1年生コラム「COFFee の件について」

こんにちは!今回のコラムの執筆を担当します、跳躍ブロック一年の藤原虎太郎です。私は初等教育の理科コースの学生としてこの東京学芸大学に通っています。理科コースなので“当然”理科が大好きで、科学的な議論が大好物です。先日こんなことがありました。

コーヒーを飲めない友人が「コーヒーってどうやって作るんだろうね」そんな話を持ち出してきました。私はここで即答しました。「コーヒー豆の抽出実験でしょ?」
さらに続けて「それか、一酸化炭素と鉄の化合物の可能性もあるね」と、、、

…どうなのでしょうか。これはかなり会心のネタだったのですが…実際普通の人はどう思うのでしょうか。“普通の”というのは、つまり私の友人は少しおかしいのではないか、と疑っているという事です。この話をしたとき、その場は大盛り上がりでそれはそれは話が弾みました。しかし、家族にこのネタを披露したところ、まったく理解されずに冷たい空気が流れました。この事件以降私はネタ披露を自重しています。

誰が普通なのかは置いておいて、このように自分が面白いと思っていたことがほかの誰かにはつまらないものだったりすることが、あると思います。陸上競技は特にそれが顕著だと感じます。長距離だと、「マラソンなんて疲れるだけだし何が面白いかわからない」スプリントは、「ただ走るだけ」跳躍競技、投擲種目も「跳ぶだけ、投げるだけ」と言われてしまいます。そんな時に大切なのは、“ほかの人の言葉に惑わされず、自分を貫くこと”ではないでしょうか。練習がハードになることが多く、しかも努力が結果に結び付きにくい陸上競技を自ら選び励んでいる、そんな自分を褒めたたえて、そんな自分を信じること。それが大切になるのではないでしょうか。最近の私はこれを信条に掲げています。

つまり、私はネタを封印する必要がないのかもしれませんね。これからは自分のユーモアセンスを信じて、怖気づくことなく堂々と面白いことを言っていこうと思います!