【部員コラム】第409回「アスリートとして」

    
失礼します。私埼玉県埼玉県立熊谷高等学校出身A類保健体育選修見澤卓と申します。
    
現在は東京学芸大学男子中長距離ブロックに所属させていただいております。今後ともよろしくお願い致します。それではいっ(以下略)。
    
さて、今回松尾の決意表明後のコラムを依頼され非常に書きにくい所ではありますが、自分の陸上に対する考え方を伝えたいと思います。
    

陸上人生最後の冬季練習に入りすでに折り返しを迎えていますが、私が陸上をやっていく上で最も大切にしている事は、『なんのために陸上を続けているのか』という事です。これはモチベーションに深く関わりますが、なんの目的でその練習に向かっていくかで練習内容は180度変わってきます。
    
今モチベーションが湧かずに悩んでいる人は、なぜ明日600×5をやるのか?なぜ明後日300×3×3をやるのか?と自分に問う必要があると思います。
    
目標が決まればそれに対する取り組みが決まり、そこから毎日のメニューが決まっていきます。その点で言えば、コーチはいないですが自分で考え自分で実行できるこの大学のスタイルは私にとってベストだなと改めて感じます。
    
更に言えばこの大学にはオールウェザーのトラック、ウエイトルーム、芝生や不整地などなど結果を出すために十分な設備が備わっていると思います。そのため自分の結果を環境のせいにはしたくないし、それが言い訳になっている人はそこからの進歩もないと思います。
    

人によってアプローチの方法は多々あると思いますが私を含めこの大学に入り結果が出せていない人はやはりどこかに不足している部分があるはずです。私自身の課題でもありますが弱点を冷静に分析し、1つ1つこなしていくことが強くなるための必須条件です。
    
(なんだか吉田くんのコラムの内容とほぼ同じようですね汗)
    

最後に、大学に入った当初はなんとなく陸上をやっていればいいと思っていましたが他大学の様子や周りのチームメイトと切磋琢磨していくにつれ、
    
陸上自体を楽しむことは必要だと思いますが、それと同じように『確かな結果』が求められるのが大学陸上であると思うようになりました。
    

アスリートとして、自分の人生をかけて陸上をしているのだという自覚をもちラストシーズン駆け抜けます。
    

2018年1月11日 見澤 卓