1年生コラム「物は言いよう」

失礼します。この度コラムを書かせていただきます。A類保健体育コース1年、男子短距離ブロックの渋川陽希です。

まずは簡単に自己紹介からさせて頂きます。2004年6月1日生まれの19歳、福島県いわき市の磐城高校出身です。小学6年生の頃から陸上競技を始め、今年で8年目です。よろしくお願いします!

「あの時告白すれば良かったなぁ」「あんな人の事好きにならなきゃ良かった」などなど、今までに何回後悔してきたか数え切れません。今でも高校時代をやり直したいと考えてしまう時があります。やった後悔、やらなかった後悔、いずれの後悔も不幸、失意、自責の原因となって襲いかかってきます。今回はこういった後悔をしないための生き方、考え方についてお話ししようと思います。

僕は最近、1年A保陸上部の2人に触発され、本を読み始めました。記念すべき1冊目が「後悔しない生き方」です。その本が示す後悔しない方法のひとつに「心の声にしたがう」といった事があります。心の声とは、現代の優れた科学技術や法則、推論を用いたとしても理屈では説明のつかないもの、まさに運命のようなものです。一目見て「これは運命だ!」と感じたならその場で立ち止まっている暇はありません。果敢にアタックしましょう。陸上競技において心の声を聞き取ることは難しいかもしれませんが、現代様々な練習方法がある中で「これだ!」と感じるものがあれば積極的に取り組んでみてはいかがでしょうか。きっと後悔することはないと信じています。

もう一つ、これは本に書いてあることではありませんが、物事を長い目で見ることも後悔しないための秘訣であると思います。僕は、東北高校総体のマイル7位でインターハイ出場を逃しました。その当時は悔しくて悔しくてたまりませんでしたが、その悔しさがあったからこそ、高校でやめようと考えていた陸上に今励むことができています。敗北や失敗、間違いをしたとしても、それらが何かしらの動機づけやヒントとなれば、それは後悔ではなく成功への道しるべとなってくれます。

最後に当たり前ではありますが、自分のビジョンを実現させることが1番の後悔しない方法です。明確な目的がなければ自分の人生を軌道に乗せることは困難です。皆さんそれぞれに目標や夢があると思いますが、その目標までの道のりを明確にすることでビジョンははっきりとしてくるはずです。これからの4年間、個人で全カレ出場している姿を僕のビジョンとして突っ走っていきたいと思います!!!