【部員コラム】第404回「最高の跳躍のために」

 
こんにちは。長野県諏訪清陵高校出身、E類生涯スポーツコース3年の窪田章吾と申します。
    
男子跳躍ブロックに所属しており、専門種目は三段跳びです。よろしくお願いします!

まず初めに、簡単に私の競技人生を紹介しようと思います。私が陸上競技を始めたのは小学4年生で、その時は短距離をやっていました。中学生では走り幅跳びを専門にしていて、同じ砂場種目だからと三段跳びを始めたのが高校2年生です。高3から幅跳びの記録が伸びなくなる一方、三段跳の記録が伸びていったため、大学では三段跳びを専門にしました。

私が陸上競技を続けるうえでのモチベーションは、「自分の体を使って出せる最高の記録を知りたい」というものです。誰でも、自分の記録の限界点というのはあると思います。とても抽象的なものですし、その記録が日本記録まで届くようなものではないことは分かっていますが、今の自分はまだまだ記録を伸ばせると思って日々練習に励んでいます。

さて、早いものでシーズンに入ってから1か月以上がたちました。すでに自己新を連発している選手、思うように結果が出ていない選手など様々かと思います。

私はといいますと、シーズンイン前にハムストリングスを故障した影響で、残念ながら後者の選手です。今回の故障の原因は、明らかに自分の考えの甘さでした。最初に痛くなった時にきちんと治療をしていれば大ごとにはならなかったと思うのですが、私は一か月以上も放置し、最終的に痛みが再発してしまいました。今度こそしっかりと治療します。

走れない間私は、長いこと課題であった全身の柔軟性を高めることをテーマにして練習に取り組んできました。今回の故障も、長い目で見れば競技にプラスにできるように、今できることを最大限やっていきます。

最後に、いよいよ関東インカレが一週間後に迫ってきました。私は三段跳びに出場させていただきます。故障も順調に良くなっているので、このままいけば万全の状態で挑めると思います。

二年前にも一部の舞台で出場したのですが、その時はサブトラックから他の選手との体格差や雰囲気に圧倒されっぱなしで、何もできずに予選敗退でした。

今年こそ、東学大の1部残留に貢献できるように、、今できる最高の跳躍をしてきます。

そして今シーズン、自分の限界に少しでも近付けるよう、全力で頑張っていきます!

    

2017年5月20日 窪田 章吾