【部員コラム】第450回 「主務として、選手として」

 こんにちは。群馬県立前橋女子高校出身、E類生涯スポーツコース3年の富沢恭子です。女子跳躍ブロックに所属しており、棒高跳びを専門としています。また、10月に新体制となり、女子主務を務めさせていただくことになりました。今回、コラムを書く機会を頂いたので、主務として、選手として、自分の思いを綴らせていただきます。
 先日、人数や時間の制限はあるものの、大学のグラウンドが使えるようになりました。コロナのせいで私たちの仕事が増えてため息が出そうになる一方で、自由にグラウンドを使って練習できていたことのありがたさをしみじみと感じています。また以前のように全体集合ができる日が来ることを祈るばかりです。
 そんなため息が出そうなときも、主務の仲間が支えてくれています。男子主務は、頭脳明晰で数字に強い飛鳥です。まだ一緒に主務をやってそんなに期間は経っていませんが、効率的な提案にはいつも助けられます。副主務は、細かいところまで気づいてくれる紗瑛ちゃんと、何も考えてないようで意外と頼りになるなかけんです。4人とも競技会係のメンバーでもあり、とても心強いです。事務的な仕事をこなすことはもちろんですが、部員の声や要望を聞いて、それを部に還元するといったこともやっていけたらなと思います。
 主務として仕事を全うすると共に、選手としてもあと1年、悔いのないようにやり切りたいと思っています。
 他の大学では、選手を引退して主務に徹する方が多いと聞いたことがあります。以前、高校時代の顧問の先生に今度主務になるという話をしたら、「じゃあもう引退!?」と言われて少し複雑な心境になりました(先生とはめちゃくちゃ仲が良く、全く気にしてません笑)。学芸大学の主務は、選手としても活躍するんだぞってところを周りの人に見せていきたいです。
 私は、2年の時に関カレに出場しましたが、また標準記録が上がり、まだそれを破ることができていません。必ずもう一度あの舞台に立ち、今度は出るだけじゃなくて、ちゃんと結果を残したい。あとは、英理子と七海の棒高女子3人で、なんの大会でもいいから表彰台を独占するという目標があります。3年前の入試では、3人とも記録なしをやらかし、今でも繁田先生にいじられていますが、卒業するまでにはかっこいいところをお見せしたいです。
 最後に、また主務の話に戻りますが、私はこの同期・チームじゃなかったら主務をやろうという気持ちにはならなかったんじゃないかと思います。すでに、みんなの優しさに助けられている部分がたくさんあります。至らぬ点もあるとは思いますが、これからもどうぞよろしくお願いします。このようなご時世ですので、心と体の健康を第一に、みんなで頑張っていきましょう!
 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。