【部員コラム】No.321~330

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。
2013年も東京学芸大学陸上競技部をよろしくお願いします。
現在、東京学芸大学陸上競技部男子主将を務めさせていただいておりますB類保健体育専攻3年石原朋之と申します。

私は今回主将になるまで主将や部長、リーダーを経験したことがありませんでした。そのため、初めのうちは何をしていいのか分からず、正直何もしていませんでした。
今は常に部に足りないところを探し出し、日々少しずつでも成長し続ける集団になれば良いと考えています。

集合練習の際に主将の話を行っているのですが、なるべく部員の興味関心が持てるような話題を選び、自分の言葉で話すように心がけていますがみなさんいかがですか。
少しでも意識を変えて大会や練習に向かってもらえると嬉しく思います。

私は主将の話で

「自分の長所を探せ」

ということを繰り返し話しています。
勝負は長所がいかに優れているかで決まってくると考えているからです。もちろん短所を放っておいて良いと言っているわけではありません。
短所を克服することばかりにこだわりすぎては、自分の長所がなくなってしまい勝負の世界で勝ち進むことができないと思います。
例えば、ある短距離選手は中間疾走が得意でスタート局面が苦手だったとします。その選手は「ハンマー投げの室伏選手は30mダッシュが日本一である」という情報をつかみ、スタートを克服するには筋肉量が足りないという結論を出しました。
しかし、そのまま単純に自分も筋肉量が足りないと思い、筋肉をつけるということをしてはいけません。
筋肉をつけることにより自分の得意である中間疾走の動きはどうなるでしょうか。もちろん短所を克服することで長所も同じように伸びることもありますが…

どんな選手にも短所は無数にありますが、時間は限られています。自分の持ち味である長所を大切にしながら練習を行うべきではないでしょうか。

「あなたの長所はなんですか?」
2013年1月5日 石原 朋之

来シーズン

はじめまして!
東京都白梅学園高等学校出身、B類保健体育専攻、鈴木翔子と申します!
現在、中長距離ブロックに所属していて主に800m1500m、ときどきマイルを走っています!

2012年ももうすぐ終わります。あっという間でした!
そしていまは冬季練習真っ只中!この冬は私にとって大事な冬になります。

今後の陸上人生に花を咲かせることが出来るのか、それとも枯れてしまうのか。
今シーズンはボロボロでした。何回も怪我を繰り返し、試合に出ても結果は残せませんでした。
すごく自分が情けなかったし、何より、私を支えてくれた人、応援してくれていた人、そして先生方や学大のみんなにとても申し訳なかったです。
けどこんな私をみんなはいまも支えてくれています。とても幸せです。このような仲間に出会えて本当に良かったです!

そんなみんなのためにも私は結果で恩返しがしたいです!
口で言うのは誰でも出来ます。実行しなくてはなりません。そしてそんなに簡単なものではありません。
そうゆうときいつも高校の陸上部の恩師に教えてもらった言葉を自分に言い聞かせています。

高校時代、苦しかったときも、つらかったときも、嬉しかったときも、ずっと恩師に言われ続けていました。
その言葉とは…

願えば叶う、いつか、きっと!

です。
強く願っていれば、いつか、きっと叶うのです!
願って願って願いまくって、来シーズンはすこしでもみんなに恩返ししたいです!
よーし、2013年は爆発するぞー!!
こんな勢いでこの冬季、走りまくろうと思います!

次は我が学大陸上部主将の朋さんにバトンターッチ!
よろしくお願いします!
2012年12月29日 鈴木 翔子

なにも咲かない寒い日は…

はじめまして!
長野県、長野日本大学高等学校出身、B類保健体育専攻の水崎悠樹です。男子短距離ブロックでハードルをやらせていただいてます。

中学から陸上競技を始めた私ですが、実は高校までは混成競技をしていました。
しかしハードルへの憧れを捨てきれなかった私は、大学へ入学したらハードルをやろうと決めました。
そして今本当にすばらしい先輩方、仲間たちに囲まれながら練習ができています。

大学に入学し新たな環境で新たなシーズンを迎えましたが、今シーズンは怪我が多く記録的にはとても納得のいくシーズンだったとは言えません。
そんな中でも新しい環境で、初めてやる練習、初めて知ること、怪我から学んだことなど、収穫は多くありました。
確実に「水崎悠樹」は向上してきていると思います!

しかし周りととてつもなく力の差がある私は、現在の力では結果を残すことはおろか、試合に出ることすらできません。
今自分が何をすべきなのか、日々自らに問い続け、もっともっと「水崎悠樹」を向上させていきたいと思います。     

最後に皆さんに、私が大切にしている二宮尊徳翁の言葉を紹介します。

何も咲かない寒い日は

下へ下へと根を伸ばせ

やがて大きな花が咲く

長く厳しい冬を経験してきた長野県民としての自覚を忘れず、この冬季練習を乗り越え、いつかは大きな花を咲かせます!

次はみんなのアイドル、翔子ちゃん!よろしくっ☆
2012年12月21日 水崎 悠樹

納得のいく練習

初めてコラムを書かせていただきます。
 新潟県立長岡高等学校出身A類保健体育選修2年の持田百絵です。中長距離ブロックに所属させていただいております。

 今年の冬はいろいろなことにチャレンジして自分の可能性を広げていきたいと思っています。
 最近は短距離の方からダイナマックスやハードルドリル、ラダーなどいろいろなことを教えてもらっています。今、できないことを一つずつできるように練習しているところです。冬季練習では走り込みとともにドリルや補強を重視して基礎的な練習を多く取り入れていきたいです。陸上部の人数がとても多い他大学と比べると学芸大は他ブロック間のつながりがあると思うので、それを強みにしていろいろな人からたくさんの刺激をもらって自分の力にしていきたいと思います!みんなと練習した方が楽しいし、一人でするよりもがんばれる自分がいます。動きづくりや補強など、練習相手にぜひ誘ってください!

 自分を強くしていきたいというモチベーションを維持して実行し続けていけるかもこの冬の課題です。よく安定のもっちーと言われますが、私にも上がり下がりがあります。自分は変われるんだという信念をもって、納得のいく練習で自分に自信が持てるようにしていきたいです。春に記録を出すために、レース前の自分への期待感を味わうためにも今納得のいく練習を積み重ねていくしかないと思います。もし私が弱気になっているときは喝をいれてほしいです。お互いが支え合えるような陸上部でありたいなと思います。

 多くの人に支えてもらっていること、応援されていることに感謝しています。もう地元では雪がふり、外では思いっきり走れなくなっている時期です。この環境にも感謝の気持ちを持って練習に励んでいきたいと思います。がんばっていきましょう!
2012年12月14日 持田 百絵

継続

初めてコラムを書きます、2年の井上僚太です。岡山城東高校出身、A類保健体育選修、中長距離ブロック所属です。

まずコラムを書くに当たって、コラムとは何だ?と思い調べてみたところ、「個人的な分析・意見が含まれている記事」だそうです。ですので、個人的な意見を書いていこうと思います。

私が1年生の冬季に男子ミーティングで、各々意気込みを水墨筆で書く機会がありました。私は「継続」と書きました。私のその美しくない書は今でも陸上部の倉庫に貼ってあるのですが、今日はその「継続」の大切さについて書こうと思います。継続という言葉を聞いて思い浮かべることは人によって違ってくると思いますが、私は「結果と過程」という切り口から考えてみました。

私は結果は過程であると思います。結果が出てそれでオシマイなんてことは、この世界にはないと思います。大学の陸上を考えるなら、オシマイは引退する時だけです。

例えば陸上の試合を考えて頂ければ分かりやすいと思います。試合に出場すればそこには必ず記録という結果が付いてきます。その結果にみんな一喜一憂すると思いますが、それで終わりですか?この時のフォームはどうだったのか、試合への持っていき方はどうだったのか等を振り返るのではないでしょうか。この振り返りは、今回の試合の結果を次の試合や今後の練習に向けての過程と捉えて、次に良い結果を出そうとする行為であると言えます。

つまり、結果は次の結果を出すに当たっての過程であると考えられます。そして、その結果と過程の関係はどこかで途切れることなく続いていると思います。

また結果の良し悪しによって、その結果に至る過程の良し悪しも決まってくると思います。これも具体例を挙げると分かりやすいと思います。

私は去年、現中長2年生のなかで1人だけ箱根予選会標準を切れず、予選会のメンバー争いにすら参加できませんでした。当時の私にとってそれは最悪の結果でした。しかしその悔しさがあったからこそ、今年は予選会標準を切ることができ、予選会本番も走ることができました。今年は自分でも納得のいく良い結果となりました。

ここで次のようなことが言えると思います。「予選会を走ることができた」という良い結果に至る要因となった「去年予選会標準を切れなかった」という悪い結果は、良い過程へと変化したと。

ところが私は予選会を走り終えてマメができてしまい、それが身体のバランスを崩し、ケガをしてしまいました。

ここでも同じことが言えます。「ケガをした」という悪い結果に至る要因となった「予選会を走ることができた」という良い結果は、悪い過程へと変化したことになります。さらに結果と過程の関係は途切れず続き、「予選会を走ることができた」という悪い結果に至る要因となった「予選会標準を切れなかった」という過程も悪い過程と捉えることができます。

この考え方でいくと、これまでの結果を全て良い過程にするためには最終的に良い結果を出す必要があります。そのために何が大切になってくるかと言いますと、「継続」することだと思います。最終的に良い結果というのは、人それぞれだと思います。ただ、「この部活で陸上ができて良かったな」と引退する時に思えることが最終的に良い結果だったと言えるのではないでしょうか。

最後にそう思えるように、競技について考えることを継続しましょう。練習を継続しましょう。部活全体について考えることを継続しましょう。継続しましょう。継続しましょう。

次は安心と信頼のもっち、よろしくお願いします!
2012年12月5日 井上 僚太

実行力

こんにちは!
初めてコラムを書かせていただきます、
二年生でトレマネブロックに所属しているトレーナーの葛原康崇です。
部活のみんなからはラドと呼ばれています。
私は中学校から陸上をしていて、高校まで長距離をしていました。
中学で陸上を始めた当時の走り方が、女子マラソン世界記録保持者の
ポーラ・ラドクリフ選手と似ていたことからラドと呼ばれるようになり、
今に至っています。現在はトレーナーという立場から陸上部の目標に向かって、
選手のみんなと楽しく活動しています!

私はこの冬に目標にしていることあります。それは、実行力をつけることです。
私は常日頃から計画を立てるのが好きで、授業中や、家でゆっくりしてるとき、
人との会話中にまで自分の世界に入ってしまい計画を立てるのが得意です。
しかし、大体は私の頭の中の空想で終わってしまい、
ただただぼーっとしている人になってしまっています。
計画を立てることは難しいことではありません、
問題はそれを実行に移せるかどうかだと私は思います。
私が頭の中で思い描いているたくさんの空想を実現する事で、
自分自身のパワーアップにも繋がるし、トレーナーとしてまわりのみんなに対しても、
今以上のサポートができると思います。

この冬を越すと、また新しい一年生が入ってきます。
私の名前、康崇の‘崇’の字は崇拝(すうはい)のすうです。
崇拝される人間になりたい、とは思いませんが、
後輩から頼られる先輩になれるよう、日々精進していきます!

次は同じ二年生のリョータこと井上君にバトンタッチします!
2012年11月29日 葛原 康崇

新しい自分、新しい走り

初めまして!栃木県立栃木女子高等学校出身、
A類保健体育専修、1年の古口真理です。中長距離ブロックで活動しています。

私は小学3年生のときに出た、市の駅伝競走大会がきっかけで陸上を始めました。
この時に、勝負をして勝つことの嬉しさや、
苦しい思いをしてゴールをした時のすがすがしさに感動し、
走ることが大好きになりました。そして、中学、高校、大学と陸上を続けてきました。

思えば中学2年生の時に疲労骨折をしてから、私は同じ場所の怪我を何度も繰り返しています。
大学に入ってもまた繰り返してしまい、先日の全日本インカレでは
とても不甲斐ない走りをしてしまいました。この時、中学校の全国大会で
疲労骨折をしながら出場し、泣きながら最下位でゴールしたことを思い出しました。
あれから5年もたっているのに全く同じ失敗を繰り返し、
なにも成長していない自分がとても情けなく思えました。
これがきっかけで今の自分を変えたいと強く思い、自分自身の体、走り、生活と向き合い、
また一から再スタートすることにしました。今の自分に足りないものは何であるか、
どんなところに問題があるかを考えました。
その際、先輩方や仲間からたくさんのアドバイスを頂きました。本当にありがとうございます。

私の大学4年間の目標は、もう一度全日本インカレに出場してリベンジをすることです。
今の私にとってこの目標は大きなものですが、
時間をかけてでもこつこつと努力をしていきたいと思います。

最後に、恒例の名言で締めたいと思います。
高校でスランプに悩んだ時期に元気をもらった歌の歌詞の一部です。

「高ければ高い壁の方が 登ったとき気持ちいいもんな
まだ限界だなんて認めちゃいないさ」

何度失敗しても、必ずいつか高い壁をよじ登り、
その先にいるまだ見ぬ新しい自分に会いに行きたいと思います。

次は、ラドさんにバトンタッチ!
2012年11月21日 古口 真理

感謝の気持ちと走れる幸せ

初めまして。
山梨県立巨摩高校出身、1年A類保健体育選修の上田千幸と申します。
短距離ブロックで100mHをやっています。
ちなみに出身校の読み方は「きょまこうこう」ではなく「こまこうこう」です(笑)

高校1年生の頃からずっと憧れてた東京学芸大学に入学して、気づいたらもう半年以上も経っていました。
そして先週の東大競技会でシーズンが終了です。

私は今シーズンの大半を怪我で過ごしました。
補強に明け暮れる日々でしたが、それを乗り越えられたのは入学してから出会った素晴らしい仲間や先輩方のおかげだと思っています。
私と一緒に補強をしてくれたり、メニューを考えてくれたり。
また一番の支えとなったのは、みんなが大会で活躍してる姿でした。
そんな姿を見て、「私も早く怪我を治してみんなに追いつかなきゃ!」といつも思ってました。

今では怪我も完治して、みんなと走れることに幸せを感じながら元気に練習しています。
本当にまわりのみなさんには感謝の気持ちでいっぱいであるのと同時に、東京学芸大学陸上部に入部して本当に良かったと心から思っています。
そう思えることもまた感謝です。

今感じている「走れる幸せ」を忘れないようにして、「母親の記録を越える」という大学での最終目標の一歩を踏み出せるような来シーズンにできるように冬季練頑張ります!
私は笑顔だけが取り柄なのでそれも忘れずに(^^)☆

では最後に流れに沿っていつも大切にしている言葉を紹介します。

「負けたらそこで終わりじゃない。諦めたらそこで終わりなんだ。」

次はみんなが羨ましがるほどの美脚の持ち主である、りんりんこと古口真理ちゃんが書いてくれます( ^ω^ )♪
2012年11月10日 上田 千幸

環境

はじめまして!     
秋田県立秋田高等学校出身、B類保健体育専攻の神田直子と申します。短距離ブロックに所属させて頂いています。

今シーズンは怪我が理由で一度も大会に出場していないので卒業生の方々は知らない方も多いと思います。この頃やっと続けて練習を積めるようになってきました!

ここの陸上部は本当にすばらしいと思います。
主に女子の話になってしまいますが、国立大ながら関東インカレ、全日本インカレ共に入賞者が多く、高校時代の成績をみても全国レベルの大会で入賞したという成績をもつ人ばかりです。
しかし私は中学から陸上を始め、高3のときにやっと東北大会に出場するという成績しかありません。
入部を決めたときは不安でいっぱいでした。
心の中では『自分は一般だ。あせらず4年間かけて強くなろう。』 と思っていましたが、どこかで焦ってしまったのでしょう。
5月くらいに怪我をしてしまいました。
治りかけたらすぐに調子こいて走ってしまい、ついにそれが今日までずっと長引いてしまいました。反省しています。
怪我で一年を無駄にしてしまったからこそ、私は得られたものがたくさんあります。
そして目標も明確になってきました。

『近くに感じるが実は一番遠い存在、我が短女ブロ長に追いつき、そして追い越す!』

それが私の目標です。この目標達成は並大抵の努力ではかないません。
だからそのために2つ目の目標も立てました。
『怪我をしない』ということです。
これから鍛錬期に向かうと思います。私はこの2つのことを目標に、頑張りたいと思います。
この恵まれた環境でたくさんのことを学び、吸収し、自分を強くしたいと思います。

次は見た目は(自称)子供、中身は方言ばりばりのおばあちゃん、な千幸よろしくね(^^)
2012年11月2日 神田 直子

自立

こんにちは。兵庫県立兵庫高校出身で高校の大先輩である魚谷先輩からご紹介いただきました、

一年G類生涯スポーツ専攻跳躍パートに所属させていただいています、小林亮です。

私は以前から計画を立てるのが苦手でした。勉強に関しても、予定をたててそれに沿うことがいやで小学校の夏休み終盤はいつもつらかったです。
さらに恋愛にしても普通のことをするのがおもしろくなくてついついおかしな言動をしてしまいます。
ですが、これからの人生はこれではよろしくないと様々な人からのアドバイスによって気づかされました。
なので、今後は明確な目標を立て自分自身で物事を考えられる自立した人間になります。

最後に、尊敬する有名人、おすぎとピーコのピーコさんの名言で終わりたいと思います。

私は男でも、女でもないの。
ただ、わ・た・しなのよね。

次は、優しさの塊、愛しの神田直ちゃんお願いしまーす!     
2012年10月26日 小林 亮