第472回「学大は負けないpart2」

失礼します。長野県立松本県ヶ丘高等学校出身、E類生涯スポーツコース4年中野龍星と申します。現在投擲ブロックのブロック長を務めさせていただき、やり投げを専門としています。この度、コラムを書かせていただく機会をいただき大変光栄に感じております。ありがとうございます。現在の私の気持ちを赤裸々に表現させていただきます。私のぜひ最後まで読んでください。よろしくお願いします。
#学大は負けない 部員のみんなはこの言葉を全員が知ってると思います。part2ということで、あやかりたくてこれをタイトルにしました。何にあやかっているのかというと、実はこの言葉は2019年の部員コラム第438回で、現在投擲コーチとして尽力してくださっている栗本恭宏コーチが作った言葉です。もうそれから3年近く経っているのが信じられません。今ではこの言葉が大好きですが、何をもって#学大は負けない なのか、自問自答を繰り返していました。戦力で負けないなのか、競技結果なのか、人間性、チームワーク・・・どれも当てはまるかもしれませんが、関東インカレを終えての僕の解釈は「みんなと一緒に必死をこくこと」でした。自身の試合後、有限不実行で情けないし、不甲斐なさすぎてどう顔向けすればいいか分からなかったし、先のことを考えてもどれくらいで怪我が完治するか不安だったしで、頭の中はぐちゃぐちゃでした。ただ仲間や監督コーチから声をかけていただいているうちに#学大は負けない が頭に浮かび、なぜ勝つではなく負けないと表現しているのかーそれは次の試合そのまた次の試合と挑戦を続ける限り負けはない、それが糧となり過程となり愛が増す、個人の結果が不本意でもチームとして成績を残す、といったことが繋がっているなと体感し、マイルの応援へ向かいました。こういったことから、チーム全員で挑み続け、全力で取り組むことをもって#学大は負けない につながると僕は考えましたが、この解釈は十人十色の解釈があって良いし、その方が面白いと思います。
また話は変わり、普段はちょっと近寄りがたい雰囲気だったり怖い印象があるかもしれませんが、僕は学大でよかった、チーム大好き、みんな大好きといった人間が大好きな奴です。人との出会いや関わりって人生で一番大切なことだと投擲ブロックや就活の面接官に何度も話してきて、誰か一人が欠けていたら今回の成績を収めることはできなかったと本気で思っています。みんな自慢の仲間です。それ以外でも陸上部にいろんな形で関わってくれた人も自慢の友達、後輩です。みんなありがとう!これからもよろしく!
最後に、僕の陸上人生はどんな形であれ残り3ヶ月で終わります。どんな未来が待っているかわからないし、今知ろうとする必要はないと思っています。やるしかない、とにかく全力で。大好きなみんながついてるし大丈夫。だって、学大は負けないから。

投擲ブロック4年 中野龍星