り越えてきたと思います。今年は男女共に目指すべき目標があります。始まったばかりのシーズンは、期待や不安でいっぱいですが、これまでみんなで積み重ねてきた練習を思い出して絶対に達成したいです。また、陸上が素直に好きだという気持ちがあるからこそ大学まで競技を続けられてきているので、その初心の気持ちを忘れずに貪欲に陸上競技と向き合い、2019年のシーズンをみんなで楽しみながら乗り越えていきたいと思います。

ありがとうございました。