【部員コラム】No.351~360

『 Let’s!enjoy!! 』

はい!どうも!!
この度コラムデビューとなりました!
G類生涯スポーツ専攻2年短距離ブロック所属の南拓也と申します!!

突然ですが、みなさんは陸上競技が楽しいですか?私は声を大にして宣言します。
「めっちゃ楽しい!!」

これまで陸上競技は私に様々なものを与えてくれました。
小学校時代には校内マラソン大会で人生初の賞状を貰って「よっしゃ~!!」と、大喜びしたのを今も覚えています。中学では通信、県大会で決勝に残れるようにもなりました。そして、高校は強豪校でないものの関東、全国に出場することが出来ました。2年生のときにリレーでインターハイを決めたときは本当に嬉しかったです。学校としてはいつ以来なのか分からないくらいで、恩師も指導者として初のインターハイでした。私と同期の2人、大きな手術を乗り越え競技に復帰した先輩、恩師、みんなで嬉し泣きをしました。こんな経験は陸上をしていなかったら決して味わうことは出来ませんでしたし、中学、高校と陸上を通じて素晴らしい仲間とも出会いました。

その反面、辛いことや苦しいこともありました。中学時代は全国はもちろん関東も1度も行くことが出来ず、高校3年の時には関東大会の1週間前に肉離れをしてしまい100mを棄権、リレーも走ることは出来ませんでした。なんとかインターハイでリレーに復帰したものの、チームはベストを更新できず準決勝で敗退。宿舎に戻ってテレビを見ていると自然と涙が流れてきました。大学に入ってからは怪我が続き満足に練習を積めず、気づけば自己ベストを3年半も更新出来ていません。高校時代より知識も増えたし、練習もしてるのになぜ満足いく走りが出来ないのか、日々考えています。いま非常にもどかしい時間を過ごしています。しかし、私はそれから逃げることなく真正面に向き合い、必ず自己ベストを更新することをここに誓います。

今年で陸上競技を始めて10年目になりましたが、これまで楽しいこと、嬉しいこと、辛いこと、苦しいこと様々な経験をしてきました。そして、これからも経験するでしょう。しかし、これまでの経験全てが 糧 となり、私は ”いま” 陸上競技を楽しんでいます。そして私の周りには最高の仲間がいます。もしこれまでの人生の中で少しでも違う道を歩んでいたら出会うことはなかったかもしれません。だからこそ、この素晴らしい仲間と出会えたことに感謝し、これからも存分に陸上競技を楽しみます。

Let’s!enjoy!!
2014年9月25日 南 拓也

『仲間』

こんにちは!
栃木県立小山高校出身、A類数学選修2年の前田俊貴です。
現在、男子短距離ブロックに所属しています。

ここで、自分が陸上を続ける理由について書きたいと思います。
私はインターハイに出られるような強い選手ではなく、ただの平凡な陸上選手でした。だからこそ私は入部当初、選手としては身を引き、トレーナーとして陸上に関わっていきたいと考えていました。
しかし、
それぞれに目標を持ち、目標に向かって努力を重ねる仲間の姿、高いレベルで競い合っている仲間の姿を見て、自分もこの場でもう一度戦ってみたいと思いました。
これこそが、陸上を続ける1番の理由になっています。
1年の夏からトレーナー兼選手として両立をしながら、トレーナーとして、選手として、様々なことを学びました。仲間たちとの練習で、記録も着実に伸びていきました。東京学芸大学陸上部という良きライバルであり、良き仲間とともに、陸上に明け暮れる日々の中で、もっともっと速く走りたいという思いが日に日に増していきました。
そしてこの夏、トレーナーをやめ、純粋な選手として陸上を続けていく決心をしました。
この決心が正解だったのかはまだ分かりません。今まででも記録は向上していました。
しかし純粋に選手として、陸上競技を仲間とともに極めていきたいと思いました。
今は後悔のないよう、全力で頑張るのみです。

今の自分がいるのは、この陸上部の仲間のおかげだと思っています。
熱く、楽しい仲間とともに粒粒辛苦の気持ちを忘れず、よい結果報告ができるよう頑張りたいと思います。
2014年9月1日 前田 俊貴

『得意』

こんにちは!はじめまして!
岡山県立岡山城東高校出身
B類保健体育専攻 2年の児島里菜と申します!
女子短距離ブロックで100m・100mHを専門にやっています。

私は選手としては平凡なのですが、一つだけ自信を持てることがあります。
それはスタートダッシュです。
実は元から得意だったわけではないのです。

小学生の頃、全国大会出場を懸けた大事なレース。スタートの失敗からハードルの1台目で転倒。それがトラウマとなり、以降スタブロから思い切り飛び出すことができませんでした。
しかし、そんな自分を変えるため、毎日何度も何十本も、どんな練習でも、「1歩目」を大事にして走りました。できないことが悔しくて、毎日泣きながら、それでも続けてやっていました。

この意識と継続が今の自分をつくってくれました。あれだけ苦手で怖かったスタートが今は得意で大好きなのだから、「やればできる!」と改めて思います。
まだまだ私は未熟ですので、これからもこの経験を活かし、
できないことから逃げず、
時間がかかっても立ち向かい続け、
競技者として、また一人間としても成長していきたいと思います。

シーズンは半ば、暑さに負けず強い体と気持ちで勝負していきましょう!!
2014年8月18日 児島 里菜

『証』

こんにちは!
愛媛県立松山南高校出身、N類総合社会システム専攻2年白方浩平と申します。
現在、男子短距離ブロックに所属しています。

私は、陸上競技をはじめて今年で8年目になります。
中学時代、両親に何でもいいから運動部に入ることを強く言われ、消去法的に選んだ陸上競技。
正直、はじめた頃はここまで続けるとは思っていませんでした。
しかし、ここまで続けてきたのは私にとって陸上競技というスポーツがそれだけ意味のあるものになっているという証だと思います。

私は昔から人見知りが激しく、人前で話すことも苦手で、何よりビビリです。
しかし、
尊敬する恩師や素晴らしい仲間との出会い、
不器用ながら、不甲斐ないながら主将をさせていただいた中学・高校時代、
大一番の試合でのプレッシャーとの闘い、
それに勝ったときの達成感、負けたときの悔しさ。

これらすべては陸上競技を続けてきたからこそできた経験であり、自分をわずかながらでも成長させてくれる経験だと信じています。
そして何より、ここまで陸上競技を続けていられるのも多くの方々の支えがあってこそです。
とくに、日々のあらゆる場面で常に自分を応援してくれる家族。リレーでインハイを決めた瞬間の、ビデオに入っていた両親の歓喜の声は今でも覚えています。
遠方ではありますが、いい報告ができるように、成長した姿を見せられるように、頑張ります。
2014年7月1日 白方 浩平

『感謝』

みなさん!はじめまして!
A類保健体育3年の水田春香と申します。

学芸大学にきて、早いものでもう3回目の春を迎えました。東京での生活も随分と慣れ、自分の時間の使い方が上手くなったと思います。学校生活では、単位を取るために必死に授業にでることを目標とし、学科の友達に助けをもらいながらみんなと一緒に卒業できることを夢みております。授業でもそうなのですが、陸上でも仲間からの支えがあって今日まで続けることができています。私のことを気にかけてくれる先輩がいたり、話を聞いてくれ、分かってくれ、導いてくれる同期がいて、はるさん!おはようございます!と声をかけてくれる後輩がいて、水田は幸せです。

よく、大学時代の友人は一生の友達と聞きますが、本当にそうでした。東京から電車の乗り方も分からず、自炊のやり方もわからず、でも同じような友達がいたから支えあって、ときにはふざけあって学生生活をおくることができています。こんな経験をさせてくれている両親に感謝しています。また、指導してくださる先生方、そして支えてくださった方にすこしでも恩返しができるように日々精進してまいります。

関東インカレも目前で、部員一丸となって戦いたいです。この部の一員であることに私はとても幸せです。

こらからも頑張ります!!!!
2014年5月8日 水田 春香

『挑戦』

はじめまして!
静岡県立韮山高等学校出身、B類保健体育専攻2年の落合健太です。
現在投擲ブロックに所属しやり投げを専門としています。
高校の途中までは短距離をしており、高校1年の秋からやり投を始めました。

だんだんと桜も咲き始め春の陽気を感じるようになってきました。シーズンインもすぐそこです。
さて、入学してから2年が経過し、4月から3年生になろうとしています。大学での自身の陸上を振り返ってみると決していいことばかりではありませんでした。大学に入ってすぐに自己ベストを更新できたもののそこからは怪我などで悩まされました。何も考えずにただ練習をしていれば成長できた高校時代とは違い、大学では練習メニューや日ごろの生活についてしっかりと考え、見直したり、工夫をする必要があると実感しました。最近になりそれが少しずつ上手くいき、記録の向上につながってきたように思えます。

そんな私の今シーズン目標は2つあります。
1つ目は関東インカレで表彰台に立つことです。昨年は怪我の中、出場し満足に投げることができませんでしたが、今年は万全の態勢で臨み、結果を出したいと思います。
2つ目は全日本インカレのB標準である68mを狙うことです。68mという記録は今の自分にとって簡単に出せる記録ではありませんが、地道な努力を続け実現させたいです。特にこの冬季の練習では、しっかりと量をこなすことができ、陸上について考える時間も増え、身体的にも精神的にも大きく成長することができました。
そんな中で迎えることができる今シーズンはとても楽しみであり、自分がどこまでいけるのか「挑戦」したいと思います。本気で陸上に取り組むことができるのもこの大学4年間が最後だと思います。後悔しないよう目標に向かって全力を尽くします。

関東インカレまであと1ヶ月と少しです。頑張っていきましょう!
2014年4月2日 落合 健太

『私はマネージャー』

はじめまして!
マネージャー2年の宅島苑実と申します。
球技ができない、音符がよめない、絵が描けない、そんな理由で始めた陸上競技。そんなわたしも陸上に関わらせていただいて9年目を迎えようとしています。
中学高校と選手として過ごしていたときは怪我やスランプに苦しみ、悔しい経験をたくさんしましたが、それ以上に上へ上へと自分自身を高めてくれる陸上をやれていること、走ること跳ぶこと、すべてが楽しくて楽しくてたまりませんでした。
しかし走り続けることを諦め、マネージャーとなったときは苦しいことがたくさんありました。なんで選手を続けなかったんだろうと考えていたこともあります。うまくいかず悔しくて泣いたことも数え切れないです。
でも、やっぱりわたしに元気を届けてくれるのは陸上で、最高の仲間たちでした。わたしの成長の糧となってくれたのは陸上でした。嬉しい気持ちも悔しい気持ちも勝ちたいという気持ちもすべて陸上を通して学びました。それは選手時代はもちろん、マネージャーになってからも同じですし、むしろ選手を続けていたらわからなかったこともたくさんあると思います。

マネージャーになって周りを広く見渡せるようになりました。
陸上競技というものをもっともっと知ることができました。
みんなの努力や素敵なキラキラした姿をたくさん見ることができました。

自分のことしか考えられない性格のわたしにとってマネージャーが向いているとは思いませんが、学大のマネージャーになって良かったなあと思うことは数えきれないです。
悔しい時は一緒に悔しがり嬉しい時は一緒に喜んでいけるような、そして誰よりも笑顔でみんなに元気を与えられるような、そんなもっとでっかいマネージャーになれたらいいなと思います。

ではお次の方へバトンタッチです!
2014年3月8日 宅島 苑実

『気持ち』

はじめまして!
石川県立金沢二水高等学校出身、G類生涯スポーツ専攻2年の山下理花です。
短距離ブロックに所属しています。

気付けばもう1月末で、冬季練習も大学生活も半分終わろうとしています。
時が経つのは早いものだなとつくづく実感しています。
この1年を振り返ってみると、本当に苦しかったです。
自己ベストから比べてどんだけ遅いんだっていう記録しか出ず、頑張っていると思っていても頑張っているつもりになっているだけなんじゃないかとか、色々考えてしまい、本気の出し方も頑張り方も粘り方も何のために走っているのかすらも分からなくなりました。
正直、陸上が楽しめないときもありました。

でも、関カレ後には大学では直接関わっていないOBの先輩が練習を見てくれたり、夏には地元でお世話になった先生や先輩が一緒に練習をしてくれたりと、普段会っている学大の皆に加え、普段関わることの出来ない人達までもがこんな私を気にかけてくれて、話をしてくれました。
言葉に驚くくらい力をもらい、立ち直ることが出来ました。
周りの人の支えがなかったら、今私は陸上に対してやる気を見出せてないと思います。
昨シーズンは出来なかったけれど、来シーズンには復活して、部に貢献するんだという強い気持ち と、感謝の気持ちを忘れることなく、あと少ししかない冬季練習に励んでいきます。

私はしつこい人間なので、このしつこさを武器に、あと2年間で絶対に絶対に這い上がってみせます。ここまで落ちたら、あとは上がるしかありません。
そして、偉大な先輩である愛梨さんと全国の表彰台に乗ることが最高目標です!
不安は途切れることはありませんが、努力は必ず報われると信じて、今を精一杯頑張ります!

最後に、納会の時に繁田先生から頂いた言葉を書いて終わりにしたいと思います。
「風霜月下 その健脚を鍛え 呼気を練る」
来シーズン、全員笑顔で関東インカレを終われるように冬季練習頑張っていきましょう!

次は小動物キャラ、そのみんよろしく!
2014年1月29日 山下 理花

『RUN TO LIVE』

こんにちは。2年 中長距離ブロック 吉原稔です。
今回、コラムを担当させていただくということで私が大学で競技をするにあたってのモチベーションについて綴ります。
突然ですが、みなさんは
「水を入れても入れてもなかなか一杯にならないバケツがあったらどうしますか?」
底に穴が空いていないか覗き込むという人もいるかもしれません。
私の答えは
『水を入れ続ける』です。

私は中学から陸上を初めたのですが、表舞台という表舞台に立ったことは一度もありません。ブロック大会はもちろんのこと、インターハイ路線の学校代表としてですら走ったことがありません。唯一の関東行きのチャンスであった高校3年の駅伝。自分はアンカーで関東圏内から順位を落としてしまい、関東行きが実現する事はありませんでした。そんなわけで、高校最後の陸上の大会で惨敗した私はふと、才能がないのかなと思ってしまいました。今まで決して怠けていたわけではない。なのに結果が出ないのはなぜか。そんなことをしばらくの間くよくよ考えていたのですが、不思議なことにふと「走りたい」と思いました。

その時、自分はどんなことがあっても走ることが好きなんだと感じました。食べること、寝ることと同じくらい。自分にとって走ることは生きるのに必要不可欠なことです。

そんな走ることだからこそ自分自身の限界を決めて後ろ向きな思いでつまらなくやりたくはない。
自分はこんなもんじゃない
まだまだ伸びる
時間がかかっても、なかなか結果が出なくても
もしかしたら、自分のバケツの形は深いだけかもしれない。粘り強く、自分を信じて水を入れ続ければ、必ず一杯になる。

こんなことを思いながら学芸大学に入ってから過ごしてきました。今はまだ、発展途上で目立った活躍をしていない私ですが、目立たない地味な道を着実に進んで輝ける舞台へ駆け上がります。
Stay the course
2013年12月16日 吉原 稔

『気持ちいいことしたい』

こんにちは。
中長距離ブロック3年石田竜祐と申します。現在陸上競技部の主務を務めさせていただいております。3年の冬ですが、初めてのコラムです。

この冬季という期間は、ふと自分を見つめ直す時間が増えてくる季節かなと思います。
私の場合1年の冬2年の冬と、いろいろなことを考えて、あーでもない、こーでもないと悩んで迷っては、考えているうちに何もやりきれずに終わってしまった冬季だったかなと思います。決して無駄だったとは思いません。しかし、この最後のシーズン前の冬季、同じことを繰り返しては過去の2年は無駄なものになってしまうでしょう。
この冬に悩んで迷っている余裕は私にはありません。断固たる意志を持って自分が決めたことをやり通すこと、今年の冬季はそんな冬季にします。

何をやり通すか、それは、勝負にこだわることです。当たり前ですが大切なことです。大学に入って自分よりも強い選手にたくさん出会い、国公立の対校戦で勝てなかった相手がたくさんいました。もちろん学大の中にも強い人たちがいて、練習中も勝てないことが多くありました。いつの間にか負けることに慣れてしまっていたのかもしれません。勝つことの気持ちよさ忘れていました。そんなことで強くなれるわけがない。
この冬、練習では誰よりも勝負にこだわります。
学大で1番強いランナーになります。学大の中長距離エースは自分だと自信と自覚を持って、関カレで戦います。そして点を取ります。
久々に大きいこと言いました。言ったからには引きません。

この冬負けて悔しい気持ちと勝つことへの執着は誰よりも強く持って、勝つためにやった方がいいことをやっていきます。
言うだけなら簡単で、やりきることが難しいですが、このくらいできなくては最高に気持ちいいところへは行けないと思います。
自分はできると信じています。みんなにも信じてもらえるだけのことやっていきます。
ご期待ください。
2013年11月25日 石田 竜祐