1年生コラム「真摯に、謙虚に、でも貪欲に」

はじめまして。東京都立西高等学校出身、A 類数学 1 年の高橋勇樹です。中長距離ブロックに所属しており、800m を主戦場にしています。ぎこちない文章ですが少しお付き合い頂けると嬉しいです。

当時サッカー少年だった僕が親に連れられ人生初めてレースに出ることになったのは 2009年年長の冬のことです。3km でした。その記念すべき僕にとっての初めてのレースが学芸大学の大会でした。そこから僕の陸上人生が始まりました。小学校の卒業と共にサッカーをやめ、地元の中学で陸上を始めました。そこからなんの縁か、13 年後の現在、学芸大学の中長距離ブロックに入ることになりました。またこの思い出の地で陸上することができる。
感謝の思いを胸に走っていきたいと思います。

僕は大学での陸上を続けるにあたって大きく 2 つの目標を掲げています。1 つ目は 3 年生で関カレ出場することです。僕は大学で留学を始め色々なことにチャレンジしたいと思っており、そのため 3 年生の関カレで陸上競技からは引退することを決めています。僕は陸上で関東大会に出場したことがありません。陸上人生の最後、有終の美を飾るため関カレをターゲットに 1 年生から努力を積み上げていきたいと思います。そして 2 つ目は、陸上を通じて精神面を成長させるということです。陸上で培ったことが社会に出てから大いに役立つと考えています。コミュニケーションはもちろんのこと、己を俯瞰する力、継続力。陸上は個人競技所以、自らを律するも怠惰な道を進むも自分次第です。競技のためにも自分の将来のためにも常にハングリー精神で取り組んでいきます。

周りの人への感謝を常に忘れず、真摯に、謙虚に、でも貪欲に。学芸大学の陸上部の皆さん、よろしくお願いします。