【部員コラム】No.331~340

決意表明

こんにちは。私、東京都私立成城高等学校出身B類保健体育専攻3年跳躍ブロック田部達弥と申します。専門種目は三段跳です。
この度、陸上競技部主将を務めることになりました。1年間よろしくお願い致します。  
初めにこの1年間の目標を記します。

1. 三段跳で15m60を跳び全日本インカレ出場

2. 来年の関東インカレ2部三段跳優勝

この2つの大きな目標を立てました。また、主将として全ての対抗戦で優勝できるように競技や応援において引っ張っていけるよう日々精進していきたいと思います。
先日行われた関東インカレでは上位入賞が目標であったにも関わらず、入賞すらできない最悪な結果に終わりました。
チームの足を引っ張ったという罪悪感でいっぱいです。この罪を背負って償っていくことを誓います。  
さて、私の好きな言葉に「実るほど頭を垂れる稲穂かな」というものがあります。
この言葉の意味は、稲が実を熟すほど穂が垂れ下がるように、人間も学問や徳が深まるにつれて謙虚になるというものです。
私は生きていく上で謙虚さは何よりも大切であると感じます。競技への姿勢や態度など毎日の生活での謙虚さは必要不可欠です。何事にも常に謙虚な気持ちで取り組むことが強者になるための第一歩であると信じています。
強くなって、もう一度1部の舞台で戦ったような猛者達と同じピットに立ってリベンジしたいです。

私は陸上競技を始めて9年目になります。大きな怪我なくここまで過ごして来ることができたのは幸いです。今競技者としていられるのは家族、先生方、部員の仲間、友達などの支えがあるからです。本当にありがとうございます。
時に辛いことや苦しいことに直面することはありますが、陸上競技を嫌いになったことは一度もありません。好きでたまらない三段跳は一生愛し続けるでしょう。
折り返しを迎えた大学での競技人生を悔いなく過ごすために跳躍、Drill、SD、加速、WT、etc…全ての練習ひとつひとつを命削る気持ちで取り組みます。それに伴い、己の五臓六腑をフル稼働させて精魂尽き果てるまで努力したいと思います。

それでは最後に我が心のスポンサー、アントニオ猪木大先生の名言を。
「この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ。危ぶめば道はなし。踏み出せばその一足が道となりその一足が道となる。迷わず行けよ。行けばわかるさ」     
2013年6月14日 田部 達弥

四度目の正直

こんにちは!    
G類生涯スポーツ専攻4年中長距離ブロック所属、女子主将の柴田千歳です。

春に新入部員を迎え、新チームでスタートした学芸大陸上競技部。
部員は四捨五入したら120人…笑
読んでくださっている先輩方が見たらびっくりされることと思います。
みんなそれぞれ違った色をもっていて、今の学大にはパワーがあふれています!!

私がここに登場するのは、はて、1年生の頃に書いたコラム以来でしょうか。
“木のはなし”をしてからあっという間に3年が経ちましたが、4度目の関東インカレはなんとしてもみんなで花を咲かせたいです。

『かってもまけてもいっしょうけんめい』
私の大好きな絵本に出てくるフレーズです。女子部員のみんなは思い出してくれるかなー?
何があっても自分の出せる力を一生懸命に出すこと、決して忘れてはならない、競技者としての原点だと私は思います。
関東インカレを前にわくわくどきどき、楽しみと期待でいっぱいですが、自分を見失うことなく冷静に、かつ大胆にしたたかに、やるのみです。

関東インカレ分析をすると、男女ともに接戦を強いられ、厳しい戦いになることが予想されますが、最後は気持ち!!
長距離種目を専門とする私は、学芸のみんなからの応援をちょっとだけ長く受けて競技できる幸せものです。
あの応援があるから、最後にもうひと粘りできるんです。
背中を押してくれるみんなへ、家族へ、先生方へ、感謝の想いを形にして伝えるためにもここで頑張らないわけにはいきません。

選手は1点をもぎ取ってくる泥臭さを、
応援は選手に届く声でエールを、
ひとりひとりが一生懸命になることが、最終日の最高の笑顔に繋がります!

びしーっと根をはってきた分、みんなで大きな花を咲かせにいってきます!

5/18・19 @国立競技場
5/25・26 @日産スタジアム

関東インカレでの学芸大陸上競技部の応援をよろしくお願いします☆!     
2013年5月15日 柴田 千歳

継続

今回は部員コラムの新たな試みとしてインタビュー形式でお送りいたします。    

記念すべき第一回目のお相手はここ最近自己新&学大記録を連発して、絶好調な男子中・長距離ブロック4年の大内穂高さんです。(競歩パート、以下敬称略)

―最近、調子良いですね。
大内「ありがとうございます。」

―この調子の良さ、何かきっかけはあったんですか?
大内「去年の夏までは急に練習量をあげたりして、結局はケガとかでうまく継続して練習ができなかったんですよね。
でも、夏合宿あたりから『腹八分目の設定』で練習を組むようにして、確実に練習をこなすようにして大きなケガがなくなって、継続して練習に取り組めるようになったのがきっかけかな。
特にすごい練習をしたわけじゃなくて、継続できたことが何よりも大きかったです。」

―自分でメニューを組むうえで悩むことはありますか。
大内「結構悩みます(笑)そこは石井コーチとも相談しますが、強制はされなくて自分のやりたいことを結構やらしてもらえます。いくつかメニュー案を出して、そこからいまの自分に必要なメニューを選ぶようにしています。」

―学大の陸上部では高校時代のメニューなどをそのままやる人もいますよね。
大内「そうですね。高校までの練習も悪いものじゃないとは思うけど、重要なのはその練習の意図を理解しているかどうかで、
例えば僕は同じメニューのなかでも『今日は堅実に消化する日』とか『今日は挑戦する日』といった目的を持ってメリハリをつけるようにしてるし、挑戦する日のなかで良いタイムが出なくても挑戦した結果なので、落ち込まないようにしています。
そういった目的が達成できたかどうかのフィードバックが肝心だと思います。」

―特に伸び悩んでいる人はその傾向が強い気がしますね。
大内「そうですね。うちの陸上部は高校時代の実績がある選手が多いので、高校時代と比較したり、周りの期待とかから焦っちゃう人が多いと思うんですよね。
僕も1、2年のときはうまくできなくて、高校時代と比較しちゃって焦りました。高校時代は顧問の先生がいてその通りやっていれば強くなれると信じてやっていたし、とにかく量をこなしたりだとか精神的な面も大きいと思うんですよね。
でも、大学に入ると一人暮らしを始めたりで家の人のサポートがなくなったりと環境の変化があるから、自己管理がより重要になってくると思います。そういった意味で高校までと同じではなくアスリートとしても一つ大人になんなきゃいけないですね。」

―いま伸び悩んでいる人に何か伝えられることはありますか。
大内「伸び悩んでいる人に共通してることは『陸上を楽しむ気持ち』が欠けちゃってることのような気がします。
周りの期待とかもあって、義務感で仕事のようになっちゃって、周りの目が気になって『今日も練習しなければならない』とか『~しなければ』って自分で自分に課しちゃって自分で自分の首を絞めてる人が多いんですよね。
だから、さっき言った『腹八分目』じゃないですけど、まずは確実にできることから確実にこなしていくこと、そうしていくことで成功体験を積み重ねて自信をつけていくことが大切です。
あとは『次の記録会で標準を切る』と言って、『切れなくてダメダメだった』みたいに白か黒でしか考えられない人が多いと思うんですよ。そこで終わりじゃなくてどうして記録がでなかったのかなど自分自身を分析する目を養うことが大切だと思います。
そういったことが自分自身の体の感覚をうまくコントロールすることにもつながると思います。」

―それではこれからの抱負をお願いします。
大内「関カレでは2部でも1部校の選手に挑戦していきたいと思います。でも最後の年なのでチームに得点で確実に貢献したいとも思っています。チャンスがあれば挑戦したいと思います。全カレが本当の挑戦の場だと考えています。
あとは最後の年ということで箱根予選会にも出たいですね。まずは標準を切んないと(笑)そして、冬場では20kmWと50kmWで学大記録を狙いたいと考えています。」

―では、最後に何か一言。
大内「部員のみなさんいつも声かけていただきありがとうございます。苦しいときもあると思うんですけど、そういうときこそ冷静に自分を見つめられるような目を持ってほしいです。いつも学内外で応援してくださる方ありがとうございます。今後ともよろしくおねがいします。
そして、競歩パート新入部員募集中です。興味のある方はいつでも倉庫前に来てください。初心者大歓迎です!!(笑)」

―ありがとうございました!
(聞き手・編集:HP係2年片井雅也)
    
2013年5月11日 大内 穂高

僕の生きる道

初めまして、今回コラムを書かせて頂けることになりました。
福井県敦賀高等学校出身、A類保健体育選修3年 谷川未佳です。
現在、女子投混跳ブロックに所属させて頂いております。
今まで、コラム書きました雰囲気を出していたのですが、ホームページ係の鬼である2年片井雅也に見つかり、
コラムを書かないで卒業するという夢は空しく散りました。

さて、こんな私も大学3年生という立場になりました。
時間が経つのは早いと思い知らされるばかりです。
私は小学校4年に陸上競技を始めて、現在12年目に突入しました。
なかなか高校時の記録を超えることができていません。辛いと感じることばかりといっても過言ではありません。
中学、高校、大学と陸上競技をやめようと思ったことは今まで何度もあります。しかし、それでも走り続けている自分がいます。
その理由はなんだろう。きっと楽しいことは他にいくらでもある。

息は切れる。足が動かなくなってくる。自分との闘い。

一見、しんどいことばかりに思えます。
それに反し、ふと感じる楽しいな。という気持ち。

ハードルを駆けぬけた時。晴れた日に走るなんとも言えぬ気持ち良さ。頬に感じる風。
時に色々な葛藤もありますが、やはり私は「走る」ということが好きなのだと思います。
今こうして走れることに感謝していきたいです。
そして、先生、親、仲間、環境。
多くの人が応援してくれるから、また頑張ろうと思えます。
感謝の気持ちを返せるよう、これからも私は走ります。     
2013年5月6日 谷川 未佳

名札

はじめまして。東京都東大和市出身、東京都立国分寺高等学校卒業、A類(初等)数学撰修2年の藤井崇と申します。     
現在、東京学芸大学陸上競技部中長距離ブロックに所属させていただいております。

陽気な日が来たかと思えば、2月並みの寒さや冷たい雨の日が再来するなど、忙しない天気が続いている今日この頃ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
私の方は、実家が大学から自転車で30分の距離にあるという身でありながら、『自律』するということを目的に、1ヶ月程前から一人暮らしを始め、ようやく軌道に乗ってきたかと思ったら、最近はやたらと家に帰りたくなる衝動に襲われている毎日です。
全くもって贅沢なものです。家族の皆、ありがとうございます。わがままさせてもらっているからには、それなりの成長をして帰ります。

さて、新学期も始まり、後輩たちも沢山入部してきてくれて、グランドもいつにも増して賑やかになってきました。
白地の布に黒マジックで自己紹介を書いた名札を作り、服の上から安全ピンで留めている光景を見ると、自分も同じようにしていた1年前のことをついつい思い出します。
名札の最後には目標や意気込みを書くことになっているのですが、当時私がそこに書いた言葉は、『自己のべスト』でした。
抽象的というか、弱気というか、思い切りがないというか、とにかくなんかパッとしない気がしますよね。私がそれを書いた理由は2つあります。

まず一つは、学芸大学の陸上部にいる人は私とは次元が2つも3つも違うと感じる人達ばかりで、そんな環境において大きなことを言う度胸がなかったことです。
「君程度がなに言ってんの?」と思われるかもしれないと怖がっていたのですね。この部活で1年間過ごし、新入生を迎える立場になった今、なにバカなことを考えていたんだ、という気持ちになります。
入部を考えていて、同じような不安を持っている皆さん、そんな心配は一切無用です!!私が保証します!!やりたいという気持ちがあるならば、体験でも見学でもなんでも構わないので、遠慮せずにどんどん来てください!!!

さて、勧誘の方も済んだところで2つ目の理由です。2つ目の理由は、私の思う陸上の魅力が自己ベストだからです。自己ベストとは、自分が今まで経験したことのない動きが出来た証明だと考えています。
つまりはっきりと目に見える成長の証ということです。それは誰にでも味わうことができると同時に、自己ベストを出した本人にしか感じることができないという、矛盾した感覚です。
あの自己ベストを出した時のなんとも表現しがたい感覚、達成感、開放感、喜び、感謝、安堵感、等々、それら全てが一気に襲ってきて、これ以上ないくらいの最高の気分になります。さっきまでの疲れなんて忘れてしまいます。
いつ思い出しても鳥肌が立ちます。例えそれがほんの僅かな差(0.01秒)でも、その気持ちに変わりはありません。小学校の頃マラソン大会に参加したことがきっかけで始めた陸上ですが、わたしはその感覚に中学生の頃に魅了され、気付いたらもう抜け出せなくなっていました。
世間一般で言われるような楽しいキャンパスライフを手放してまで、陸上競技場に戻ってきてしまいました。

また同じ気持ちを味わいたい!! あの最高の気分に浸りたい!!

私の中にある『楽しい』という思いは、自分が何かに一生懸命に打ち込み、それによって得られるものに対して沸き起こる感情なのかもしれません。そして、私自身そうでありたい、そうであり続けたいと願っています。
また、自分が楽しいと思える事がこうして出来るというのは、当たり前の事なのではなく、とても恵まれている事であり、幸せな事なのだということを忘れず、感謝の気持ちを大切にしていきたいと思います。
今後も貪欲に自己のべストを目指し、謙虚な姿勢で練習に励んでいきたいと思っていますので、よろしくお願い致します。     
2013年4月29日 藤井 崇

新生活

初めてコラムを書かせていただきます。
東京都立駒場高等学校出身、A類社会選修3年の村上拓郎と申します。現在は男子短距離ブロックに所属させていただいております。

さて2013年も四分の一が終わり、4月を迎えました。
3月には卒業式が行われ、尊敬する上級生方は学大を旅立ち、一方で先日の入学式を経て、30人を超える新入生が新たに学大陸上部に加わりました。
このように新しい風が吹き抜けながら、新生活がスタートしています。

新生活というものには、様々な障壁が付き物で、その壁をどれほどの意思で崩すことが出来るか、これに懸かっていると思います。
強い意思を持って行動するためには、自分に嘘をつかないこと、自分を信じることが大切だと思います。
また限られた時間の中で悩んでいる暇はなく、利口になっても私の場合は臆病になるだけなので、とにかく前に進むことを意識し、立ち止まることのないようにしていきたいです。

自己紹介で3年生と言う度に重みを感じてしまうこの一年間だからこそ、このことを忘れずに、全力で記録の向上に努めていきたいと思います。          
2013年4月15日 村上 拓郎

ありがとうを姿で伝える

こんにちは!千葉県立佐原高等学校出身、G類生涯スポーツ専攻2年の根本侑実と申します。     
中長距離ブロックに所属し、主な試合には競歩で出場させていただいておりますが、走ることも大好きで11年関わっています。

私が大学でなぜ陸上競技を続けているのか、少しお話させていただきます。
高校3年のインターハイ。佐原高校のテーマは“感謝”でした。
競歩と出会わせてくれて、陸上の世界を広げてくれた多くの先生、毎朝4時半起きで弁当を作ってくれた母、声を枯らして応援してくれた家族、仲間。
周りの多くの支えがあってこそ、インターハイに出場できた、このありがとうの気持ちを伝えるために優勝すること以外頭にはありませんでした。
しかし結果は、予選で1発失格。失格はゴール後に告げられ、最終審判から頂いた一言。

「あなたの競歩は競歩やない。走りや。」

悔しいというよりも、今までのすべてが否定された気持ちになり、罪悪感で押しつぶされそうになりました。
“感謝”を形にできなかった無念。このままでは終われない。絶対にいつかは借りを返してやる。
そんな気持ちで、大学に入学し、陸上を続けることにしました。

この1年間で最も嬉しかったのは、自分のレースを見て“感動した”と言って涙を流した仲間の姿を見たり、先生や家族が本当に本当に嬉しそうに喜ぶ声を聞いた瞬間でした。
やっと恩返しができた、と胸がいっぱいになりました。
自分の頑張りが誰かを感動させたり、頑張ろうという気持ちにさせたり、嬉しい気持ちにさせたり。本当に陸上競技って素晴らしいと思います。
こんなレース、練習をこれからもずっと続けていくのが私の目標です。
つらくなったとき、逃げ出したくなったときは、戦っているのは一人じゃないと奮い立たせて限界に挑戦していきたいと思います。
自分の満足のためだけだったら諦めたくなってしまうときもあるかもしれませんが、後ろには数えきれない人がいるのです。

最後に、天皇皇后両陛下へのあるインタビューを紹介します。
記者:お互いに点数をつけるとしたら何点ですか?
天皇:努力賞をあげたいな。
皇后:わたくしも、お点ではなく感謝状を・・・。
努力賞を頂けるような姿勢で競技に取り組み、その姿を感謝状として周りの皆さんの応援に応えていける選手を目指します。これからもよろしくお願いいたします。     
2013年4月8日 根本 侑実

夢は叶えるもの

初めまして。A類音楽選修1年の野崎文佳です。マネージャーとしてトレマネブロックに所属させていただいております。
出身は福岡県、筑紫女学園高校卒です。
入部した当初、特に中長さんに『おっ!筑女か!』と言われたことを思い出します。
しかし、残念ながら私は陸上経験者ではありません。中学はJazz、高校では趣味でギターを弾いてました。

そんな音楽にしか関わったことのない私が、なぜ大学で陸上部のマネージャーになろうと思ったのかをお話ししたいと思います。

簡潔に言えば、箱根駅伝の影響でした。
もともとスポーツ全般好きなんですが、陸上はオリンピックとか世界陸上とかがない限り、あまりテレビで扱われることがないため、正直興味がありませんでした。
中学生のときに初めて箱根駅伝を見たとき、感動し魅力にはまりました。それから、駅伝が好きになり、高校3年間は駅伝、マラソン、クロカンにどんどん魅せられていきました。

そして、これまでにたくさんもらった勇気や感動の恩返しとしてではないけれど、がんばってる選手を間近で応援できたらなと思い、大学では陸上部のマネージャーになろうと決めました。

入部して、5月の関東インカレ9月の全日本インカレでは学芸のみならず、たくさんの選手を応援でき、ほんとにうれしかったです。
1月の箱根駅伝にも、個人的にですが直接応援しに行けました。
高校の頃からの夢が叶いました!
ほんとにうれしかったです。

正直なところ、大好きなある選手の応援をしたい、それだけで陸上部のマネージャーになろうと考えていました。
ただ、入部していろんな苦労を経験した今、なんて軽率な考えだったのだろうと思います…。

この1年間、選手のみなさんと喜びも、悔しさも、苦しみも、いろんなことを経験し、私自身成長したと思ってます。

陸上に関して、何も知らなさすぎて情けなく感じた時も、どうしようもないくらい悩んだ時もありましたが、マネージャーとしても陸上部の一員としても、まだまだ成長しなければなりません。

マネージャーとして、よりよいサポートをしていきたいと思ってます。
そして、私もみなさんに負けないように夢に向かって突っ走っていきます!

学芸の陸上部に入って、こんなすてきな人たちに出逢えたことに本当に感謝してます。学芸でよかったと思ってます。

最後に、私の尊敬する人の言葉を紹介させていただきます。

『何度負けても 間違っても 夢は終わりじゃない
何度勝っても たった一度の 諦めに崩れてゆく』
何事も諦めないこと!夢は叶えるもの!     
2013年3月2日 野崎 文佳

Time is money

初めまして!
東京都立南多摩高等学校出身、A類社会選修2年の島倉拓巳です。
現在は中長距離ブロックに所属させていただいております。

好きな陸上選手は野口みずきさん、誕生日は為末大さんと同じ島倉です!
私は中学から陸上を始めて、中学では短距離・跳躍、高校では中距離、そして現在は長距離と気付けばどんどん距離が伸びていました。
陸上の種目は転々としてきましたが、そんな私の陸上人生の中でも、一つだけ変わらないモットーがあります。それが「時は金なり」という言葉です。

中学生の時、ある先生が練習に遅れてきた生徒に対して
「おまえたちは100分の1秒を競っているのに、どうして時間を大事にできないんだ!それだから大事な試合で100分の1秒に泣くんだろ!」と言っていました。
陸上競技とは、1分1秒という一般人からしたら取るに足らない一瞬で勝敗がわかれたり、自己ベストに届かずに悔しい思いをしたりするものです。
そんな陸上競技をする私たちにとって試合の時の1秒と普段の生活の中での1秒は違うものなのでしょうか?
少なくとも私にとってはどちらも同じ1秒であり、価値のある大切なものです。
時間とは、みんなに平等に与えられていますが、どんなことをしても増やしたり減らしたり、あるいは誰かに分けたりすることはできません。
つまり、有意義に使うも無駄に使うも自分次第!
それならば有意義に使った方が絶対に良いと思います。
だから私は1分1秒に後悔しないために時間を大事にしようと思って陸上をしています。

今、大学生の特権ともいえる長い春休みを迎えた私にはたくさんの時間があります。
そこで、冬期練に入る前に掲げた来シーズンの目標を達成できるように、この貴重な時間を有意義に使いたいと思います。

来シーズンは1秒に泣く選手ではなく、1秒に笑う選手になります!     
2013年2月19日 島倉 拓巳

走れることを喜び、走ることを楽しみ、走ったことを誇る

こんにちは。
今回コラムを書かせていただきます茨城県水戸第一高校出身、A類日本語教育一年の井坂友哉です。
現在、中長距離ブロックに所属させていただいております。

昨シーズンは主に5000mに出場させていただきました。
応援、サポートありがとうございました。今年もよろしくお願いします。

今回のコラムで私は日頃から大切にしている3つのことについて話したいと思います。

まず、走れることを喜ぶこと。
走れることを当たり前だと思っていないか?
私が今この東京学芸大学で陸上競技を続けていられるのは、授業料や生活費を出してくれている親や気持ちが落ち込んだ時に励ましてくれる友人や先輩方がいるからだと思います。
そういう人たちがいるからこそ、自分は今日も練習ができる。そう思い練習に取り組んでいます。

次に、走ることを楽しむこと。私は走ることが好きです。
なぜ好きかと聞かれると、言いようがないのですが、走った後の達成感、勝負へのわくわく感、自分の記録への挑戦すべて含めて好きなんだと思います。
記録が出ず落ち込んだ時やプレッシャーに押しつぶされそうになったときは、ゆっくりジョグしながら走ることの楽しさを感じ、原点に帰る。
記録を出すことがすべてではない、楽しむことも必要だと気持ちを切り替えています。

最後に、走ったことを誇ること。練習は裏切らないとよく言われますが、本当にその通りだと思います。
特に長距離ブロックである私は、走った分だけ強くなると日々肌で感じています。
試合前、不安になることがありますが、今までこれだけ練習したんだから大丈夫、そう自信を持って、自分を励まして試合に臨んでいます。

走れることを喜び、走ることを楽しみ、走ったことを誇る

練習前、練習中、練習後、常に向上心をもって、日々成長していきます。     
2013年2月4日 井坂 友哉