関東インカレコラム「私と関東インカレ 向上心」

こんにちは。都立大泉高校出身、B類家庭専攻4年、レーナーの椙山美紅です。
この度はコラムを書く機会をいただきありがとうございます。関東インカレに向けての思いを書いたので、最後までお付き合いいただけますと幸いです。

関東インカレは、トレマネ、私にとっても特別な思いのある試合です。
2年生の関カレは、私にとって初めての対抗戦でした。コロナにより、トレマネ全員が関カレに行くことができない状況で、誰が行くか話し合いました。行くと決まった時は嬉しくて涙が出ました。それくらい、部活がしたかったです。しかし、いざ直前になると、トレマネのコーチの方々や上級生のトレーナーがいらっしゃらないこと、経験不足など様々なことが重なり、緊張と不安でいっぱいでした。当日は、今まで味わったことのないトレステの雰囲気を感じ、更に緊張感が高まりました。選手のケアや悪天候の中でトレステを維持することなど色々とやるべきことがあり、余裕がありませんでした。その中でも皆さんが温かい言葉を掛けてくださったり、手伝ってくださったりして何とかやり遂げることができ、これからも勉強して頼ってもらえるトレーナーになりたいと思いました。2年生の関カレは密度の濃い試合で、良い経験になりました。
一方で、3年生の関カレは、トレーナーが増えた安心感からか2年生の時に比べ、あまり頑張ることができず後悔が残っています。自分が何のために部活の練習や試合に行っているのか考えるきっかけとなりました。陸上競技の観戦だけではなく、試合、練習、日常生活のサポートを身近で行い、少しでも選手の役に立ちたいと考えました。繁田監督に任され、女子の食事を見るなど、少しですが生活面からサポートできて、自分も居場所ができた気がして嬉しかったです。
2年生の関カレで余裕が無い中で、なおさんと食べたアーモンドチョコレートの味が忘れられません。本当に心が救われました。今年度もまたたくさん1年生がトレマネに入ってくれました。1年生は入部早々、大きな試合を経験することになります。不安や緊張があると思いますが、そんな時に手を差し伸べられるトレーナーになりたいです。新入生、今まで一緒に練習をしてきた選手の活躍が楽しみです。最上級生になっても、向上心を忘れず、頼まれたことだけではなく、自ら考え行動するということを目標に頑張っていきます。トレマネもチームに貢献できるよう協力して戦います。