【部員コラム】No.220~230

あけまして。

あけましておめでとうございます。     
初めてコラムを書かせていただく1年長距離の牛越と申します。     

 いよいよと言うべきか、とうとうと言うべきか、とにかく2010年です。     
なにか近未来的な響きがあるような気がするのですが、ミレニアムと言い騒いでいた10年前から、何か変わったのかと訊かれると何も変わっていないような気がします。     
僕の実家は長野なのですが、近年は殆ど積もらなかった雪も今シーズンはかなり降っているようでなんだか安心しました。     
あれだけ注目されている温暖化でさえその歩みは遅く、一進一退。10年やそこらで変わったものはあまりないんだと実感しました。     

 さて、冬です。冬期練習です。     
僕は入試が実技ではなかったので、昨シーズンの冬は練習が出来ていません。     
ついでに高二の冬はケガであまり走れていないので、僕にとっては実に3年ぶりの本格的な冬期練習になります。     
冬は思ったよりも長いので、三年前のことを思い出しながら10月の箱根予選会まで見据え、じっくり力を蓄えていきたいと思います。     
そして去年は全くダメだったトラックシーズンからバンバン記録を出していこうと思います。     
まずは3000mSCの関カレA標切りを5000mへの踏み台に……。

と、いうわけで、今年で成人なのにも関わらずまだまだ未熟な人間ですが、今年もよろしくお願いいたします。
2010年1月8日 牛越 晴生

はじめまして!!

はじめまして!
今回コラムを書かせていただく1年生涯スポーツ専攻、男子短距離ブロック所属の熊田吾一と申します。

時間の流れというものは速いもので東京学芸大学に入学してから6ヵ月が経とうとしています。僕は1年浪人してからこの大学に進学しました。1人で練習することが多かった浪人中に比べ、今は先輩方や仲間と共に練習でき充実した毎日です。1年間たまっていた遊び心がようやく解放され、はしゃぎ過ぎていますがみなさんひかないで下さいね!

トラックシーズンも終わり、冬期をむかえようとしています。今シーズンを振り返ってみると・・・ダメダメなシーズンでした。思うようにタイムも出ず、走りも作れませんでした。競技力を戻そうとタイムばかりを追い求めてしまい動き作りをおろそかにしてしまいました。冬期では動きを作りに中心にガッツリ練習したいと思います!来年は満足のできるシーズンになるよう努力をしていきたいと思います。

先輩方のように大したことは書けませんでした。競技力とともに表現力も身につけなくては・・・笑
こんな僕ですが今後ともよろしくお願いします!
2009年10月18日 熊田 吾一

らぶ短男

こんばんはぁ~(^O^)/

短距離男子のブロック長を務めさせていただいてます栗原で~す☆

わたくし、初コラムです。上手く書けるか、伝わるか…不安です。。しか~し!!書きますね!!
ブロック長になったので、その辺りのコトを書きたいと思います。

気が付けばもう幹部学年という立場になっておりました!
早いです!ビックリです(((^_^;)しかもブロ長なんて…(;´д`)

ブロック長の仕事は主に練習メニューをたてたり、ブロックの雰囲気をよくしたりたり、ブロック員の意識を高めたりたりたり、連絡を回したりたりたりたり……やることいっぱいです(((^^;)
僕はこんなでも一応ブロック長という立場になったので、後輩たちに伝えていきたい事があります☆
それは僕が先輩たちから教わった事です(^-^)

昨年、僕は幸いにも4年生の中に一人だけ後輩として4継のメンバーに入れていただき、
二部ではありますが関東インカレの4継で優勝する事ができました♪
僕は1走として、練習の時も、試合の時も…いつも4年生の競技に対する熱意。意識の高さ。目標への努力。チームとしての意識。チームを思う気持ち。そして優勝という結果。そういったものを一番近くで見てきました。
そして、その姿は、とてもかっこよく、思い出すとゾックゾクします!!(^^)))

あの時、僕が経験した想いや先輩たちに教わった競技に対する熱意、チームへの意識を今度は僕が後輩たちに伝えていきたいと思ってます。。
もちろん結果も含めてッ!!リレーを組むからにはやっぱりメンバーの皆にはいい思いをさせてあげたい。
ブロック長として、リレーメンバーだけでなくブロック員の皆にいい思いさせてあげたいです。
僕が先輩たちにしてもらったように…
今度は僕が引っ張っていき、皆にいい思いをさせてあげる番だと勝手に思ってます。

僕がこう考えられるのも短距離ブロックのみんながいつもサポートしてくれるからです。
本当に感謝しています。ありがとう♪(^-^)v
こんな僕ですが、これからも、協力よろしくお願いします。

みんな
いい思いしにいこーぜッッ(^3^)/~☆

…なんてちょっとカッコつけてみました。エヘヘ_(^^;)ゞ

次は、短距離のピカピカ1年生・熊田くんに書いてもらいまーす(^з^)-☆
ごいち!よろぴこ♪♪

では!
ばいちゃ☆(^-^)/
2009年10月10日 栗原 諒

素直な心

こんにちは!
現在女子中長ブロックのブロック長を務めさせていただいています広江早紀です。
夏休みも始まり、グラウンドに生える雑草の勢いに負けまいと、
間近に迫った対校戦・合宿に向け練習に取り組んでいます。

少し前になりますが、血液型の説明書という本が流行しました。
私は出会って間もない人には「A型でしょ?」と言われることが多いですが、
慣れ親しくなると誰もが認めるB型であります。
B型の説明書の一部分を読んだのですが、
そこに書かれてある多くの項目に自身の言動が当てはまっており、大変驚きました。
B型というと良くないイメージを持たれる人が多く、先日もチームメートに
「ホント頑固者だよな、さすがB型!」と言われてしまいました。
血液型と性格が必ずしも一致するとは言えませんが、
頑固者というのは自身に当てはまることでありその言葉には反論できませんでした。

前置きが長くなってしまいましたが、
この「頑固者」という言葉から考えたことがあります。
それは、周りの人の助言や、何気ない言葉かけ
その他に自分の目で見た、感じ取ったことを素直に受け入れる
吸収しようとする気持ちを失っているということです。

中学生や高校生の時は先生や先輩から指導していただいたことを実践しよう
全体に向けて発せられた言葉の中から様々なことを吸収しよう
という姿勢で取り組んでいました。
しかし現在は、まだまだ半人でありますが少しずつ自分のスタイルが確立し、
自分はこうしたら良い、こうすれば上手くいく
というように考えが固まってしまい、
以前のような他者から学ぼうという姿勢、
自分の考えや態度を改善しようという気持ちが薄れてきていました。
人の意見に左右されてばかりで方向や方法が定まらずふらついているようでは良くありませんが、思うように結果に結びつかない、調子が上がってこない
そんな時こそ自分のこだわりから少し離れ、
周りの人々に意見を求めたり、その助言をすっと心の中に入れたりすることが大事なのだと考え直しました。

初心忘るべからず。
この言葉を心におき、「全日本大学女子駅伝出場」という目標に向かって頑張りたいと思います。
ご指導、ご声援よろしくお願いいたします。
2009年8月8日 広江 早紀

共同性と共生性

こんにちは。
女子短距離ブロック三年、遠藤裕希です。
一年生でぴよぴよしていた私がもう三年生だなんて…
時の流れの速さを感じずにはいられません!
今もぜんぜんしっかりはしてないですが(・ω・;)

さてさて、今回は最近私が考えていることについて書きたいと思います。
タイトルにもしましたが、共同性と共生性について。

共同性というのは、みんなで同じことを同じようにしたり、
みんなで一つのことに向って動いたりする性質です。
これはとても日本的な考え方で、中学校や高校の制服なども
共同性を具現化したものといえます。

共生性というのは、違う個性の人間が互いに違いを認め合いながら共に生きる
という性質です。人種のサラダボウルとも比喩されるアメリカでは、
この考えが一般的です。
人は人、自分は自分、でも人類みな兄弟だよねってかんじです。

私が考えたのは、陸上部におけるこの2つのバランスについてです。
陸上競技は基本、個人競技であり、また部員の個性も様々だという点からみると、
共生性を大事にするべきなのかな、とも思います。

でも、一方で「部活動」というくくりの中でやっていくいためには、
決められたことは守る、みんなで集合する、チームの和を乱さない、
という共同性も大事ですよね?
みんなが個性を主張してぶつかりあっていてはまとまることは不可能です。

このバランスはとても難しいです。
私も答えが出ずに、ずっと考えています。

みなさんはどう考えるのでしょうか。ぜひ教えてほしいです(・ω・)

それでは考えるのはこのへんで終わりにして・・・
熱中症には気をつけて、練習がんばります!
2009年7月29日 遠藤 裕希

自分に厳しく!

こんにちは!
このたび、女子短距離ブロック長を務めさせていただきます、
川口夢加です。

突然ですが
私は、12秒ゼロ台を出すまでに7、8年かかりました。
でも、その走りができなくなったのは、たった5か月
本気で練習をしなかったから。

努力をして、その結果を得るまでには、ものすごい時間がかかるけど
それが崩れるのは一瞬で、
また立て直すことは、簡単なことではないと実感しました。

あと、どれくらいかかるかは分からないけど、
最後の1年を笑顔で終えられるように
自分に厳しく!
「公認 11秒台スプリンター」目指して、
短女を引っ張っていきたいと思います!!
よろしくお願いします。
2009年7月15日 川口 夢加

まだまだ

こんにちは、こんばんは、おはようございます。
このたび男子中長ブロック、ブロック長を務めさせていただくことになりました、礒田です。

ブロック長をはじめて3週間あまり、改めて、今までの先輩方に感謝です。
なかなかどうして、人は実際にその立場になってみないとわからないことってたくさんありますよね。

さて、話を始めましょう。
僕個人として、中長ブロック、というか東京学芸大学陸上競技部は
「まだまだ」だと思います。それは否定的な意味ではもちろんなく、ここからまだまだ先に進めるはずだ、という意味です。
この前の関カレで悔し涙を流している選手がいました。
すぐ涙を流すことは云々などと言いたいのではありません。
悔し涙を流せるくらい真剣に取り組めたこと、そこに着目したいのです。
(人には性質(たち)というものがありますから、どんなに真剣でも泣かない人はいるのでしょうが。)
真剣に取り組んだからこそ、貪欲に、「もっと上を」という思いが強く、それが残念ながら達成できなかったときにより強い感情表現になったのではないかなと思うのです。
翻って、我が身を見ると、僕は果たしてそこまで真剣になれていたでしょうか、
部全体は真剣になれていたでしょうか。もちろん真剣だったとは思います。
思いますが、今思うと、もっと真剣になれたんじゃないかな、とも思います。

陸上競技を楽しむ姿勢は大切です。
大切ですが、日々の練習をただ楽しむのではなく、
真剣に取り組んだ上での楽しみを享受した方が陸上競技「部」として、
本来の姿に近いのではないでしょうか。
日々は己を強くする礎になるとともに、弱くするきっかけにもなります。
僕は最近少し記録が伸びました。
でもまだまだ先に進めると信じています。
学大の陸上競技部もまだまだ先に進めると、僕は信じています。
2009年7月1日 礒田 秀弥

小心者の独り言

昔の友は 今も友 俺とおまえと

こんにちは。今回コラムを書かせていただくことになった
3年A類保健体育科の谷村健宏と申します。
現在投混跳ブロック、ブロック長を務めさせていただいております。
専門種目は十種競技と棒高跳、テニス、水泳、書道、
さらにセカンドとライトも守ることができます。決め球は無回転シュートです。

さて、いきなりですが私はお酒が大好きです。
競技者なのに不謹慎であると叱られそうですが、
飾らずに素の私をさらけ出したい所存でございます。
お酒を飲むと嫌なことを忘れられます。適度な飲酒はストレスを軽減し、
人体にとって良い影響を及ぼすことも科学的に証明されています。
ですが私は時折過度に摂取してしまい、
次の日まで残ってしまうようなことが度々あるので、
そこはしっかりと反省したいと思います。

お酒を飲むと嫌な現実、向き合いたくない現実、それらから逃げることができます。
しかし最近こう考えます。
「自分はお酒が好きなのではなく、現実から逃げることが好きなのではないだろうか。」
3年生になり、陸上競技部を、後輩を引っ張っていく立場になって、
それを強く思ってしまいます。
今まではただただ先輩方に引っ張られるばかりで、嫌なことや何か問題があったとしても、
晩酌をして愚痴をこぼし、そして次の日を迎えるというだけでした。
ですが今の私の立場は、嫌な現実を打開すること、
問題を一つ一つ解決していくことが求められ、
また信頼してくれる後輩を良い方向に導いていくという大役まで任されています。
いつまでも逃げてばかりではいけない。
時には向き合い、立ち向かわなければならない。
逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ。

と、口では格好いいことを言ってみますが、私は小心者で臆病なため、また今日もお酒を飲みます。逃げます。
皆さんもご存じであると思いますが、私がよく飲むお酒に「○五郎」というものがあります。
(都合により銘柄は伏せさせていただきます。)
「昔の友は 今の友 俺とおまえと ○五郎」
でおなじみですが、私はこのフレーズが大好きです。旧友と、昔話を酒の肴に晩酌をする。
なんと素晴らしいことでありましょうか。
20年後、30年後、このようなことができるように、陸上競技部のかけがえのない仲間と、時には本気で共感し合い、時には本気でぶつかり合い、共に過ごす時間を大切にし、謙虚に、真面目に、日々、精進していきたい所存でございます。
諸先輩方、何卒ご支援、ご指導の程、宜しくお願い致します。

慢心は最大の敵。
2009年6月24日 谷村 健宏

偉人とは

3年主務 鴨宮秀実
 今回で2回目のコラムとなります。短距離ブロックの鴨宮です。今回は主務に就任させていただくということ で、私が普段何を考えているのか、その一部について書かせていただき、ごあいさつとかえさせていただきます。
 さて、表題にも書きましたが、みなさんにとっての偉人の定義は何でしょうか。考えてみると難しいですよね。科 学の発展に尽くした人、人道的支援に尽くした人、はたまた、人類、地球の未来に貢献した人…、定義は様々でとても一つの枠組みでとら えることはできないのかもしれません。
 私は最近よく考えます。授業中、家で読書をしているとき、ラジオを聴きながら、走りながら。気づいたのですが、それぞれの分野にそれぞれの偉人がい るんですね。たとえば、コミュニケーション的行為の理論を発表したハーバーマス、著書がベストセラーになり映画化も多数進む伊坂コウ タロウ 巧みな話術で楽しませてくれる伊集院光、言わずと知れたウサイン=ボルト、等々。
 彼らは諸科学の概念を説き明かしたわけでもなければ、人道的支援に尽くしたわけではありません。しかし私は彼らをその道での確かな偉人であると私は考えます。 では彼らを定義することはできないのでしょうか。
 その答えを私なりに考えてみました。彼らは“自らの生きる世界を表現できた人”なのではないでしょうか。考えてみれば、上記に挙げたような偉人でなくとも、偉 人と呼ばれる人々は皆自らの生きる世界をしてきた人々なのだと私は思います。それは紙上でもあるし、自らの体で表した人もいる。その 媒体は様々です。
 自分が生きている世界表現すること、それは簡単なようで難解です。人々は同一の世界の中で生活営んでいますが、それを主観というフィルターを通したとき、全く 別の世界となります。私は、そのような認識の下、実在する世界は一つ。しかしながら、人間の数だけの世界が存在すると考えています。
自らの生きる世界を表現するとき、そこには一般原則はなくてもいいのだと思います。ただ、矛盾なく、他の世界に住む人の多数を圧倒させることができる、それ程 にまで詳細に自らの世界を表現できるひと、それが偉人なのではないでしょうか。
 はたして私は”偉人”たることができるでしょうか。もちろん 偉大な偉人ではなく、陸上部の牽引者として。私の世界を表現して東学大陸上部をひっぱって行くことに精進し、偉人になりたいと存じま す。今後ともご指導ご指摘よろしくお願いします。
2009年6月18日 鴨宮 秀実

笑顔

こんにちは。
このたび女子主務を務めさせていただきます、
跳躍ブロックの野澤香穂です。
そんな大きなことは言えないですが、改めて思ったことについて書いてみたいと思います。

みなさんはつらい時の原動力って何だと思いますか?

私はやっぱり笑うことだと思うんです。
笑顔は人の支えにもなるし救いになります。
去年、陸上生活で初めて松葉杖をつくほどのけがをしました。
昨日まで走れていたのに、松葉杖がなければ歩くことも立つこともできない。
そんな状況で精神的に追い詰められました。
でもグラウンドに行けば陸上部のみんなの笑顔がそこにありました。
それに本当に救われたと思っています。

陸上競技は確かにつらいことが多いです。
練習がきついことはもちろんありますが、
記録が思い通りに伸びなかったり、
大きなけがをしたり、大きな壁にぶつかったり
精神的にも身体的にもつらいことってあると思うんです。
でも、そんなときに暗い顔をしていても気持ちが沈んでいくだけです。
「つらい時こそ笑顔で!!」
「つらい時、悲しい時は泣いたっていい。
でも泣いていたって何も始まらない。
最後は笑って終わろう。その笑顔は人を大きくする。」
私を支えてくれている言葉です。

今年の関東インカレ、笑顔で終わることができませんでした。
陸上部の目標を達成することができなかった、
うれし涙より、悔し涙を流した人のほうが多いはずです。
笑顔は人を大きくする
今年悔し涙を流したら来年は今より強くなっているはず。
来年の関東インカレは笑顔で終われるように頑張っていきましょう!!
2009年6月10日 野澤 香穂