【部員コラム】No.251~260

やるっきゃない!!

こんばんはぁ(^-^)/
一年間、男子短距離ブロック長をさせていただきました。栗原です。

いよいよ今週末から関東インカレが始まります。

それぞれに不安や恐怖などあるかと思いますが、ここまできたら、全員が最高のイメージをもって戦うだけです!

やるっきゃない!!!!

達成すべき目標は全員陸上で一部昇格!!

みんなで突っ走っていきましょう!!!
2010年5月13日 栗原  諒

(・へ・)

こんにちは。
4年G類生涯スポーツ科跳躍ブロック走高跳専攻の松山直輝です。
特別注目すべき点は妻夫木聡と同じ12月13日生まれであり 同じO型な事位だと思います。

コラムを書かずに卒業すると思った矢先に鼠取りに引っかかってしまいました。 折角なのでNo.166~169の意思を引き継ぎ、第5走として精一杯役目を果たしたいと思います。また、1~4走までのHigh Jumper 達は卒業して鹿児島や伊豆や横浜や宇都宮へ各地分散して彼氏探しに勤しむ様子が伺えますが、世間体と警察によく注意して健全な男子としての生活をおくる事を期待しています。

 さてさて、
今日は皆さんに鮭について学んで頂きたいと考えています。
皆さん知っての通り鮭はとても勇ましい(そして美味しい)。

彼等は目的を達成するために川を登り、そして死ぬ(勇ましい)。

どうせ死ぬなら諦めて流れに身を任せれば楽なのにけして妥協しない。
そして力尽きて流された時、海になります。

そう、彼等は知っている。
自分の敵は自分だ。
そう、かの有名な彼も言う。
逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ。
もともと逆流方向へ向かうのだからいいことの方が少ない。
そんな事が当たり前な事を知っているから落ち込みもしない(諦めたら次はない。やる なら今しかない)。

結局、私達は目的を達成する過程で良い事を求め過ぎる(行く道を正流と考え逆流とは考えていない)。つまりは確証の無い無駄な期待が自分を絞めすぎている。
自分の期待に自分が応えられない。

そして決まって最後は偶然性と過信。他力本願。自己嫌悪。
そう、
自分の敵は自分だ。
(使徒ではない)

私達は鮭のモチベーションにすら敵わない弱い動機と目的のために競技をしている
(別に諦めて死ぬ訳じゃ無いし)。

諦める人は自分に弱い。でも強くならなくてもいいのです。
それは強くなれないだけの目標だと言う事です
(生まれた清流に帰ろうとしない鮭は居ない)。
それならば強い人に目標を譲ってしまいましょう。いつまでも中途半端な気持ちや態度で同じ土俵に立たれるのは邪魔です。土俵を変えましょう。
それが嫌なら弱い事を気にするのではなく、どうしたら強くなるのかを考えましょう
(部活としてそれが当然のスタンス)。

真の強さとは弱い人間が強がる事ではなく、弱い事を認めて立ち向かう事です。
そこで当然ながら差が出る。つまり目的に強い意思が持てる者は強い。

それは現実性と確信を非現実的な目的に対して持てる持続可能な意思を持つ者
(持続可能というのがポイントですね…これは間違いありません)。

以前男子ミーティングでも言いましたが…

失敗とは、転ぶ事ではなくそこから立ち上がらない事である。

しかし、私達はそんな鮭を捕えて食べている。彼等の目的をぶち壊しているのです
(とても罪深く鮭として許し難い行為)。

鮭の稚魚18億に対して回帰率は6000万。つまり17億 4000万魚は志し半ばで無念の死を遂げている。そしてその全てが目的を持っていた。

先日、僕は死んだ夢を見ました。
その時一番始めに認識した現実は「まだ自分はHigh Jumpで目的を達成していないのにッ!」という無念の感情でした。きっと回帰出来ない魚と同様、海になったのでしょう。

 さて、私たちの意思はどうでしょう?
全員陸上というwordを通して同じ土俵で同じ足並みが揃う体制にあるでしょうか?
その団結された意志の強さは結果として出てくるものであると思います。
他の大学よりも目的への意思が強ければ私達は一部へ昇格するでしょうが、弱ければ他大に負けるでしょう。
戦力は総数ではなく全体の気の大きさ。気持ちで負けたらもう負けなのです。

当日、逆流に逆らい滝を上りましょう。
僕はまずは東京の最果ての地から都心へ遡ります。
2010年5月13日 誰よりも東側に住む都民、松山直輝

追い風

入学し、何も分からないまま走った1年の関カレ
あと1人に泣いた2年の関カレ
勝負の厳しさを痛感するとともに、自分越えに一歩近づいた3年の関カレ

そして
主将として迎える最後の関カレ
「一部昇格」「女子総合入賞」
今年に懸ける思いは特別なものがあります。

関東インカレまであとわずか。
自己べストを目指す人、関カレ標準切りを狙う人
それぞれがそれぞれの目標に向かい、今必死に闘っていると思います。

…みなさんは見えない力に背中を押される感覚を味わったことがありますか?

「全員陸上」
そこにその答えがあると思います。

監督、コーチの先生方の支え、OB・OGの先輩方の熱い応援
そして信じて共に闘える仲間の存在。

全員がひとつになったときに
その思いが選手の大きな力になり、背中を押してくれるのだと思います。
そしてその力が必ず私たちを目標達成へ近づけてくれるでしょう。

関カレがすぐそこに迫っている今こそ、私たちが掲げてきた「全員陸上」を
学芸大学の強みとして闘う時なのだと思います。

最後の関東インカレ。

私がすべきことは
みんなの追い風になること。

結果はもちろん
みんなを勇気づけることのできる走りをしようと思います。

そして
去年の関東インカレで流した悔し涙を笑顔に変えて
最終日の全体集合でみんなの前に立ちます。

ここまできたらやるしかない!!
自信をもってその日を迎えましょう!!
2010年5月13日 田島 香織

「完全」なカンカレへ

こんにちは。今回でおそらく3回目のコラムを書かせていただきます、短距離ブロック4年、かつ男子主務、かつA類社会科専修の鴨宮秀実と申します。
 例の如く疑問文で始めさせていただきたいと思います。みなさん「0の概念」が発見されたのはいつだったか覚えていますか?そうですね!インド、グプタ朝ですね。0の概念の発見は確かにすばらしい発見です。「無」を数字として表わし、具体的に計算を可能にした(私の解釈ですが…)ことは画期的であり、以降の世界のさらなる発展に大きく貢献したといえます。
 ここで本題ですが、みなさんは「完全」の概念が発見されたのはいつだかご存知ですか?実は私も知りません。(知っている方いらっしゃいましたら是非教えてください!!)古代世界各地にあった神への信仰や、古代ギリシアの真理を追い求める行為などからのあくまで推測のですが、「完全」の概念はかなり古くからあったのではないでしょうか。
 では、みなさん、「完全」の概念はどのようにして見つかったと思いますか?私はそこに大きな疑問を持ちます。人は概念を獲得する際、特に新しい概念を発見する時は、まず具体物を知覚し、それを抽象化して初めてその具体が持つ概念を獲得できるのではないでしょうか。そう考えると何とも不思議です。おそらく、高度に発達した現代社会においてですら、完全なものは存在しません。完全な球体、完全な直線、完全な平面…、おそらく古代社会にも存在しなかったでしょう。つまり私たちは「完全なもの」を知覚することなく「完全」という概念を獲得したといえるのではないでしょうか。
 「0」と「完全」は今まで表現方法がなかったものを表わしたという点ではどちらも素晴らしい発見です。しかしながら、「完全」の概念はこの世に存在しないもの、つまり想像上のものを概念化した点に歴史的な意義があるのではないでしょうか。
 私たちは様々な場面で完全を求めます。完全燃焼、完全優勝…、しかしながら私たちが追い求める完全はあくまで人間が想像した虚像です。ただ、「完全」が達成されることがない、それ故に私たち人類の発展は驚異的な展開を見せました。永遠に達成されることのない、しかしながら、なんとなく手が届きそうなこの「完全」という概念を目標とすることにより、過去の人びとは彼らの持てる力以上の能力を発揮することができたのではないでしょうか。
 だから私は「完全」を目指します。だから皆は「完全」を目指します。だから学芸大陸上部は「完全」を目指します。
 最後に、ある建築会社のCMでこんなフレーズがありました。「人間が想像できるものは必ず実現できる。」人間の想像力は乏しく、あくまで日常の範囲から抜け出すことはできません。しかしながら、今私たちが目の前にしている「完全」はとても大きな目標としてそびえたっています。カンカレまであと数週間、それぞれの「完全」が成就することを祈りつつ、自身の「完全」に向け、日々精進していきます!!
2010年5月13日 鴨宮 秀実

全員陸上

こんにちは。
トレマネブロック長を務めさせていただいてます、谷内です。文章力ないので短くいきます。

私たちの代になってから「全員陸上」を目標にみなさん部活に励んできたことかと思います。
みなさんがこの一年間でこれだっ!っと感じた「全員陸上」の姿勢を関カレの舞台で思う存分みせつけてやりましょう!
関カレに出場する選手もサポートにまわる選手も、一人一人が学大陸上部員のことを本気で信じてください!そして自分を信じてください!

土グラウンドの根性見せ付けてやりやしょう!!!

ファイト一発!

関カレ楽しみにしています^o^
2010年5月13日 谷内 あい

無題

ー陸上競技部の学部生全体における体育科の占める割合…77%
 陸上競技部は多くの体育科の学生によって成り立っている。
 しかしその他の23%の存在を忘れることはできない。

 競技力などを数値化してみれば恐らく体育科の方が高いだろうし、大会で素晴らしい活躍をするのも体育科の学生の方が多いだろう。しかしながら、それだけではないのが我らが東京学芸大学陸上競技部ではないだろうか。多様な価値観、多様な学生、多様なブロックとの交流…これらが各選手に与えた影響はとても大きい。昨年の代交代から様々な局面を4年生の仲間と先輩、後輩たちと乗り越えて来た今、それをより強く感じる。

 勿論私も入部当初に比べ競技力、精神力共に随分成長した。(勿論まだまだ足りない部分は多い。)これも私がこの陸上部によって得た様々な経験や価値観によるものである。陸上競技部に入っていなければ、続けていなければ、ここまでの成長はなかっただろう。

 このように陸上競技部とその仲間によって大きく成長できた私だがそれを何らかの形で返したことがあるだろうか。ブロック長、国立四大学対校戦幹事など一見仕事をしているように見えるが、その実大した返しはしてこれていない。

 最後の関東インカレまで残り1ヶ月を切った今、陸上部の中で私にできることは多くはない。けれども少なくもない。だから残りわずかなこの日々を私がもらった分の中から少しでも多く何かを返す事ができるよう大切に過ごしていくつもりだ。 
2010年5月9日 礒田 秀弥

4度目の挑戦

こんにちは!4年中長ブロックの土井友里永です。

3年ぶり?にコラムを書かせていただきます。

あっと言う間にラストシーズンということで、未だに実感はありませんが、心はやる気で満ち溢れています。

今の目標は、5000m16分15秒、1500m4分25秒を出して、関カレ表彰台に上ることです。
決して不可能な夢ではないと思っています。

秋には関東女子駅伝もあります。私たち4年にとっては、全国へのラストチャンス。
チームを引っ張る4年という自覚を持って、悔いの残らない結果で終えられるよう頑張ります!

何よりも、仲間や支えて下さる方々の励ましが、大きな力となります。
どうぞ応援よろしくお願いします!
2010年5月9日 土井友里永

LAST GAME

★☆目標☆★
 100m   11″98
 200m   24″50
 幅跳び   6m10
 三段跳び  12m
 4継    47″20
 マイル   3’47″0

“二兎追うものは一兎も得ず”

個人種目とリレー種目を1つずつに絞っても
結局、”二兎”追うことになるので…

いっそのこと、”六兎”追いかけます!!

応援よろしくお願いしまーす
2010年5月9日 川口 夢加

いよいよ最後。

関東インカレ。みなさんはこの言葉を聞いて何を想いますか?1年生の頃、あの舞台に圧倒されてからはや3年。私もいよいよ最後の関東インカレを迎えようとしています。
 こんな私でも、夢がありました。私にとっては、大きくて大きくて、大きすぎる夢。
           「関東インカレにでたい。」
ずっと恥ずかしくてそう思っていることも言いたくなかったけれど。私には無理だって諦めていることのほうが多かったけれど。折に触れて出てくるのは関東インカレの舞台への憧れの気持ちでした。1年生の時、先輩が「えんどぅもいつかこの舞台に立ってね。」と言ってくださいました。「出れますか?」と聞いた私に、「がんばれば絶対に出れるから。」とまっすぐに言ってくださったのが、本当に嬉しかったです。高校時代に全国や地区の大きい大会を経験してきている人が多い大学の陸上部の中で、県大会に出るのがやっとだった私は話にもついていけなくて、入部したのを後悔していた時期でした。みんなの「遅い」が私の「精一杯」なのがつらかった。でも、関東インカレで競技をする仲間や先輩を見て、純粋にかっこいいと思いました。最後のブロック集合では感動して、出てもいないのに一、二番を競うほど号泣したのを覚えています。
 残念ながら私の努力が足らず、この夢を叶えることはできませんでした。正直に言うと、ずっとこの目標に向かって走ることが私にはできませんでした。みんなのように満身創痍で頑張ることができなかった。出たいんだったらもっとがんばればよかった、勝てないなら人の倍やればよかった、それだけのことだと思います。私はいつも自分に甘かったし、それを自覚していながら自分を律することができませんでした。そんな私が、がんばってきたみんなを「うらやましい」とは言えません。だからそのぶん、みんなを応援したいです。関東インカレに出る人にだってプレッシャーを感じたり、不安があったり、悩みはたくさんあると思います。でも!部員のみんなが、選手を応援しています。出るからには楽しんで、出し切ってきてください!
私は関東インカレに選手としてはでないけれど、応援で参加します。でれなくても、できることはたくさんあると思います。スタンドからの応援が、選手の後押しになりますように。
 今年もみんなの活躍で涙したいです。
全員陸上。みんなで関東インカレ、がんばりましょう!!
2010年5月6日 遠藤 裕希

最後

こんにちは!
中長距離4年、競歩をやっています山崎佐織です。
こんな毎日へらへらしている私も、ついに4年生。
いくら童顔でも21歳です、最高学年です。
大学生活もあと1年。
何をするにも「最後」という言葉がついてきます。

私にとって最後の関東インカレまで、あと1カ月を切りました。
人生で一番悔しい思いをした、去年の関東インカレ。
今でも、あのときの気持ちは忘れられません。全て鮮明に思い出せます。
思うように動かない体、必死に応援してくれる仲間の声、なかなか応援席に戻れずにいた更衣室。
半年くらい引きずっていました。思い出すたびに泣いていました。
歩くことも嫌いになり、陸上から離れようとして皆に迷惑をかけました。
けれど、やっぱりあきらめきれなかったのです。
私自身が目標としてきた場所まで、あと少し。
ここで辞めたら一生後悔する、そう思いました。
戻ってきても、あたたかく迎えてくれた中長女子の皆には、本当に感謝しています。
特に、気持ちの弱い私を見放すことなく、話を聞いてくれたブロック長。本当にありがとう。
私は周りの皆のおかげで、まだ歩くことができているのです。

今年の関東インカレ、競歩はぐーんとレベルが上がると思われます。
正直、入賞は厳しい。そう考えていました。
そんなとき、競歩の後輩であり、私のコーチとなりつつあるいっちゃんが

「何を言ってるんですか、さおさんが49分台で歩けばいいだけの話じゃないですか。」

…確かに。
私が速くなればいいのか。

「最後」というプレッシャー。
でも今年は負けません。
何よりも、今は歩いている時間がとても楽しいです。
だから大丈夫。
リベンジ!

残された時間は限られていますが、
もうここまできたら自分を信じて、仲間を信じて。
関東インカレ最終日、皆で最高の形で終わりましょう。
最高の笑顔で喜びあいましょう。
2010年5月6日 山崎 佐織