【部員コラム】No.341~350

『負けん気魂』

はじめまして。     
今回コラムを書かせていただきます。私立東京高等学校出身、東京学芸大学G類生涯スポーツ専攻2年の高畠匠と申します。男子短距離に所属し110mHを専門としています。大学に入学してから1年6ヶ月が経ちました。時が経つのはあっという間です。
さて、せっかくこのような機会をいただいたので私が大事にしている言葉を紹介したいと思います。

それは、「負けん気」です。「負けん気」というのは東京高校の合言葉であり私がいつも練習、試合の前に必ず思い浮かべる言葉です。「気持ちだけは負けないでほしい」という願いがこもっています。
高校一年生の時にこの言葉をはじめて聞き、負けず嫌いの私にはぴったりの言葉だとおもい、それ以降私のスローガンになりました。
練習が辛いとき、もっと頑張らなければいけないときにいつも「負けん 気」という言葉を胸に三年間必死に走ってきました。「いくらレースで負けても気持ちだけは負けない」とずっと思っていました。その結果インターハイで2年連続入賞、三年生のときに世界ユースで入賞することもできました。「負けん気」という言葉がなければ、いろんな苦難を乗り越えていけなかったかもしれません。それだけこの言葉には助けられてきました。

言葉の力というものは無限の可能性を秘めており、練習の質を高めるのも気持ち次第で無限になると思います。その可能性を信じてこれからも精進していきたいと思います。
2013年10月17日 高畠 匠

がむしゃらに

こんにちは。
G類生涯スポーツ専攻二年の武内勇一です。十種競技をしています。

さて、コラムということで何を書くか迷いました。そこでこの場をお借りして、私が陸上の練習をする上で最も大切にしていることを述べます。
それは・・・『がむしゃらに』ということです。
学大の陸上部を見ると、走りや跳躍、投擲の練習で、技術を重視している人が多い気がします。その中で記録が伸び悩む人も多く見てきました。

そんな時みなさんならどうしますか?

私は上にも『がむしゃらに』と述べたように。
速くなりたいならとにかく走れ。遠くへ投げたいならとにかく投げろ。高く、遠くへ跳びたいならとにかく跳べ。といったようにシンプルに考え、『がむしゃらに』練習します。そうやってフィジカルを鍛えることが記録向上につながると思います。
みなさんは高校時代、ひたすら、がむしゃらに練習していませんでしたか?
大学生になり、陸上に対する技術理論が自分の中で確立され、技術練習ばかり目がいきがちではないでしょうか。しかし、そんなときこの『がむしゃらに』という言葉を思い出してみてください。もしかしたら記録停滞を打破する突破口になるかもしれませんよ?
上のように述べましたが、技術練習や技術理論を否定しているわけではありません。かえって自分にはそういう技術的な考え方や練習が足りないので今後練習に取り入れていかなければならないと思っています。
フィジカルあっての技術。技術あってのフィジカル。これにメンタル的要素も加えて練習することで、より強くなれると思います!

なんて自分に似合わず長々と語ってしまいました。笑
興味をもっていただけたなら、考え方の一つとしてぜひ参考にしてみて下さい。
シーズンも残りわずか。最後まで頑張っていきましょー!!
2013年9月30日 武内 勇一

強くなりたい理由

G類生涯スポーツ専攻1年の矢田弦です。この度、部員コラムの依頼を受けたので書かせてもらいます。
先輩方のコラムも読ませていただきそれも参考に書きたいと思います。私は陸上に対する思いを話したいと思います。

まず初めに私にとっての陸上とは、私の全てであり、なにより私自身に自信をもつことができることです。
私は勉強が大嫌いですし、陸上以外に全く興味がないことはないとは言えませんが、今は陸上以外考えることができません。
私のなかで陸上で結果を残し、みんなから認められて、人とは違う特別な存在になりたいという欲望がそうさせているのだと思います。
じゃなきゃ「誰がクソきつい練習吐いてまでするか」って話ですよね。     
それゆえトレーニング中に熱がはいりすぎることがたくさんあります。私は気を緩めることがなにより怖いし、したくありません。そういう感情をいつも持っています。

勝負の世界は結果が全てであり、勝つことで自らの存在をアピールできると思います。
例え負けてしまったとしても、「次は勝つ」という気持ちをもち、「リベンジしよう」という気持ちがあれば、それは負けた価値があるというものです。     
喧嘩でもなんでも一緒です。

やられたらやり返す。何倍にもして返してやる気持ちをもつことです。

勝つってどんな快感よりも最高に気持ちいい。
この快感を感じるために強くなります。
2013年9月4日 矢田 弦

The route and promise to the victory

こんにちは。     
私、青森県立八戸高校出身、生涯スポーツ2年の大村康太と申します。
男子跳躍ブロックで走幅跳をしています。

私の陸上生活は怪我の連続でした。
中学では調子の良かった3年の春先に両足肉離れを起こして全中に出場できず、高校ではインターハイに出場したものの股関節の疲労骨折とアキレス腱痛によりただ出場して終わってしまい、満足のいく試合というのを経験したことがありません。
大学でもずっとアキレス腱痛により試合どころかやりたい練習を全てこなせている状態とは言えず、非常にもどかしい毎日を送っていました。私の陸上生活の半分以上は怪我だったと言っても過言ではありません。結果だけ見れば完全に失敗です。

それでも私が陸上を続ける理由。
それは、リベンジしたいという気持ちがあるからです。
怪我によって台無しにしてきた大舞台の大会に対してのリベンジ。そして、怪我をするきっかけになっている陸上の練習、普段の生活に対してのリベンジ。
つまり私が言いたいのは、試合に出て結果を残せなかった理由はそもそも練習をがんばらなかったとか、センスがないからとかそういうことではなく、根本的なところの積み重ねが出来ていなかった、そこに対しての修正が大学でもできていなかったというところにあると考えます。
私にとって陸上だけをがんばることは中途半端だったのです。私は陸上だけで生きていません。

人と同じ努力をしたとしても、私はより努力をしなければ結果を得られる人間ではありません。その努力をどこでするかということが問題なのです。私は陸上に対しては短距離から長距離、跳躍、投擲まで多くの動画や資料を見て研究して、どのような選手が強いかというのは見てわかるまでになりました。
この能力は自分でもある程度の自信を持っています。しかし、それだけでは陸上はダメなのだということに気づきました。確かに陸上の研究をすることは強くなるためには必要なことであります。しかし、私は陸上をするのであり、陸上の研究者ではないのです。
陸上をするのであれば研究以外にももっと自分を見つめる習慣を形成しなければなりません。その自分を見つめる習慣とは、食事、睡眠、運動はもちろんではありますが、例を挙げるのならば授業をどのように受けるかであってもいいと思います。
その一講義分を十分に自分のものとするためにはどのようにノート取り、いつ勉強し、調べ、他人と共有するか、その過程の中で自分の力になると思います。こういう過程は陸上にも置き換えられるのではないでしょうか。
特に勉強においてそのわからなかったところを他人と共有するところは、互いの考えを知るチャンスです。勉強においてもこのような習慣づけをすることによって陸上に活かせる部分があると思います。
自分に生じた問題点を仲間と共有し、仲間の意見を取り入れたり自分の考えを伝えたりする中で生まれる複数の仮定を基としたひとつの解を試していく。試行錯誤し、そしてそれを周りと共有する。このコミュニケーションと自身の作業のルーティンが自身と仲間との相乗効果を生むと考えます。
私が大学に入学して明らかに足りなかった部分、それがこの点であると考えます。自分を知らなければ他人も知らない、これでは結果が出るはずもありません。自分でがんばらなければ自分を応援できない、自信が持てない、また仲間を知らなければ仲間を本気で応援できない、そして応援されない。
互いに高めあう部活を目指していくのであれば練習や普段の生活でもっと仲間と関わる必要がありますし、私はそこを大切にしなければなりません。そしてこういうことは競技以前に人間が生きていくうえでの原点であると思います。

陸上の試合はもちろん、自身の今までの生き方に対してのリベンジ。今までの生き方の積み重ねがこの負の多き結果を生んだのであるとするならば、これからの正の生き方の積み重ねによって今までの負の結果が私の今後の陸上人生、人としての人生を実りあるものにしてくれる可能性はあります。
その可能性を実現させるためには恐れを跳ね除けて行動し、そこに自信を着々と積み重ねていくことが重要です。着々と積み重ねて努力してきたとしても結果が出ない、それは自分の中では努力が足りないという観念に値します。
私の場合は、出来なければ出来るまでひたすら努力するしかないのです。生半可な世界ではないこの陸上という世界において、努力したけれども結果が出ないというのは言い訳でしかありません。世界には生きるために陸上をやっている選手もいるのです。
そういう選手に勝つためには努力が努力で終わらず、結果につながる最大限以上の努力、足りなければもっと努力する異常なくらいの貪欲さが必要だと考えます。可能性はそうして現実になるのだと思います。

原点から着々と成長して、私はより大きな人間、選手になります。
そのために、私は自身のさまざまな生活を見直し、改め、自分を知り、そして仲間を知り、応援し、互いの成長の相乗効果を生むためのあらゆる行動をとることを約束します。私は、人に影響を与え、人を引っ張っていく選手になります。
そして、応援してくれる全ての人にその応援以上の恩返しをします。

まとまりがなく、拙い文章になりました。
みなさん、次のコラム投稿者矢田くんに大いに期待!
熱い思いを綴って綴って、部活を盛り上げよう!
2013年8月29日 大村 康太

再始動

はじめまして。     
今回、コラムを書かせていただきます、和歌山県立新宮高等学校出身、短距離男子2年の佐藤昌久と申します。
簡単に自己紹介させていただきます。私は和歌山県の中の三重県との県境に位置する新宮市に生まれ、歴史が深く自然豊かな環境で育ちました。
新宮市には、パワースポットなど見どころが沢山あります。海・山・川の輝かく世界遺産のまち新宮市へ、是非ご旅行にお越しください。
学科はF類環境教育専攻です。聞いたことのない学科だと思いますが、主に、雑草を調べたり、野鳥を追いかけたりしています。受験生の方は、F類環境教育の受験も一度検討してみてはいかがでしょうか。

高校時代に何の実績もない私は、入部した当初、インターハイ入賞者ばかりいる学大陸上部に気後れしていました。地元から外の世界を知らなかったからだと思います。
その頃は、受験のブランクもある中で、迷惑をかけてはいけない、とにかく練習について行こうと必死だったと思います。しかし、徐々に強い選手は怖いという私の偏見が偏見だったと気づき始め、同時に、「慣れ」が来て入部当初の必死さが薄れていました。
やる気がなくなった訳ではありません。
陸上を思いっきりやってやりたい。でもなんだか、燃えることができない。
記録もなかなか伸ばせない。スランプ状態に陥り、そんな時に怪我。そして今に至ります。
まだもがいている途中ですが、スランプ脱出のきっかけとなりそうなエピソードを紹介させていただきます。同じ高校出身で他大学で陸上を続ける友人との会話です。

「一緒に全カレを目指そう。」

と友人は言いました。えっ!?それは、私にとっても友人にとっても遠い目標だと思いました。

「まあ、こういうことやから。」

と言って、ある曲の一節を聴かせてくれました。
♪大きな夢をひとつ持ってた 恥ずかしいくらいバカげた夢を
 そしたらなぜか小さな夢が いつのまにか叶ってた
福山雅治『生きてる生きてく』より

「そういうことやから。」

怪我も治ってきて、もうすぐ走り始められそうです。再始動!!これをきっかけに、また火をつけられそうな気がします。やってやります。

次はメガネの素敵な大村君、お願いします!
2013年8月22日 佐藤 昌久

一歩踏み出す

はじめまして!
石川県立金沢錦丘高等学校出身 B類保健体育専攻2年の本間丞です。
現在男子短距離ブロックに所属させていただいております。

さて、片井さんの紹介にもありましたが、最近やっと調子が上がってきて高2以来のベスト更新となりました。…長かった(泣)本当に長かったです。
練習しても伸びない、調子が上がらないということが続いたり、けがで練習もろくに出来ない時もありましたが、こうやって結果が出ると達成感もありやはり嬉しいものです。「やってきて本当に良かったです」と心から思えます。

前置きが長くなりましたが今回は「一歩踏み出す」ということについてお話ししたいと思います。
みなさんはこの言葉に対してどのように考えているかはわかりませんが、私は「失敗を恐れずに勇気を出して取り組んでみる」ことだと考えています。
私事ばかりで大変恐縮なのですが、私は昔から何かと踏み出せていないと感じていました。「ここでこうしたとしても、間違っていたらどうしよう…」というように何故かマイナス方向の考えが先行してしまい、やりたい事もそこで終わらせてしまう、ということが多々ありました。
要するにただの「ビビり」です。そうやって結果的にいつも後悔してきました。
しかし大学2年となり(遅いですが笑)、「このままではダメだ!!」と本気で思うようになり、勇気を出して様々なことに一歩踏み出しています。
…と言ってもまだ2つ3つですが(笑)ですがたったそれだけでも、上手く言葉に出来ませんが何か得るものはありましたし、自分の気持ち次第かもしれませんが自分は少し変われてきているのかな、と感じています。

こんな感じでこれからも失敗を恐れずに一歩踏み出して、わたくし本間は変わっていきたいと思います!!
みなさん期待していて下さい!(笑)

長くなりましたがこれで終わりにしたいと思います。ありがとうございました。

そして次は最近選挙で当選したと噂されているあの(笑)さとうまさひさ君、よろしくお願いします!!
2013年8月15日 本間 丞

トレーナーとして

岩崎さん、ご指名ありがとうございます(笑)部員コラムをご覧の皆様、はじめまして。和歌山県立桐蔭高等学校出身、B類社会専攻2年トレマネブロック所属で現在トレーナーをやらせていたただいております、片井雅也と申します。
以前のコラムでHP係の鬼だとか、大内穂高先輩のインタビューの聞き手であったりと、HP係として何度か名前は挙がっていますが、コラムは初登場です。

さて、私は現在トレーナーをやらせて頂いております。勿論、高校時代はバリバリの中距離ランナーでした。なぜそんな僕が突然トレーナーをやろうと思ったのか。
1つは、自分自身の競技能力に限界を感じてしまったからです。高校時代になかなか記録が伸びず、苦しいことばかりでした。そんな苦しいなか僕がすがったのが、栄養学・解剖学・メンタルトレーニング云々の知識面でした。いまとなってはそれがトレーナーの知識の土台として役に立っていますが、もう少し身体面も本気で頑張っておけば良かったなと後悔もあります。高校時代に身に着けた知識が少しでも選手の役に立てばと思い、トレーナーを志しました。
2つ目としては、陸上競技が大好きな自分がいたことです。先述のように、自分の競技に限界を感じていたなか、後期試験で学芸大学への進学が決まったとき、僕ははっきり言って陸上競技から完全に引退するつもりでした。そんななか受験後に高校の部活に参加させて頂き、高校生たちが貪欲に一生懸命練習している姿を見ました。
「中学から続けてきた陸上競技をここで辞めるのか・・・」
続けるにしても、高校時代と同じことを繰り返すような感じがしました。しかし、どうせやるなら部活で本気でやりたいと思い、サポートチームであるトレマネブロックの存在を知り、4月2日の新入生の顔合わせにおいてトレマネ志望を表明したのでした。

そんな経緯からいまはトレーナーとして活動させて頂いております。
当初はトレーナーの「ト」の字も知らず、マッサージやケガへの対処なども本で勉強したり、人から聞いたり、他大のトレーナーさんのを参考にしたりと日々試行錯誤の繰り返しでした。(それはいまでも変わりませんが・・・)
また、トレーナーをやっていて競技がやりたくなることや苦しいことは多々あります。それでも、私のサポートさせて頂いた選手が記録会で自己ベストを出したり、大会で入賞したときの嬉しそうな笑顔を見るだけで私は益々頑張れます。関東インカレで僕にメダルをかけてくれた選手もいました。そういった、自分が選手だったら絶対に経験できなかったようなことも選手のお蔭で経験させて頂いてます。いつも本当にありがとうございます。

これからもトレーナーとしての試行錯誤は続いていきます。こうして学芸大学陸上競技部でトレーナーをやらせて頂けるのは、学大陸上部トレーナーの礎を築いてくださった諸先輩方、いつも大変お世話になっている中村仁コーチ、トレマネブロックの仲間たち、そして何より選手の方々のお蔭です。
これからの対校戦、私は直接得点を稼いでくることはできませんが、間接的に10点、20点、30点とチームに貢献していけるように頑張っていきたいと思います。
選手の皆さん、何か気になることがあれば気軽に相談してくださいね。これからもよろしくお願いします。

次は最近自己ベストを更新して調子がいい、ジョーさんこと本間丞君、お願いします!!
2013年7月18日 片井 雅也

選択と信じること

はじめまして、雪の国新潟県のさらに雪の地域である十日町出身の岩崎領といいます。G類生涯スポーツ専攻です。最近、なぜか無茶振りされるので困っています。あと、オカマだの、オカンだの言われていますが男ですよ、私。そんな感じの人間ですが、今後ともお見知りおきください。

まずは、余談。私の地元、本当に雪がたくさん降ります。近くの競技場はゴールデンウィークになる頃に使えます。当然、冬は寒いです。私の部屋は室温3°なんてことも。夏は夏で湿度が高いので嫌な暑さです。要は、盆地なんですが。そして、自然災害が多いです。そんなところからきましたから、環境に対するメンタルは最強クラスだと自負しております。

さて、余談が長くなりましたが、私はこの東京学芸大学にすんなり入ってきたわけではありません。この大学を選択してきました。今考えると地獄のような苦悩でした。悩んでいた某大学は関東1部上位校であります。なぜ、この大学にしたか!はまた今度の機会に回します。笑

そう、選択。人生の選択に初めから、正解と間違いは決まっていません。その道に進んだ自分がどのような行いをしたか、それで正解か間違いかが決まります。まあ、そもそも人生の選択を正解・間違いとすること自体ナンセンスではありますが。しかし、人は選択をしなければいけないのです。そうしてきたからこそ、今の自分があるのです。人に、自分の選択を委ねたのも、自分が選択したことであります。なにをするにも選択。当然のように起こりうることです。当然のように起こりうるからこそ、重要なのです。選択したことが自分にとって良かったのか、はたまた悪かったのか、それは全てが終わってから分かることです。同じように、自分には、才能があったのか、才能がなかったのか、それも全てを終えたときに分かることです。終わる前から、才能がないというのは戦う前から諦めているに等しいですよね。ちょっと意味は違いますが、人間万事塞翁が馬であります。予測できないことだからこそ、その道で努力をしなければなりません。

今、苦しい人も自らが選択した道でより良くなるための努力をすることで、現状打破できる、そう信じて行うことが必要だと思います。信じるということこそが、最大の努力に繋がると思います。と自分自身に言い聞かせてみました。笑

私自身、まだ2年間ある大学生活でこの大学にきて良かったと思える行動をしていきたいと思います。まだ、大学生活が終わっておりませんので、この選択が正しかったかがわかりません。しかし、良かったと思える行動をしていく自信はあります。
来年の関東インカレで点を取り、自分の選んだ道が正しかったことを証明してきたいと思います。

さて、最後に私の座右の銘で終わらせていただきます。
「第一義」
我が越後の武将、上杉謙信公の座右の銘でもあったようです。
仏教語ですが意味としては、今自分のすべきことはなにか、一番にやらなければいけないことをやりなさい。というような意味ですね。
中学生にして感銘を受けた言葉です。これからも「第一義」で頑張っていきます。

長くなりました、読んでいただきありがとうございました。

3番テーブル、片井さーん!ご指名入りましたー!ということでよろしく!笑
2013年7月11日 岩崎 領

「る」

初めまして!長野県屋代高等学校出身、G類生涯スポーツ専攻2年投擲ブロックの村松卓哉と申します。     
突然ですが、こんな言葉をご紹介したいと思います。

「る」

こうなりたい。
あれやりたい。
そうしたい。
違うだろ。
最後は「る」だ。

庭田忠正

 これは、中学生の時の生徒会顧問の先生から教えて頂いた言葉です。この言葉は、自分の弱い心を何度も奮い立たせてくれました。
 高校生の時、指導者の方から目標を聞かれて「IHで入賞したい」と当時の実力からしたら遥か雲の上のような目標を掲げた覚えがあります。それでも、何が起こるか分からないと思い、わずかな望みを胸に練習に明け暮れていました。
結果はIH出場すら叶わず、といったものです。その時ふと気が付きました。自分の心の中で「IHで入賞したい」が「IHで入賞出来たらいいな」に変わってしまっていたのではないか、と。そう思っている時点で、自分に負けていたのです。
本人が出来ると思ってもないことを出来る訳がなかったのです。悪いのは周りの人でもなく、環境のせいでもなく、自分の弱い心だったのだと気付きました。
誰しもが「勝ちたい」「ベストを出したい」「こんな選手になりたい」と思うことがあるはずです。しかしそれが困難で、非現実的で、立ちはだかる壁が高ければ高いほど弱い心が現れてしまうことがあるかもしれません。
もちろん、希望を持つことや、高い目標を立てることはとても大切です。ですが、いつの間にか「勝ちたい」という言葉に「勝てたらいいな」というニュアンスが入り込んでいるようではダメだと思うのです。
そんな時自分は、目標の最後を「る」にします。そうすることで、無理矢理にでも弱い心を閉じ込め自分に言い聞かせることができると思うのです。
自分が出来ると思わないで、誰が思ってくれるのでしょうか。これからも「る」で前向きに、強気に、負けない心を持って頑張っていきます。

次のコラムは、陸上部のオカマ系男子こと岩崎りょうくんにお願いしたいと思います。     
2013年7月8日 村松 卓哉

『シンプルに』

こんにちは!初めてコラムを書かせていただきます。
埼玉栄高校出身、G類生涯スポーツ専攻2年の清野華菜と申します。現在、女子跳躍ブロックに所属しています。
早いもので入学してから約一年二ヶ月がたちました。
勉学と陸上の両立は思っていたよりも大変で、日々悪戦苦闘しています。
しかし、だからこそやりがいを感じている部分もあります!

上手くいかないとき、どのようにすればいいのか常に考えて込んでしまう私ですが、
どんなに悩んでも最終的にたどり着く場所は、「基本」です。
私は、人それぞれ自分のなかに「基本」となるものがあると思います。
また、何か新しいことをしようとする時も基本がもととなっていたり、それが自分自身の持ち味となっているのではないでしょうか?

この一年間を振り返ってみると、上手くいかないことの連続で自分自身どこを目指しているのかわからない状態でした。
しかし、先輩や後輩、とくに同学年の活躍に刺激を受け、
私もあの素晴らしい舞台でもう一度「闘いたい。」「勝ちたい。」と感じました。
そこで私は『シンプル』という言葉を合い言葉にしました。

記録を伸ばそうとする時、欠点を改善しようとしていませんか?
私も欠点を改善することだけに目を奪われていました。
そのため、複数の改善点が挙げられてしまい、それを改善するのに必死で気がついたら自分の持ち味が消えていました。
「二兎を追う者は一兎をも得ず」とはこのことだと痛感した瞬間です。

自分の持ち味を消すのではなく、より高い位置にもっていくことが今の私には必要だと考えています。

だからこそ『シンプルに』。
あれこれ目を奪われるのではなく、
今何が必要なのかを見極め、それをとことん追求するのもいいのではないでしょうか?

芯がある人になるのが私の今の目標でもあります。     
これから対校戦などの様々な試合がありますが、
それに向けての明確な目標と目的をもって挑んでいきたいと思います!

次は声が魅力的なたくちゃんこと村松君にバトンを受け渡します!
よろしくお願いします\(^o^)/     
2013年6月24日 清野 華菜